「PIC AVR 工作室」サイトの日記的なブログです。
サイトに挙げなかった他愛ないことを日記的に書き残してます。
PIC AVR 工作室 ブログ



以前、オペアンプとtiny2313でコンポーネント
ビデオの表示をしちゃう実験をしましたが、


このときはRGB各1ビットの8色デジタルRGB。
で、今回はこの続き。

RGB各2ビットなら2^6=64色ってこと
になるはず。問題はその変換回路。

以前組んだあのオペアンプ周りの抵抗はリニア回路
のはずなので、抵抗周りは比例配分できるだろうと
いう前提に立って、以前作った回路を6ビット化
してみることに。

ただし、ホントはコンポーネントじゃなくて
コンポジットで64ビット化する構想をしていた
ので、抵抗の値はコンポジット用を流用。
ちょっと誤差がデカイ…

まぁ、発色的にはちょっと狂うであろうことは
想定内にしても、RGBを各2ビットにしてそれなり
に表示出来れば御の字。

で、実際にやってみた結果がこれ。まずは回路。

Y、Cb、CRの3つの信号をオペアンプで生成させて、
それをテレビのD端子に入力。
tiny2313を1個、オペアンプにはNJM072Dを
2個(うち3回路使用)、負電源は今回はお手軽な
LTC1144をチョイス。

表示結果はこれ。

うん。そう。こんな感じになればokだな。
デジカメで撮ったから見た目に比べてかなり不正確
な発色だけど、実際に表示されているのはもっと
マトモ。
まぁ64色でちゃんと表示されたことは十分な成果物。
デジカメだからちょっと色が変だけど、実際は1ます
1ますの色がもっと微妙な違いを表現しています。
念のため。
(コンポーネントだからビデオキャプチャーできない…)

左上の白がちょっとだけ水色がかっていていたり、
所々微妙に期待値とずれているんだけど、抵抗値が
元々コンポジット用に計算したののあり合わせ
でやった実験なので、まぁ仕方ない。
むしろ、このくらいのチープさが「ぴゅう太」とか
みたいでなんかほろ苦い。

ちなみに、理想は以前PC上の画面でシミュレート
してみたこれ↓

方向がちょっと違うけど…(右下が白で、上へ左へと
移動してみてください…だいたい一緒になってるかと)

でもまぁ、64色カラーならそれほど苦労せずに、
しかも前に使った抵抗値から比例配分するだけで
算出できるって事が判っただけで収穫だな。
何と言っても、オペアンプで6入力(シンクロ信号も
入れて7入力)の加減算計算をマッコウからやる
のは真っぴらゴメンだからな…

ってことで、ピンクもオレンジも出るようになったので、
「ピンキー」も「グズタ」も表示できるようになったのだ!


さて、次は調子に乗って64色(6ビット)RGBを
コンポジット信号に出来るかどうかだな。
上手く表示できたらご喝采!

(マイコンだから6ビット程度っていうのが必要十分
 な感じでしょう…それ以上ならどう考えてもFPGA
 やCPLDですよ)

まぁとりあえず64色出たので、あとで纏めておきます。

(追記)
http://picavr.uunyan.com/experiment2_64component.html
纏めてます。



コメント ( 0 )
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする