月曜日恒例の安い牛乳をスーパーに買いに行ったら、また百合の花が咲いていた。
従妹が、外来種のタカサゴユリではないか?と教えてくれた。
繁殖が早いので、駆除されることもあるとか・・・。
ユリといえば、楚々として、純粋無垢なイメージだけど、タカサゴユリはなかなか厚かましいユリの様です。
(辛夷の木に実が生って、赤く色づいていた。この先どうなっていくのかな。)
さて、昨日、スーパーで枝付きの赤しそを2束買った。
今日は、今年最後の赤しそジュースを作るんだと意気込んでいた。アントシアニンは体にいいからね。
セロファン?を外した時に、パラパラと黒い粒が落ちた。
ねこ吉は、いやな予感がしたけど、そのまま葉をちぎった。
葉がずいぶん虫に食われて、透かし模様のように穴が開いてる。
嫌な予感。しかし、そのままちぎって流しで洗ってザルにあげ水分を切る。
枝、その他、ゴミを片付け、謎の粒は掃除機で吸い込んだ。
大きな鍋に湯を沸かして、シソの葉を投入。
菜箸でひっくり返して・・・。
「ギャー!」
ねこ吉の最も苦手とする、書くのもおぞましい幼虫が浮かび上がってきた。
やっぱり、謎の粒は幼虫の糞だったのだ。
葉をちぎっているとき見つからなかったのは何故だろう。
洗っているときに気が付いていたら、それはそれで大騒ぎだったけど。
きっと必死でしがみついていたんだろう。
アイツは茹でられて浮かび上がってきた。ねこ吉の大嫌いなフォルムで。
シソの葉をかぶせて隠し火を止めた。
あいにくたぬ吉は、散歩に出かけていた。
電話をして、
「エライことや。アイツがシソの葉に入ってた。もうジュースを作れない。
すぐ帰って来て、後片付けをしてほしい。」
電話で叫んだ。
しばらくして、たぬ吉が帰って来た。
「虫を取ってやるから、菜箸を貸せ。」
「鍋の中身全部捨てて。アイツの出汁の出たジュースなんか飲めないよ。」
たぬ吉は、中身をザルにあけ、ビニールに包んで捨ててくれた。
「台所が汚い。」とか、「ここが汚れてる。」とか言われた。
もう、何を言われても、触れない物を処分してもらうのだから我慢する。
(何故、辛夷の花が今頃咲いているのか?この下にはピンクの実がなっているのに。)
昨日も、蚕でエライ目に遭った。
6時からBSで「青天を衝け!」を見ながら夕飯の用意をしていた。
「青天を衝け!」の1回目に、蚕が出たので、ねこ吉は、渋沢栄一が養蚕農家を出るまでドラマを見なかった。
最近、江戸に行き、パリに行き、もう大丈夫だと思って見始めた。
気が緩んでいた。
「ギャー!」と叫んだところに、たぬ吉が、「今日は、『青天を衝け!』は見たらアカンと言ってやろうと思ったら見てしまったんやな。」と言いながらリビングに入ってきた。
昨日も、今日もエライ目に遭った。
カレンダーを見たら仏滅だった。関係あるかな・・・。