マツダの水素ロータリーエンジン。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080128-00000001-fsi-bus_all
先日の、その更に1回前の東京モーターショーに
展示してあったのを見に行ったんですが(というか、
この水素ロータリーエンジンが最大の目当て
だった)、今後の発展に大いに期待したいところです。
世の中のエコカーは大体ハイブリッドか電気モーター、
もしくは燃料電池自動車の方向に向かっていますが、
これらはどれもマニュアルシフトで走れません。
仕組み上、3ペダルというわけにはいかないからです。
一方、水素ロータリーならこれまでどおりエンジンで
燃料(水素)を燃焼することで運動エネルギーを生じる
という仕組みなので、パワートレインは既存のものが
そのまま使えます。
実際、展示車はガソリンでも水素でも走れるように
なっていましたし。
どれだけクルマがエコ性能を実現しないとならなく
なっても、スポーツカーはやっぱり3つのペダルが
ついていて欲しいものです。最後の望みはやはり
この水素ロータリーなんですが…
水素ロータリーの弱点の1つ。それは窒素酸化物。
燃料が水素なので二酸化炭素は吐き出さないのですが、
空気中でモノを燃焼させるとどうしても窒素酸化物が
生じてしまいます。
ガソリンエンジンの場合は触媒で無害化してから
排気してますが、この触媒は作用する温度域が
限られているとかで、例えばディーゼルでは
使えません。
水素を燃料にした場合はどうなんでしょうねぇ?
それに触媒だって、100%無害化できるとう
わけでもありませんしねぇ。
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