ねこ吉のよしなしごと

どうでもいい事ばかり書いていますが・・・。すっかり備忘録になってます。

シネマ歌舞伎「風雲児たち」

2020-10-08 19:16:20 | 映画 ドラマ 観劇 展覧会 読書
5日に見に行ったシネマ歌舞伎「風雲児たち」

見る前に食べたランチの話だけしか書いていなかった。

平日にしては、そこそこ人が入っていた。席は一つおきにしか座れないようになっていた。
いわゆる千鳥状態だった。
ねこ吉の斜め後ろはお婆さん。(ねこ吉も世間的にはお婆さんですが、見た目で自分と比べてる。)
国際松竹の座席はゴージャスなんだけど、すっぽりはまり込んで、背も低いけど座高も低いねこ吉には見えにくい。

2年前、「空飛ぶタイヤ」を見に来た時もそうだった。
お子様用シートを借り、毛布も借りて見たことを思い出した。

シートを借りに行ったら、「コロナ対策のためお貸しできません。」だって!

諦めて席に戻った。

映画が始まって少ししたら、たぬ吉がねこ吉の隣に移動してきた。

「どうしてこっちに来るのよ!ソーシャルディスタンスだよ。」

「斜め前の人の座高が高いから、あんまり見えへん!」

全く、背の低い夫婦は難儀をするわ・・・。

「風雲児たち」が始まるまでに色々と・・・。


大黒屋光太夫が漂流してアリューシャン列島からサンクトペテルブルグまで行き、エカテリーナ2世に会い、「日本に帰りたい。」と願い出て、約10年後やっと日本に帰ってくるまでの話。

大黒屋光太夫役を、二年前襲名した松本幸四郎、息子の市川染五郎が磯吉役。
ポチョムキン役を松本白鴎。
片岡愛之助や市川猿之助も出ていた。
舞台と違うところは、顔がアップになるので表情もよく判る。

監修が三谷幸喜だから、笑えるところはたっぷりあったけど、サンクトペテルブルグに行くまでに、一人減り、二人減り・・・。
もう少しで日本に帰る船に乗れるところまできて、ロシアに残らざるを得なかった人たち。

何か拉致被害者の人たちが頭に浮かんで可哀想でならなかった。

そして、松本白鴎、松本幸四郎、市川染五郎たちが親、子、孫三代で舞台に立てるって幸せだろうなぁ・・・。

思い出話を一つ

ねこ吉の高校時代、松本白鴎が市川染五郎だった。
野ばら咲く道」という歌を歌っていて、歌番組にも出演していた。

高2のとき、放課後、中庭で生徒会が歌声コンサートを主催した。
ガリ版刷りの歌集が配られ、「野ばら咲く道」をみんなで歌った。

あの時、ねこ吉は青春してたわ。





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