「コシヒカリBLとコシヒカリは別の品種だそうですが、表示はコシヒカリと書いてあります。自分の知る限りどこのお店でもそうなっていると思うのですが、不当表示、偽装表示には当たらないのでしょうか」という問い合わせがあった。
この問題を、オープンで語ると、幾ら自分でも危ない。
なので今回は、本人に直接メールで回答をした。
書いても問題ないだろう部分を言えば
玄米出荷時は、農産物検査法に基づいて「産地品種銘柄:新潟県産コシヒカリ」「品種名:コシヒカリBL」
精米時では、JAS法に基づいて「品種名:コシヒカリ」
このために購買する消費者は、「コシヒカリBL」と本来の「コシヒカリ」とを区別することが出来ない。
コシヒカリBLは、コシヒカリに「いもち病」に強い性質だけをプラスしたお米
食味や品質は、従来のコシヒカリと同等
いもち病の防除回数を減らすことができるため、農薬使用回数を約25%削減できる
新潟県内でしか栽培されていない
DNA鑑定により新潟県産であることを証明できる
という程度であろう。
現実として、コシヒカリBLは、病気に対する遺伝子などが異なっているために、品種登録上はコシヒカリとは別の品種と扱われてしまい、同一品種として登録できなかった。
DNAが違うのに、同じコシヒカリを名乗っている。
これは、誰が考えても変なことであろう。
J-GAPであれば、通用するかもしれない。
しかし、G-GAPとなると、果たしてこれは通用することなのだろうか。
問い合わせをしてくれた消費者の疑問は、自分としては正しいと思う。
しかし、残念ながら、これについては、ここまでが限界だ。
この問題を、オープンで語ると、幾ら自分でも危ない。
なので今回は、本人に直接メールで回答をした。
書いても問題ないだろう部分を言えば
玄米出荷時は、農産物検査法に基づいて「産地品種銘柄:新潟県産コシヒカリ」「品種名:コシヒカリBL」
精米時では、JAS法に基づいて「品種名:コシヒカリ」
このために購買する消費者は、「コシヒカリBL」と本来の「コシヒカリ」とを区別することが出来ない。
コシヒカリBLは、コシヒカリに「いもち病」に強い性質だけをプラスしたお米
食味や品質は、従来のコシヒカリと同等
いもち病の防除回数を減らすことができるため、農薬使用回数を約25%削減できる
新潟県内でしか栽培されていない
DNA鑑定により新潟県産であることを証明できる
という程度であろう。
現実として、コシヒカリBLは、病気に対する遺伝子などが異なっているために、品種登録上はコシヒカリとは別の品種と扱われてしまい、同一品種として登録できなかった。
DNAが違うのに、同じコシヒカリを名乗っている。
これは、誰が考えても変なことであろう。
J-GAPであれば、通用するかもしれない。
しかし、G-GAPとなると、果たしてこれは通用することなのだろうか。
問い合わせをしてくれた消費者の疑問は、自分としては正しいと思う。
しかし、残念ながら、これについては、ここまでが限界だ。