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圧電ブザーで実験
本
/
2010年05月11日
64色ビデオ表示の実験が一応一段落したので、次に
やりたかったちょっとした実験を。昨日寝る前にちょっと。
以前秋月で買っておいた
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gP-01251/
他励式圧電ブザー。通常は一定周期の方形波を加えて
「ピー」とか鳴らすためのもので、黒いプラスティック
の容器はその共振周波数を意識したものになっている
わけ。(と言う理解)
でも仕組みとしては圧電素子なので、電圧に応じて
厚みが膨らんだり細くなったりして空気を振動させて
いるはず。ってことは、音声信号を入力させたら
それなりに音が出るのかな?という予想。
で、当初はNJM2073Dを秋月で入手しておいたので、
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gI-03594/
それをアンプにして実験しようと思っていたんだけど、
よく考えたら、ポータブル音楽プレイヤーでも
最低限のアンプは内蔵しているだろうから、その
出力を直接繋いでしまえ…という作戦に。
で、やってみた。
…うん。音量は小さいけど、一応音声として聴こえる
事が判明。音質はともあれ、一応音声が出せることは
判った。ブザー用途だけじゃないんだな…
アンプを通してもう少し掛ける電圧を高めれば、
もうちょっと音量も稼げるかもしれない…という
ところまで判ったので、あとはアンプ回路の問題
かな。
黒いプラスティックの容器自体が共鳴する周波数が
あるはずだから、フラットな音が出せないかもしれない
けど、音質に拘らなければとりあえず他励式圧電ブザー
でも音声が出せることがわかったのがとりあえずの
収穫でした。
今日は相変わらず行き帰りに
インピーダンスのはなし
を読み、一通り読了。面白かった。
いわゆる技術書っていうよりも、タイトル通り「お話」
なので、細かい計算方法がわかったって言う訳ではない
けど、感覚的なことは良く伝わった。
子供の頃から疑問に思っていたこと…電池を東京に置いて、
大阪に抵抗を置いて、それで電流を流したら…瞬間的に
どのくらいの電流が流れるはずなのか。その答がこの本に
書かれてた。なるほどね。交流の世界で考えないと
だめなんだな。集中定数回路じゃなく、分布定数回路
なんだな。
その辺りが感覚的に解ってきたのが収穫。この本だけで
スミスチャートを使いこなせるには至らないと思うけど、
まぁ、入り口としては良かった。
次に読み始めたのは
一番やさしい・一番くわしい
完全図解 電気回路
。まだ読み始めて2~3ページ。
なんにしても、「一番やさしい・一番くわしい 完全図解
電気回路」は解りやすい。図がgood。凄く感覚的に
解りやすい図。この本作るの、結構苦労に苦労を
重ねたろうな…
リクツだけでなく、感覚的に理解できるって言うのが
凄く大事だと思う。
とりあえず、交流の計算を自由自在に行えるように
出来るようになるのが当面の目標。ってことで、
この本を徹底的に読み下したいところ。
その次に読みたいのは
交流の回路計算―家庭教師
シミュレーションによる
、だな。リクツを掴んだら、その次は
ドリルなのだ。ドリルの次は実践あるのみなのだ。
と思う…
まぁ、倒れる時は前のめりにーなのだ。
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