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いのしし くん。

政治、経済から音楽全般の評論
ultimate one in the cos-mos

木の文化。 culture of the wood

2025-03-25 20:21:50 | 日記
 (1)豊富で良質な水資源、山林木材資源は日本の重要な文化であるが、近年は管理不足が目につき荒廃して高い資金力を持つ中国企業の買い占め進出も話題になった。今年は米国ロス山林火災が長引き住宅地まで波及して、日本にも飛び火して岩手に続き岡山、愛媛、宮崎でも山林火災が発生して韓国でも山林火災が伝えられている。

 (2)地球温暖化、春の嵐、強風が影響しているとみられるが、日本では山林管理の不足、不備が原因として考えられる。山林木材は成長するにしたがって間引き、伐採管理が必要だが、木材が高額な自然山林木材から比較安い合成木材に需要が移行して管理労働力が過重な山林業者のなり手がいなくなり、山林木材管理が行き届かなくなり、強風で密集した樹木が接触してすれて発火して山林火災が多くなっていることが考えられる。

 (3)最近は日本の豊富で良質の山林木材を使った新国立競技場建設や当初の計画になく追加予算負担増で評判の悪い大阪万博のリング回廊でも日本の木材が使用されている。農業も政府の減反政策で若い農業継承者がいなくなりかっての農業の勢いはなくなったが、海外での日本食ブーム、訪日客の増加で健康食志向の日本食が注目されて若い農業継承者も増えて、あたらしい農業、農産品の栽培方法の開発にめざましい取り組み、進展がみられて、また海外市場への積極的な進出意欲で農産品の輸出が政府の目標を超えて数兆円に成長して、政府は目標をさらに高める方針だ。

 (4)こういうこともあるので石破首相は今年の施政方針で地方創生に令和の日本列島改造論を唱えているが、日本の豊富で良質な山林木材の活用を地方創生に考えているのか、世界的山林火災が続いている中で防災対策としても山林管理不足、不備の解消に向けた取り組みが求められる。豊富で良質な日本の木の文化(culture of the wood)の復活は経済効果もある。
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