ヤフーの知恵袋に「昭和の初頭から50年代にかけて一番の美人は誰だったか」という質問があった。
それに対する回答の一つに光るものがあった。
>>美貌に関しては「?マーク」の付く女優さんが多い現代よりも、その頃の女優さんの方が本物の美人が多かったので、簡単には一番を決められないです。
>>当時は、正統派の美人でなければ、「美人女優」とは名乗れない時代でしたから、美貌のレベルが違うんですよね。
>>ハリウッドでもヨーロッパでもそうでした。
>>50年代に限って言えば、人気絶頂期にあった松坂慶子さんが、美貌、妖艶さ、体型の女性らしさなど総合的に見て一番だったと思います。
私もこのブログで日本一の美人の歴史を論じ、数々の内外の美人を評価してきた。
また「かわいい」と「美しい」の違いを指摘し、近年この違いがあいまいになり、本当の美人女優・タレントが少なくなった、と述べた。
別に日本に美人がいなくなったとか、少なくなったというわけではないのだ。
芸能界や社会全般がかつてのように「本物の美人」を大切にしなくなったのだ。
それを大切にしているのは隣の韓国である。
だから日本の「かわいい至上主義」に満足できない部分を韓流に求めているのである。
ハリウッドの昔の女優で世界一の美人と呼ばれたエリザベス・テイラーやエリノア・パーカーも現在の「世界で最も美しい顔100人」のベスト10をはるかに超えているし。
テイラーやパーカーについてはこのブログで前に画像付きで論じたので、遡って見てください。
とにかく、上の回答者も言っているように、彼女らや松坂さんは今のとは「美貌のレベルが違うんですよね」。
まぁ、松田聖子が、こうした傾向を引き起こした張本人だということは分かっているけどね。