日伊文化交流会

サークル「日伊文化交流会」は板橋区で生まれ、元東都生協登録サークルとしてイタリア好きの人たちが集まり楽しく活動しています

第6回難民映画祭で「終着点: ランぺドゥーサ島」「ニガ―」を観て来ました(10/5)

2011年10月06日 | イタリア映画・映画
第6回難民映画祭で「終着点: ランぺドゥーサ島」「ニガ―」を観て来ました(10/5)


10月5日(水)にイタリア文化会館で行われた第6回難民映画祭で 「終着点: ランぺドゥーサ島(Last Stop Lampedusa」」「ニガ―(Nigger)」を観て来ました  難民映画祭を観るのは実は初めてです

この「終着点: ランぺドゥーサ島」は 今年2月にシチリア島の南西にあるランぺドゥーサ島という小さな島に チュニジア等からの難民が大量に押し寄せた時のドキュメンタリー映画で もうひとつの「ニガ―」という作品は 南イタリアのカラブリア州にあるサンタ・アンナという小さな街の難民キャンプに やはり多くの難民が入った時の住民たちの戸惑いを描いた作品でした

終了後にはイタリア文化会館の担当官の方が 映画の背景についてのトークと質疑応答をしてくださり 一時間以上にわたるこれは非常に有意義なものでした このような問題に意識の高い方たちが途切れることなく質問をし 地図を写しながら丁寧にそれに答えてくださり 通訳もピカ一で ここでしか聞けない話などもありました 

最後には担当官自らが 島国である日本に もしこのように大量の難民が来たらどうしますか?と 私たちに質問を投げかけてくださいました (私はただただ聞くだけでしたが)

第6回難民映画祭(6th UNHCR Refugee Film Festival)」は10月1日(土)~10月9日(日)まで開催しています
今日10月6日(木)は 16:00~「インピュニティー」 19:00~ 「そのひとときの自由」 10月7日(金)は16:00~「デザート・フラワー」 19:00~「エネミーズ・オブ・ザ・ピープル」を上映します 他にもセルバンテス文化センター東京 青山学院アスタジオ等でも上映しています 入場は無料ですが 募金箱が置いてあります

主催:  国連難民高等弁務官UNHCR (The UN Refugee Agency)駐日事務所
開催のお知らせはこちら


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「世界遺産ヴェネツィア展」 見学会リポート(2011.10.1)

2011年10月06日 | イタリアの美術館・博物館
「世界遺産ヴェネツィア展」 見学会リポート(2011.10.1)


世界遺産ヴェネツィア展」見学会リポート(2011.10.1) 


江戸東京博物館で開催中の「世界遺産ヴェネツィア展」見学会は 会員と先生方でまずは 両国駅そばのアレグレッッァというお店でイタリアンランチをいただきながら歓談 

2時頃から江戸博に行き「世界遺産ヴェネツィア展」を見学 とにかく広いですね!
ポスターにもなった絵 「サン・マルコのライオン」(ヴィットーレ・カルパッチョ作)は ヴェネツィアのシンボルでもあるライオンのとげを抜いてあげた聖マルコの話があるそうです 
私の見たかった「総督モロジーニの祈祷書と銃」は 小さな祈祷書の中に さらに小さな護身用の銃が仕組まれており 実に小さく実物を観て驚きました  
香水売り」等の絵には 黒いマスクをして顔が全く見えない女性がいますが それは身分を決して悟られないようにするためとのこと 
会場の最後にはティントレットの「天国」という大きな絵があり実に壮観でした

また 世紀の発見としてW.カルパッチョ作の「二人の貴婦人」の板絵が 実はその上部がアメリカにある「ラグーナでの狩猟」であることが 一輪の百合の花が続きで描かれていることにより発見され 科学的調査でもそれが立証されたばかりでなく もう片方の板絵はまだどこにあるか発見されていないそうです その様子がビデオで分かりやすく紹介されていました またガレー船(帆船ではなく漕ぐ船)の大きな模型も展示されていました

計158もの展示品をくまなく観たあとは 売店コーナーの美しいヴェネツィアングラスに皆でうっとり…(*^_^*) そしてさらに解散後は この日は都民の日で常設展が無料だったため 半数が常設展で江戸時代の展示物を見学して帰りました 

  まだの方は12月11日(日)まで開催されています
開催のお知らせの記事はこちら  



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