![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/e5/eeee2f320ea053cda30fa72425d5ec79.jpg)
伊東絹子(1932-)は東京都出身のファッションモデル、女優。
1953年のミス・ユニバース・ジャパンであり、同年アメリカで開催された世界大会「ミス・ユニバース」で第3位に入賞した。
身長164cm、体重52kgで八頭身という素晴らしいプロポーションをもつ、グラマーな美人であった。
伊東の体形にちなんだ「八頭身美人」は当時、流行語となった。
「八頭身美人」という言葉を私は小学生のころから知っていたが、伊東絹子の存在がその語源だとは今日まで知らなかった。
記念に彼女の画像をupしておこう。
これ、最初白人女性かと思った。
で、実際ミス・ユニバースで白人女性と並んだ伊東さんの写真を見ると・・・・
真ん中に立っているのがJAPAN代表の伊東さんであるが、その抜群のプロポーションはフランス、メキシコ、オーストラリアの美女に劣るどころか勝ってるじゃないか!!
そして、その端正な顔立ちと凛とした表情も白人美人たちに勝ってる!!
こういう人がいたことを知ったことは、私の美学にまた幅をもたせてくれた。
ただし日本の美人が白人の美人と対等になったというだけでは、日本的美人の本質を突けない。
そこで伊東さんのことも顧慮しつつ、後で江戸時代と明治・大正期の美人観を考察することにする。