NHKドイツ語講座でもおなじみのマライ・メントラインさんの出版記念講演会「笑うときにも真面目なんです」に参加しました(2017.9.8)@(公財)日独協会
NHKドイツ語講座でもおなじみの マライ・メントライン(Marei Mentlein)さんの出版記念講演会に行ってきました!! マライさん初の著書『笑うときにも真面目なんです』にもサインしていただきました♪
この本はNHKドイツ語講座テキスト巻末の連載をまとめて 日本語訳をつけたり等 3年がかりで出されたエッセイ集で 音源(マライさん吹込み)もダウンロードできます
私はヘンドリックス先生の「耳が喜ぶドイツ語」のCDでいつもマライさんの声を聞いていました♪ しっかりしてて理知的でかわいくておしゃまで...いや昔からの知り合いみたいな感じ!!(笑) ←「Euro24」もいつも見ていました!
さて 本のタイトル「笑う時にも真面目」ですが 実はこのタイトルをつけた理由のひとつが ドイツ人のWitz(ジョーク)文化だということです
なんでも ジョークに対しておかえしにジョークを言う「ジョーク文化」があって ちゃんと笑わ(え)ないといけないから みなさんジョーク集なんかを買って予習してくるんだそうで... しかしどこかしら地元のジョークがメインなので いまいちインターナショナルにならないそうで... うんわかる( *´艸`)
ためしにオランダ人についてのジョークをご披露していただいたのですが いまいち笑えなくて...ドイツ人じゃないと面白くないのかも??
また 「ドイツ人あるある」について クイズを交えてご紹介いただきました!
ドイツ人が赤信号を渡らないのはなぜか? 「ルールだから」ではなく「ルールに納得しているから」なのだそうです うんわかる! なんでも納得しないと気がすまないのですね
例えば飲み会のあとの支払いも時間がかかるんだそうで... 私はビール飲まないから 肉は食べないからetc... 自分の食べた分だけ払いたくて しかもどんぶり勘定でなくて 一円単位まできっちりと会計するので大変なんですよ~ 特に来日したてのドイツ人程その傾向あり...だんだんと日本人のように割り勘に慣れてきますけどね
というわけで...
Wir zahlen getrennt! 別々に支払います! ←覚えておくと役に立つドイツ語フレーズ♪
ドイツ人のおうちに行くと 全部屋をくまなくみせてくれますが きちんと褒めましょう♪
そしてドイツ人のおうちはいつも整理整頓ピッカピカ♪♪ 汚いおうちもあるにはあるが それはドイツ人にとっては 恥を捨てたも同じで とにかくすきま時間にちょこちょこきれいにしたり あとは「お掃除スイッチ」が入ると ずーっと徹底的に掃除し続けるのだそうです!!
ドイツ人に人気の動物は 特にティーンの女の子にとっては 馬(Pferd)だそうで 馬の雑誌なども幾種類もあり 男の子に夢中になる前はまず馬!! 日本でもペットの漫画雑誌はあるけど 馬だけの雑誌とは...
ドイツ人のバーベキュー愛♡ この肉の山!山! さすがドイツ人という感じで 味覚よりも満腹感を優先させるのだそうです
← バーベキュー!! くわしくはマライさんの本を(笑)
そしてじゃがいも大好き! ←フリードリッヒ大王がジャガイモを広めて飢饉から人々を救い 今も墓の上にはいろんなじゃがいもが添えられています
← Kartoffelsalatはこのように いつもどーんと大盛り( `ー´)ノ
ここで次のフレーズ
Haupusache es macht satt. 満腹ならそれでよし
また メルケル首相がパートナーシップ婚(同姓婚)の法律を成立させたようなもの カーニバル好きは主に西と南で 北はあまりさわがない等...そして 工業製品のような味(?)の グミ(Gummi)のサルミアッキ(SALMIAKKI)も皆さんでまわして食べてみました
← これが黒いグミと言われるサルミアッキ!!
マライさんは北ドイツのキール出身で キール市役所(Kieler Radhaus)の塔は ヴェネツィアのサン・マルコの鐘楼(Campanile di San Marco)をまねて作られたそうで キールの自慢なのだそうです
次に「パタノスター(Paternoster)」という扉のないエレベーター!! これは古い大学などに少し残っているそうですが 扉がないので間違えると事故に遭うため 慣れた人でないと乗りません
マライさんは子供の頃に入った民族博物館で見た「漢字(Kanji)」に感激し 大きくなったら日本語を勉強したい!!と思われたそうです 「木」は形も木にそっくりだし Baumといちいち書かなくてもいいからって(*^-^*)
昔 私がドイツの小学校で子供たちに漢字を披露した時 「一 二 三」がチョー受けて 「四」は棒が4つじゃないの?と聞かれたこと思い出した(笑)
16才で初来日され10か月間の留学を経て 大学卒業後すぐに来日されたそうです 今は通訳や翻訳 テレビプロデューサー ライター等 多岐にわたるお仕事をされてらっしゃいます 「職業はドイツ人」とのこと!!
ドイツの洗濯機はお湯で消毒するタイプだけど 日本の洗濯機の水が冷たいのが悲しいって... これは 日本人が熱い湯舟につかれないのが悲しいのと同じかな? ← 調べてみると お湯で洗うタイプの洗濯機は あるにはありますが 業務用がメインで一般家庭にはまだ時間がかかりそうです
来日後は ドイツそして日本に詳しくなったそうです
先ほどのクイズのように ドイツ人は納得しないと払わないのですが 無駄遣いをせず節約上手で (詳しくはマライさんの本もしくは「耳が喜ぶドイツ語(Hören macht Spaß!)」のGeiz und Geilを参照) その浮いたお金でバカンスに行って日焼けするか あるいは日焼けクリームを買います(笑)
そういえばイタリア人も 小麦色の肌はヴァカンスに行った証で せっせと焼きますね( *´艸`) ← 日焼けをきらう日本人からすると 正反対ですね~
この日は満席でキャンセル待ちも多かったそうで 若い方が多かったようです
私は数年前のNHKイタリア語講座でおなじみのアリーチェ・セッテンブリーニさんのインタビュー(イタリア文化会館で自分で行った)に続き 今回はマライ・メントラインさんにもお会いできてハッピーでした♡
← 本を手にツーショット
それにしても日本語ペラペラ!! ぜひマライさんの著書を読んでください♪
「休むためならあくせく働き、笑うときにもルールがあって、ケチが尊敬に値する...そんなドイツ人「あるある」を やさしいドイツ語でたのしく描いた、16の対訳エッセイ集」
「笑う時にも 真面目なんです(Wir lachen ernsthaft)」は こちら
開催のお知らせは こちら
マライ・メントラインさんの今後のご活躍を 陰ながらお祈り申し上げます
この10月からのNHKラジオドイツ語講座応用編(木・金)「ベルリン 変容する都市」に ここ日独協会職員の鎌田タベアさんが出演しています!! やはり日本語ペラペラのベルリン出身の方です!(^^)! 彼女の著書「日本人が知りたいドイツ人の当たり前」は こちら
* 写真は ティーンズ向けの「馬」の雑誌数々
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NHKドイツ語講座でもおなじみの マライ・メントライン(Marei Mentlein)さんの出版記念講演会に行ってきました!! マライさん初の著書『笑うときにも真面目なんです』にもサインしていただきました♪
この本はNHKドイツ語講座テキスト巻末の連載をまとめて 日本語訳をつけたり等 3年がかりで出されたエッセイ集で 音源(マライさん吹込み)もダウンロードできます
私はヘンドリックス先生の「耳が喜ぶドイツ語」のCDでいつもマライさんの声を聞いていました♪ しっかりしてて理知的でかわいくておしゃまで...いや昔からの知り合いみたいな感じ!!(笑) ←「Euro24」もいつも見ていました!
さて 本のタイトル「笑う時にも真面目」ですが 実はこのタイトルをつけた理由のひとつが ドイツ人のWitz(ジョーク)文化だということです
なんでも ジョークに対しておかえしにジョークを言う「ジョーク文化」があって ちゃんと笑わ(え)ないといけないから みなさんジョーク集なんかを買って予習してくるんだそうで... しかしどこかしら地元のジョークがメインなので いまいちインターナショナルにならないそうで... うんわかる( *´艸`)
ためしにオランダ人についてのジョークをご披露していただいたのですが いまいち笑えなくて...ドイツ人じゃないと面白くないのかも??
また 「ドイツ人あるある」について クイズを交えてご紹介いただきました!
ドイツ人が赤信号を渡らないのはなぜか? 「ルールだから」ではなく「ルールに納得しているから」なのだそうです うんわかる! なんでも納得しないと気がすまないのですね
例えば飲み会のあとの支払いも時間がかかるんだそうで... 私はビール飲まないから 肉は食べないからetc... 自分の食べた分だけ払いたくて しかもどんぶり勘定でなくて 一円単位まできっちりと会計するので大変なんですよ~ 特に来日したてのドイツ人程その傾向あり...だんだんと日本人のように割り勘に慣れてきますけどね
というわけで...
