日伊文化交流会

サークル「日伊文化交流会」は板橋区で生まれ、元東都生協登録サークルとしてイタリア好きの人たちが集まり楽しく活動しています

I’Italia ha scelto l’abolizione della energia atomica 脱原発を選んだイタリア(2012年春)

2012年03月10日 | イタリア語作文・二次対策
I’Italia ha scelto l’abolizione dell’energia atomica –
Ho letto un libro "Si allarga più l’abolizione dell’energia atomica del mondo”. (gennaio 2012)
脱原発を選んだイタリア - 「世界で広がる脱原発」を読んで(2012年1月)


*この文章は 上記の本を読んだ感想をイタリア語にしたものです



Dopo l'incidente di Fukushima come è andata la decisione dell’uso dell’energia atomica del mondo? Ho letto un libro che parla del cambiamento della politica dell’energia atomica del mondo. Il titolo: “Si allarga più l’abolizione dell’energia atomica del mondo”.

フクシマの原発事故のあとで、世界の原子力エネルギー使用の決定はどうなったのだろうか?私は世界の原子力エネルギー政策の転換について書かれた本を読んだ。タイトルは: 「世界で広がる脱原発」。


In Italia che abbia gìa scelto di abolirla con il referendum popolare nel 1987 (un anno dopo l’incidente di Černobyl' nel 1986) ha deciso di abolirla dopo del referendum popolare in giugno 2011. C’erano molte complicazioni per ottenere l’abolizione dell’energia atomica con grande maggioranza, per esempio un suggerimento nascosta del ex-presidente Silvio Berlusconi che volevo ostacolarla.

すでに1987年(1986年のチェルノブイリ原発事故の翌年)に国民投票により脱原発を選んだイタリアは、2011年6月に国民投票により脱原発を決めた。原子力エネルギー廃止を圧倒的多数で勝ち取るまでには沢山の紆余曲折があった、たとえば国民投票を阻止したかったベルルスコーニ前首相の差し金などが。

In Italia la tariffa elettrica è molto alta, ma non è causata dalla mancanza dell’elettricità senza energia atomica, è causata proprio del trucco del sistema della tariffa elettrica. Penso che sìa urgente e necessario sviluppare l’energia verde (le energie alternative) che sono gìa sviluppate molto, per esempio solare, idroelettrica, geotermica ed energia eolica, etc…

Inoltre sono molto felice di sapere che tanti bambini di Fukushima sono stati invitati in Italia nell’estate del 2011, perche avevo participato all’attivitá di invitare i bambini di Černobyl' in Giappone quasi 20 anni fa.

イタリアの電気料金はとても高い、しかしそれは原子力エネルギーがないことによる電力不足によるものではなく、電力料金システムのトリックによるものだ。グリーンエネルギー(代替エネルギー)開発が急務だが、すでに太陽光、水力、地熱そして風力エネルギー等の開発は進んでいる…。

その他には2011年夏に多くのフクシマの子ども達がイタリアに招かれたことを知ってとてもうれしい、なぜなら私は20年ほど前にチェルノブイリの子ども達を日本に招く活動に携わっていたからだ。


Come’è andata negli altri paesi? La Germania ha abolito l’energia atomica subito dopo l’incidente di Černobyl' ed anche di Fukushima, penso che il livello di coscienza civile di proteggere l’ambiente sìa molto alto. Invece in Francia l’energia atomica ed armi nucleari sono state sviluppate come politica del governo, e non cambia la politica dell’energia atomica.


他の国々ではどうだったのだろうか?ドイツはチェルノブイリ原発事故そしてフクシマの事故のあとすぐに原子力エネルギーを放棄した、市民の環境保護の意識レベルがとても高いのだろうと思っている。反面フランスは原子力エネルギーと核兵器を国策として開発してきており、原子力エネルギー政策を変えていない。

Leggendo questo libro ho potuto conoscere il cambiamento della politica dell’energia negli altri paesi, per esmpio in America, in Taiwan, in Cina in cui un reattore è stato messo in funzione di nuovo dopo l’incidente di Fukushima, in Corea del Sud, in Russia in cui il incidente di Černobyl' è accaduto, in Europa Orientale (in Armenia c’è un reattore vecchio che è stato pensato come il reattore più pericoloso del mondo nel paese sismico!!!), in Spagna, in Austria che ha gìa abolito l’energia atomica nel 1978 (prima dell’incidente di “Three Mile Island” nel 1979!!), e in altri paesi di EU, etc…

この本を読んで私は他の国々のエネルギー政策の転換を知ることができた、たとえばアメリカ、台湾、フクシマの事故後初めて新たに原子炉を稼働させた中国、韓国、チェルノブイリ原発事故が起きたロシア、東欧(アルメニアには世界で最も危険と考えられる老朽化した原子炉があの地震国にあるのだ!!!)、スペイン、1978年(1979年のスリーマイル原発事故の前!!) に原子力エネルギーを廃棄したオーストリア、そしてEU諸国その他…。

Allora, dopo che tanti paesi del mondo hanno deciso di cambiare o non cabmiare la politica di energia atomica dopo l’incidente di Fukushima molto molto grave, come sarebbe il “cambiamento” in Giappone…?
                  

世界の多くの国々がこのとてもとても酷いフクシマの事故のあとで原子力エネルギー政策を変える、あるいは変えない決定を下したあとで、日本での(エネルギー政策の)「転換(cambiamento)」は、さて、どうなるのだろうか…?                                         Fine.


*このイタリア語作文は 私がお正月に読んだ本のことを新年最初のレッスンで提出した「自由作文」の宿題で書いたものです 先生に添削していただき初めてここに拙文を掲載させていただきました (人に読んでもらえるほどの文が書けたかどうか不安ですが~)  先生からは"Brava!"とのコメントをいただき(初めて??)嬉しかったですね~(*^_^*)

本の感想(日本語)の記事はこちら

追記:

米、34年ぶり原発認可(2012年2.10)

ドイツ電力輸出超過(2012.2.20)

クゥエートが原発建設を断念(2012.2.22)

明日 2012年3月11日を前に 本日謹んで掲載させていただきますm(_ _)m



*     *     *
2012年10月の日仏独のエネルギーシンポジウムでは フランスも原発を減らすことを目標にしているとの報告かありましたので 追記しておきますね:

日・独・仏のエネルギー政策のシンポジウムを聞いてきました  
3名の専門家がそれぞれのエネルギー政策を 原子力の位置づけとその課題を含めてレクチャーされました:

ドイツには倫理委員会があり 生命倫理なども含めて審議される 1990年の電力供給法により 再生可能エネルギーを優先利用することが決まったとのこと 
2022年までに17基すべての廃炉を目指す 

フランスは資源に乏しく 70年代のオイルショック以後 エネルギー自給率をあげるため今は約74%が原子力という推進国 
58基の軽水炉を持ち 2005年のエネルギー法により自給率の維持と供給安定 競争力のある低価格とCO2を押さえることが責務とされる

再生可能エネルギーも原発も同じように投資してゆくというエネルギーベストミックスを進めているが それでも2025年までに75%から50%まで原発を減らすとのこと (建設中のものはそのまま ただし古くて問題の多い炉は止める)

また「3×20 by 2020」つまり 2020年までにエネルギー効率を20%高め、Co2を20%削減し再生可能エネルギーを20%増やすという目標がある 核廃棄物も次世代に後送りしないという目標あり 


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