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旧日本軍 幻の超大型爆撃機 富嶽

2020-09-01 08:48:19 | 社会・政治

第二次世界大戦中、日本軍が陸海軍共同で計画した超大型爆撃機があった。

それは「富嶽」と呼ばれ、あのB-29をはるかに上回る巨大な戦略爆撃機であった。

それによって日本軍はアメリカ本土の爆撃を狙っていたが、結局は計画倒れに終わった。

1943年から制作のための工場の建設を開始したが、翌年、資材・経費・技術力の壁に突き当たり、あえなく頓挫した。

しかし、完成は十分可能であったと思われ、もしそれが実現したら、戦局は変わっていたであろう。

何と、ドイツと共同で富嶽によるアメリカ本土への原爆投下の計画さえあったのである。

 

富嶽の全長は45m(B-29の1.5倍)、全幅は65m(同1.5倍)、爆弾搭載量20トン(同2.2倍)、航続距離は19400km(同3倍)、最大速度は780km/hであった。

その雄姿を見てみよう。

まずプラモデルの絵柄から。

次にプラモデルの完成体。

左右に三機ずつ、計六機のダブルプロペラエンジンを搭載している。

次に掲載するB-29の姿と比べると、その巨大さと迫力が分かると思う。

まるで大人と子供、大型車と軽自動車ぐらいの格差がある。

旧日本軍おそるべしですね。

最期に檜山良昭『大逆転! 幻の超重爆撃機「富嶽」』から貴重な画像を載せます。

 

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