ボクの奥さん

ボクの奥さんは、甲斐よしひろさんの大ファン。そんな彼女との生活をお話したいと思います。

大森信和さんその3

2013-07-09 19:23:11 | 日記
大森さんといえば…【アップルパイ】ですよね♪(笑)

奥さん所蔵の楽譜本には、松藤さんが採譜された譜面と

甲斐さんのワンポイント・アドバイスが載っているんだけど…

アップルパイは『大森信和がソロを取っている珍しい曲』

『途中の転調は気にしないで可愛らしく歌ってください』(爆)

『エンディングのコーラスは友だちと楽しく…』と書かれてます(笑)

当時、甲斐さんはこの曲を歌うつもりがなく

軽い気持ちで大森さんに振ったら
思いの外の快諾で驚いたそうだ(爆)

でも後になって

『みんなのうた』みたいな童謡・唱歌としては良い曲だと思う
とおっしゃっていたらしい(笑)

ご自身のアコギライブでも
理性をかなぐり捨てて(爆)披露されたことですしね♪

この曲を歌ったことについて大森さんは

日本で指に数えられるヴォーカリストと
一緒に仕事してれば自分の実力は判る(苦笑)

ひとえに、当時はナニも知らなかった(爆)
と話されていたという(笑)


大森さんはよく
『甲斐バンドは甲斐よしひろのヴォーカル・バンド』だから

甲斐さんの歌が引き立つような演奏をしないと…と
おっしゃっていたらしい


前出の楽譜本によると…

【光と影】は

甲斐さんが『ジェレミー』という映画を見て感動し

1日足らずで書き上げた詩に
大森さんがメロディをつけたようだ

甲斐さんは
『シンプルでとても気に入ってます』

『甲斐バンドの作品では
詞と曲が珍しく(笑)ピッタリ合っている傑作だと思っています』

とコメントされてます

他にも【くだけたネオンサイン】や【25時の追跡】など

甲斐さんお気に入りの大森作品がありますが

大森さんにとっては
甲斐バンドで演奏する曲とは別に

クラシックやブルースといった
大森さん個人の血肉となっているものから

自由に湧き出て来た曲を作って
バランスを取っていたということらしい


デビュー当時、甲斐さんはよく大森さんに

『リード・ギターなんだから(ステージの)前へ出ろ!』
とおっしゃっていたそうだ(笑)

エレキに持ち替えてから日が浅く
猛練習はしていても

目の前にいる観客にアピールする演奏は

ステージ経験を積まないと
ナカナカ身につかないものでしょうね

鏡の前で練習されてもイタイですし…(汗)


その後、マネージャーの武石さんから

口数が少ない(笑)松藤さんより
さらにプライベートでは寡黙な大森さんが

ステージでは別人のように挑発的になり
仮想敵を定めてプレイする危険なギタリストだと言われたという

余談ですが…

奥さんは昔、大森さんの目の前の席で
標的に選ばれたことがある(爆)

大声で叫びながらギターを弾いて
時折、奥さんに指を突きつけて来る大森さんは

ちょっと…イヤ、かなり怖かったらしい(汗)


それはさておき…

大森さんのひととなりを語る上で外せない有名な話を…

初めて甲斐バンドが北海道に行った時

吹雪の中、カチカチに凍っている道を
自分たちで楽器を運びながら歩いていて

大森さんが滑って激しく転倒したにも関わらず
両手でギターと機材を上にあげ

雪で体は真っ白なまま
『ぶつけなかったぞ、ギターを!』と言ってニコッと笑ったそうだ

甲斐さんは、その様子を見て

『ああ、ここにもミュージシャンがいる』と
本当に嬉しかったとおっしゃってました♪


もうひとつは以前にも触れましたけど…

『ガラスの動物園』のレコーディング中に

甲斐さんがスタジオで大森さんに椅子を投げつけた話…(汗)

甲斐さんは

レコーディングが思うようにいかないことにイラつき
ご自身への不甲斐なさも相まって

煮詰まった思いを叩きつけたらしいんだけど
大森さんはその思いをバシッと受けて立ってくれたと

おっしゃったそうだ

『血肉争う仲間だもんね(笑)俺ら』という甲斐さんと

大森さんの

『悪いうわさの間奏に10時間かけて
指を切りながらプレイしたけど
あのパワーは常に持っていたい』という言葉が

『甲斐バンド』を象徴していると思います


余談ですが…

大森さんの特技は

食物の見本を見てウマイかマズイかを見分けることらしい(爆)

ちなみに、奥さんによると

大森さんは、会場内のレストランに入る時
必ず食品サンプルをご覧になるけど

いつも注文するのはコロッケだったそうだ(笑)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする