チューリップのリードギター安部俊幸さんの「ごらんの通りのおじいさんのバンドだが、今夜限りのチューリップは音楽に国境はないけれど、年の差もなかったんだと、そういう気持ちではりきってやってみたい。」という言葉で始まりました。
2011年3月6日、マリンメッセ福岡で九州新幹線全線開通(3月13日)を記念して「ひとつの九州」イベントコンサートが開催され、チューリップが3年ぶりに集結してコンサート(concentrate concert)を行いました。
小雨模様で会場周辺は渋滞の中、大勢の観客がステージ、ホール全体黒く染まった巨大な空間コンベンションホールのマリンメッセ福岡に詰めかけています。当初開放しない予定の一部のスタンド席を入場希望者が予想よりも増えて急きょ当日開放したと聞きました。
ひとつの九州イベントコンサートは1部、2部構成で、1部は九州、沖縄出身の玉城千春、夏川りみ、辛島美登里さん他の女性アーティストが出演し、20分の休憩のあと午後6時すぎからチューリップ・コンセントレートコンサートの開始です。
財津和夫さんは、1部オープニングから黒の上下のスーツに白のシャーツスタイルで女性司会者とふたりで司会進行です。
ステージ外の両脇には大きなスクリーン(ディスプレイ)が設置されてステージのシーンを映し出しています。ステージは、鈴蘭高原コンサートの時のように金属のアーチが左右から三重にかけられています。
ホールの大きな歓声に迎えられてチューリップの5人が3年ぶりにステージに登場してきました。ステージ向かって左から安部俊幸さん(G)、姫野達也さん(G Pf V)、上田雅利さん(Dr)、宮城伸一郎さん(B)、財津和夫さん(V G Pf)のポジショニングです。財津さんは黒の上下のスーツに白のシャーツスタイルのまま登場です。
安部さんがいつものようにオープニング曲の前にギブソン335のギターガットをガツンと音出し弾いて、姫野さんの「銀の指輪」でオープニングです。「僕がつくった愛のうた」、「ここはどこ」と前半は姫野さんのボーカル中心にステージ進行は安部さん、姫野さんにまかせて、財津さんは演奏、歌、コーラスできっちりチューリップサウンドを支えるステージ構図です。財津和夫さんは、本企画のプロデューサー(西日本新聞記事)でもあります。
テンポをスローにした「心を開いて」、「一人の部屋」のあと、「あの娘は魔法使い」と財津さんがキーボード、シンセからギターに変えてボーカルをとります。
前半は楽器のアンサンブル、コーラス、ハーモニーも、もうひとつの精度、迫力ですが、「あの娘は魔法使い」から楽曲、アンサンブルのよさもあわせて「これぞチューリップ」という精度の高いサウンド構成となり、財津さんのボイス、歌のうまさがチューリップとしてのコーラス、ハーモニーのリズムを引き出していきます。財津・姫野ハーモニーが決まってきました。
姫野さん「2年前に娘が結婚しまして、大事に育ててきたんですが、次の曲はなんとなくそれにちなんだ曲です」と「箱入り娘」。
安部さん「次に聞いてもらう曲は財津和夫がつくった曲ですが、レコーディングした時に曲を入れてコーラスを入れて、それから音のバランスをとるトラックダウンも出来あがって上々の出来栄えに達成感もあって、これからビールでも飲みにいこうかと帰り仕度をしていると、作者の財津和夫がちょっと待ってくれと、正確に言うと『ゴメン、みんなちゃあ、待っちゃらあー』と言って、実はまだタイトルがついていない、いくら考えても出てこないのでみんな一緒に考えてほしいと言う。
そこにいた関係者みんなで考えたんですが、こういう時にいつものことだが、この隣の姫野くんは受け狙いのジョーダンばかり言って参加しないんです。
30分ほどしてタイトルが決まって、その時以来ぼくらの間ではこの曲をフルネームで一度も言ったことがない。『虹スニ』聞いてください。」
財津和夫さんが思いを込めて、ちょっとやりすぎではないかと思うほど「力」を込めて歌います。すばらしい「虹とスニーカーの頃」となりました。
それから「青春の影」、「シューティング・スター」と楽器のアンサンブル、コーラス、ハーモニーも「これぞチューリップ」と言うサウンド精度の高いものとなっていきます。「青春の影」の財津ボイスも力強くすばらしい。
短期間で財津和夫さんがチューリップサウンドをよくまとめてきました。
90分のチューリップ・コンセントレートコンサートも、終盤にはすっかり迫力のある「これぞチューリップ」という時代に流されない、いつも「今」の楽曲、サウンドの高さ、精度、あたらしさを示したコンサートとなりました。
「みんなを東京に連れていってくれた39年前の曲です」と「魔法の黄色い靴」をホール全員で歌い、そしてラストは今日のイベント出演者全員による「心の旅」で午後7時40分すぎにチューリップ・コンセントレートコンサートは終演です。
帰りのまわりの観客からは「よかった。ここまでやるとは思わなかった。」の声が聞こえました。
安部さん最後に「今日は遠くからも大勢の人が来ていただいと聞いています。出来ることなら、そんなみなさんのふるさとでチューリップを聞いてもらえればと思います。」
チューリップの5人、3年分年をとったと言えば年をとった、変わらないと言えば変わらない福岡でのチューリップ集結のコンサート(concentrate concert)でした。
2011年3月6日、マリンメッセ福岡で九州新幹線全線開通(3月13日)を記念して「ひとつの九州」イベントコンサートが開催され、チューリップが3年ぶりに集結してコンサート(concentrate concert)を行いました。
小雨模様で会場周辺は渋滞の中、大勢の観客がステージ、ホール全体黒く染まった巨大な空間コンベンションホールのマリンメッセ福岡に詰めかけています。当初開放しない予定の一部のスタンド席を入場希望者が予想よりも増えて急きょ当日開放したと聞きました。
ひとつの九州イベントコンサートは1部、2部構成で、1部は九州、沖縄出身の玉城千春、夏川りみ、辛島美登里さん他の女性アーティストが出演し、20分の休憩のあと午後6時すぎからチューリップ・コンセントレートコンサートの開始です。
財津和夫さんは、1部オープニングから黒の上下のスーツに白のシャーツスタイルで女性司会者とふたりで司会進行です。
ステージ外の両脇には大きなスクリーン(ディスプレイ)が設置されてステージのシーンを映し出しています。ステージは、鈴蘭高原コンサートの時のように金属のアーチが左右から三重にかけられています。
ホールの大きな歓声に迎えられてチューリップの5人が3年ぶりにステージに登場してきました。ステージ向かって左から安部俊幸さん(G)、姫野達也さん(G Pf V)、上田雅利さん(Dr)、宮城伸一郎さん(B)、財津和夫さん(V G Pf)のポジショニングです。財津さんは黒の上下のスーツに白のシャーツスタイルのまま登場です。
安部さんがいつものようにオープニング曲の前にギブソン335のギターガットをガツンと音出し弾いて、姫野さんの「銀の指輪」でオープニングです。「僕がつくった愛のうた」、「ここはどこ」と前半は姫野さんのボーカル中心にステージ進行は安部さん、姫野さんにまかせて、財津さんは演奏、歌、コーラスできっちりチューリップサウンドを支えるステージ構図です。財津和夫さんは、本企画のプロデューサー(西日本新聞記事)でもあります。
テンポをスローにした「心を開いて」、「一人の部屋」のあと、「あの娘は魔法使い」と財津さんがキーボード、シンセからギターに変えてボーカルをとります。
前半は楽器のアンサンブル、コーラス、ハーモニーも、もうひとつの精度、迫力ですが、「あの娘は魔法使い」から楽曲、アンサンブルのよさもあわせて「これぞチューリップ」という精度の高いサウンド構成となり、財津さんのボイス、歌のうまさがチューリップとしてのコーラス、ハーモニーのリズムを引き出していきます。財津・姫野ハーモニーが決まってきました。
姫野さん「2年前に娘が結婚しまして、大事に育ててきたんですが、次の曲はなんとなくそれにちなんだ曲です」と「箱入り娘」。
安部さん「次に聞いてもらう曲は財津和夫がつくった曲ですが、レコーディングした時に曲を入れてコーラスを入れて、それから音のバランスをとるトラックダウンも出来あがって上々の出来栄えに達成感もあって、これからビールでも飲みにいこうかと帰り仕度をしていると、作者の財津和夫がちょっと待ってくれと、正確に言うと『ゴメン、みんなちゃあ、待っちゃらあー』と言って、実はまだタイトルがついていない、いくら考えても出てこないのでみんな一緒に考えてほしいと言う。
そこにいた関係者みんなで考えたんですが、こういう時にいつものことだが、この隣の姫野くんは受け狙いのジョーダンばかり言って参加しないんです。
30分ほどしてタイトルが決まって、その時以来ぼくらの間ではこの曲をフルネームで一度も言ったことがない。『虹スニ』聞いてください。」
財津和夫さんが思いを込めて、ちょっとやりすぎではないかと思うほど「力」を込めて歌います。すばらしい「虹とスニーカーの頃」となりました。
それから「青春の影」、「シューティング・スター」と楽器のアンサンブル、コーラス、ハーモニーも「これぞチューリップ」と言うサウンド精度の高いものとなっていきます。「青春の影」の財津ボイスも力強くすばらしい。
短期間で財津和夫さんがチューリップサウンドをよくまとめてきました。
90分のチューリップ・コンセントレートコンサートも、終盤にはすっかり迫力のある「これぞチューリップ」という時代に流されない、いつも「今」の楽曲、サウンドの高さ、精度、あたらしさを示したコンサートとなりました。
「みんなを東京に連れていってくれた39年前の曲です」と「魔法の黄色い靴」をホール全員で歌い、そしてラストは今日のイベント出演者全員による「心の旅」で午後7時40分すぎにチューリップ・コンセントレートコンサートは終演です。
帰りのまわりの観客からは「よかった。ここまでやるとは思わなかった。」の声が聞こえました。
安部さん最後に「今日は遠くからも大勢の人が来ていただいと聞いています。出来ることなら、そんなみなさんのふるさとでチューリップを聞いてもらえればと思います。」
チューリップの5人、3年分年をとったと言えば年をとった、変わらないと言えば変わらない福岡でのチューリップ集結のコンサート(concentrate concert)でした。