Wir zahlen getrennt! 別々に支払います! ←覚えておくと役に立つドイツ語フレーズ♪
ドイツ人のおうちに行くと 全部屋をくまなくみせてくれますが きちんと褒めましょう♪
そしてドイツ人のおうちはいつも整理整頓ピッカピカ♪♪ 汚いおうちもあるにはあるが それはドイツ人にとっては 恥を捨てたも同じで とにかくすきま時間にちょこちょこきれいにしたり あとは「お掃除スイッチ」が入ると ずーっと徹底的に掃除し続けるのだそうです!!
ドイツ人に人気の動物は 特にティーンの女の子にとっては 馬(Pferd)だそうで 馬の雑誌なども幾種類もあり 男の子に夢中になる前はまず馬!! 日本でもペットの漫画雑誌はあるけど 馬だけの雑誌とは...
ドイツ人のバーベキュー愛♡ この肉の山!山! さすがドイツ人という感じで 味覚よりも満腹感を優先させるのだそうです

そしてじゃがいも大好き! ←フリードリッヒ大王がジャガイモを広めて飢饉から人々を救い 今も墓の上にはいろんなじゃがいもが添えられています

ここで次のフレーズ
Haupusache es macht satt. 満腹ならそれでよし
また メルケル首相がパートナーシップ婚(同姓婚)の法律を成立させたようなもの カーニバル好きは主に西と南で 北はあまりさわがない等...そして 工業製品のような味(?)の グミ(Gummi)のサルミアッキ(SALMIAKKI)も皆さんでまわして食べてみました

マライさんは北ドイツのキール出身で キール市役所(Kieler Radhaus)の塔は ヴェネツィアのサン・マルコの鐘楼(Campanile di San Marco)をまねて作られたそうで キールの自慢なのだそうです
次に「パタノスター(Paternoster)」という扉のないエレベーター!! これは古い大学などに少し残っているそうですが 扉がないので間違えると事故に遭うため 慣れた人でないと乗りません
マライさんは子供の頃に入った民族博物館で見た「漢字(Kanji)」に感激し 大きくなったら日本語を勉強したい!!と思われたそうです 「木」は形も木にそっくりだし Baumといちいち書かなくてもいいからって(*^-^*)
昔 私がドイツの小学校で子供たちに漢字を披露した時 「一 二 三」がチョー受けて 「四」は棒が4つじゃないの?と聞かれたこと思い出した(笑)
16才で初来日され10か月間の留学を経て 大学卒業後すぐに来日されたそうです 今は通訳や翻訳 テレビプロデューサー ライター等 多岐にわたるお仕事をされてらっしゃいます 「職業はドイツ人」とのこと!!
ドイツの洗濯機はお湯で消毒するタイプだけど 日本の洗濯機の水が冷たいのが悲しいって... これは 日本人が熱い湯舟につかれないのが悲しいのと同じかな? ← 調べてみると お湯で洗うタイプの洗濯機は あるにはありますが 業務用がメインで一般家庭にはまだ時間がかかりそうです
来日後は ドイツそして日本に詳しくなったそうです
先ほどのクイズのように ドイツ人は納得しないと払わないのですが 無駄遣いをせず節約上手で (詳しくはマライさんの本もしくは「耳が喜ぶドイツ語(Hören macht Spaß!)」のGeiz und Geilを参照) その浮いたお金でバカンスに行って日焼けするか あるいは日焼けクリームを買います(笑)
そういえばイタリア人も 小麦色の肌はヴァカンスに行った証で せっせと焼きますね( *´艸`) ← 日焼けをきらう日本人からすると 正反対ですね~
この日は満席でキャンセル待ちも多かったそうで 若い方が多かったようです
私は数年前のNHKイタリア語講座でおなじみのアリーチェ・セッテンブリーニさんのインタビュー(イタリア文化会館で自分で行った)に続き 今回はマライ・メントラインさんにもお会いできてハッピーでした♡

それにしても日本語ペラペラ!! ぜひマライさんの著書を読んでください♪
「休むためならあくせく働き、笑うときにもルールがあって、ケチが尊敬に値する...そんなドイツ人「あるある」を やさしいドイツ語でたのしく描いた、16の対訳エッセイ集」
「笑う時にも 真面目なんです(Wir lachen ernsthaft)」は こちら
開催のお知らせは こちら
マライ・メントラインさんの今後のご活躍を 陰ながらお祈り申し上げます
この10月からのNHKラジオドイツ語講座応用編(木・金)「ベルリン 変容する都市」に ここ日独協会職員の鎌田タベアさんが出演しています!! やはり日本語ペラペラのベルリン出身の方です!(^^)! 彼女の著書「日本人が知りたいドイツ人の当たり前」は こちら
* 写真は ティーンズ向けの「馬」の雑誌数々

