日伊文化交流会

サークル「日伊文化交流会」は板橋区で生まれ、元東都生協登録サークルとしてイタリア好きの人たちが集まり楽しく活動しています

「板東俘虜収容所」の世界展 -100年前の収容所に花開いたドイツ文化と日独交流の歴史-」に行ってきました(2019.1.15)@Bunkamura Box Gallery

2019年01月17日 | ドイツ語・独検
「板東俘虜収容所」の世界展 -100年前の収容所に花開いたドイツ文化と日独交流の歴史-」に行ってきました(2019.1.15)@Bunkamura Box Gallery




今日はひさびさに渋谷の文化村へと...ただし「ロマンティック・ロシア展」も「私はマリア・カラス」も素通り...ドイツ好きな夫と「板東俘虜収容所」の世界展」を見に来たのでした~(入場無料)

坂東俘虜収容所とは 徳島県鳴門市にある 第一次大戦の千人あまりのドイツ兵捕虜収容所です 

残された膨大な資料の一部が展示され ドイツ語の映像も流れておりました ←ドイツ語のみ!!何度も聞いちゃった( *´艸`)
最後に第九を日本人たちが歌うシーンは圧巻でした

ここは2018年10月に 徳島県初の国指定史跡(戦争関連施設として)に指定され 今は世界遺産の「世界の記憶」への申請を目指しているとのこと

松江所長による博愛の精神のもとで 収容所とは思えない自由な気風あふれる収容所運営だったそうで ドイツ人捕虜たちは第九の演奏やスポーツ 演劇や作品展などの文化活動に取り組み リトグラフやガリ版も残されていました
収容所でありながら 華やかなデザイン性あふれる作品が多く ウィーン世紀末美術の影響が残っているのですね

地元の人々との交流もありましたし 解放され帰国が決まった捕虜が 翌年使う版画のカレンダーを作って地元の人にプレゼントし それを寄贈されたものも展示してありました 戦時下の敵対する関係にありながら 互いの尊重と理解を通じた交流があったのですね 

ちなみに展示してあった「4 1/2 Jahre hinter in Stacheldraht 鉄条網の中の4年半」の本は 昭和54年の発売当時に 夫がすでに買っておりました~ ← ドイツの資料がうちに膨大にあるのです...

← いただいたチラシ類 右下はうちに40年前からある本


「板東俘虜収容所」の世界展
」は こちら(2019.1.12.~1.20)


    *    *    *

このあとすぐ近くの 移転なった日伊学院・欧日協会へと初めて行ってきました!! よかった~新しいパンフに自分の写真がまだ載ってて(笑)

前は大部屋で見晴らしがよかったから 違う言語の先生とも交流できたけど 今度は5階建てでフロア自体は狭いので コンパートメントみたいですね~ でもきれいですね~(#^.^#) ピアノスタジオやホールにキッチンスタジオもあるのですね!!

このあたりはオリンピックのための再開発で いつも待ち合わせしていた本屋さん等もなくなってしまい寂しい... 




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