「PIC AVR 工作室」サイトの日記的なブログです。
サイトに挙げなかった他愛ないことを日記的に書き残してます。
PIC AVR 工作室 ブログ



土曜に基板のバグっぽいところを一通り洗い直し、
ダメ押しで日曜日にさらに見直しをして、ようやく
プリント基板の作成に。久々の感光基板。

クイックポジのP10Kを使用。前回使用時の経験からすると、
以前のカメレオンレジスト10Kに比べると細かい配線が綺麗に
出ることは判ったんだけど、なんとなく扱いがシビアな
感じ。今回もうまくいくのかどうかは一抹の不安も…。

で、早速やってみると。現像→エッチング後の状態。


こんな具合。ICのピン間を通している細い配線が0.4mm。
このくらいは全然問題なし。キレイ、キレイ。

まぁ「うまく行ったなぁ」と言いたいところなんだけど、
実際はテンヤワンヤ。


まず感光時間。ちょっと古い感光基板の買い置きなので、
データシートによると、感光時間を延ばさないといけない
みたい。それがまた光源の種類によって伸び方が色々らしい
ので、一発勝負的な感じ。嫌な予感。

とりあえず1.2~1.5倍程度に伸びるような予感なので、
新品で3分だったことから計算すると…4分少々?
とりあえず4分10秒でやってみる。

次に現像。現像液の粉を道具箱から取り出す…
うっ、固まってる…

未開封なら劣化しないらしいんだけど、開封してだいぶ
経つから、劣化してる予感。まぁ、前回同様に少し
少なめの希釈ソリューションでどうだ!?

…待てど暮らせど全然現像進まず…。

やっぱ現像液が劣化したか???少し濃くしてみるか?

…濃くしてみてもあまり変わりなし。若干進んだ?

感光時間が足らないとか?じゃぁ前回同様にダブル焙煎
行ってみるか?位置あわせが心配だけど… 感光1分半追加。

…あまり変化無し。

残ってる粉全部溶かしちゃえ!

…ようやく現像が進み始めた。ふぅ。


で、なんとか現像はできたんだけど、ダブル焙煎の結果
やっぱり部分的に感光がずれた… orz



こんな風に、一部分のパターンがずれてショートしちゃってる…
あとでプラカッターで離さないと。あとこの付近は配線の
エッヂがギザギザで汚い…。

現像とエッチングですっごく時間を取ったので、結局
週末は穴あけまで進まなかった… しかも疲れた…
(肉体的にも精神的にも)


とりあえず今回の教訓。
感光時間はちょっとくらい長めでも大丈夫そう…むしろ
短いのはアウト。感光が充分に進んでない部分は現像時に
まったく反応が進まないので、むしろ長めを心がけたい
ところ。
それと現像液の粉は一度開けると少しずつ劣化するみたい。
一度に大袋で買いだめしておくのも考え物。


基板関係は、あと穴開けて半田付けすれば完成かな。
筐体は土日にケガキ線を入れてあるので、あとはちょっとずつ
ボール盤で穴あけしていくだけ(のはず)。

プログラムは、機能を最小限に絞ればそれほど手間かけずに
完成するでしょう。arduino使えばあっという間。


…ようやくイスカンダルが見えてきた。

でも、佐渡先生曰く「百里の道を行くときは、九十九里を
もって半ばとせよ」だからな。あとは何も無いといいんだ
けどな。



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