竹村和子『フェミニズム』(思考のフロンティア・シリーズ、岩波書店、2000年)
ひょんなことから竹村和子さんが亡くなったことを最近知った。別に面識があるわけでもないのだが、フェミニズムとかジェンダーといったことに関心が起きたちょうど2000年前後に、この本を見つけて、読んだところ、じつに論理が明確で、フェミニズム運動の歴史も的確にまとめられていたので、この竹村和子という著者は「できる!」と感心したので、心に刻まれたのだった。その後もこの人が書いたフェミニズムやジェンダー関連の本はないかと探したのだが、なかった。昨年亡くなったということを知ってから調べてみたら、それほどたくさんの本を書いたひとではないようだ。
竹村和子の『フェミニズム』を読んで、もっと知りたいと思い、同じ岩波書店の「思考のフロンティア・シリーズ」にはいっている田崎英明の『ジェンダー/セクシュアリティー』とか守中高明の『脱構築』だとかも読んでみたが、何が言いたいのかさっぱりわからない。外国の思想を紹介する本特有の、書いている本人にも分かっているのか?的な文章の、最悪の本であったので、余計に、竹村和子の本の素晴らしさを感じたものだった。
以前、私自身が、上野千鶴子と比較して、ちょっと触れていた。こちら
ひょんなことから竹村和子さんが亡くなったことを最近知った。別に面識があるわけでもないのだが、フェミニズムとかジェンダーといったことに関心が起きたちょうど2000年前後に、この本を見つけて、読んだところ、じつに論理が明確で、フェミニズム運動の歴史も的確にまとめられていたので、この竹村和子という著者は「できる!」と感心したので、心に刻まれたのだった。その後もこの人が書いたフェミニズムやジェンダー関連の本はないかと探したのだが、なかった。昨年亡くなったということを知ってから調べてみたら、それほどたくさんの本を書いたひとではないようだ。
竹村和子の『フェミニズム』を読んで、もっと知りたいと思い、同じ岩波書店の「思考のフロンティア・シリーズ」にはいっている田崎英明の『ジェンダー/セクシュアリティー』とか守中高明の『脱構築』だとかも読んでみたが、何が言いたいのかさっぱりわからない。外国の思想を紹介する本特有の、書いている本人にも分かっているのか?的な文章の、最悪の本であったので、余計に、竹村和子の本の素晴らしさを感じたものだった。
以前、私自身が、上野千鶴子と比較して、ちょっと触れていた。こちら