トリからキノコ 自然見て歩き

足の向くまま気の向くまま トリからキノコまで
自然の中が心地よい

ヨツボシテントウ

2016-01-16 | 虫類


ケヤキの樹皮を剥がしたら越冬中のヨツボシテントウがいた
短毛が密生していて白っぽく煤けて見える
大きさは3mmほどだった この大きさで成虫 幼虫はイモムシ型
成虫幼虫共にアブラムシを食べる

テントウムシは日本には約180種ほどいる
成虫幼虫共に肉食の種が多く 植物の害虫などを食べるので益虫とされている
中には植物食の種もいてナス科の植物を食べる嫌われ者もいる
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アカツメグサ

2016-01-15 | 樹木 草花


春から夏にかけて咲くアカツメグサが咲いていた
いよいよ陽気がおかしくなったか植物がおかしくなったか
オオイヌノフグリ ヒメオドリコソウ ホトケノザなど少し暖かいと冬でも見かけるからおかしくはないのかも・・

牧草として明治初期に渡来して全国に野生化したマメ科の多年草
江戸時代にオランダからガラス器の保護の詰め物にしたシロツメグサの赤花種

葉にV字の斑紋があるものが多い
花はシロツメグサより大きく花序のすぐ下に葉が一対付く
花は球状に集まってつき紅紫色で1.5㎝位の大きさ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カヤクグリ

2016-01-14 | 野鳥


日本固有種の一つのカヤクグリに出会った
カヤは灌木の意味で使われその中に潜るように生活するのでカヤクグリの名がある

四国 本州の高山にいる留鳥または漂鳥で 繁殖期には亜高山帯から高山帯の草地 ハイマツ帯にいる
非繁殖期には平地や低山の林や沢などにいる
地上で草の種子や昆虫類を採食する
繁殖期には明るい場所で囀ったり採食したりするが 非繁殖期には林や草藪からあまり出て来ないので見つけずらい
地味な鳥だが数も少なく出会えたら嬉しい鳥だ
雌雄同色 大きさ14㎝スズメ大

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ハサミムシ

2016-01-13 | 虫類


寒くなって虫たちを見かけなくなったが居なくなったわけではない
樹木の樹皮を剥がすと小さな虫が結構いる

ケヤキの樹皮の下にハサミムシがいた
腹部先端に鋏があり 石の下などによくいる
大きさは2㎝位でスマートな個体だった
小動物の死体などを食べる
成虫か幼虫で越冬する

メスは20個ほどもある卵の一つ一つ綺麗に舐め カビを取ったり外敵から守ったりし 幼虫にはかみ砕いた餌を吐き戻して与えたりする 育児に疲れ果てて死んだ後はわが身を餌として与えることもあるという
最近多い幼児虐待の人間よりはるかに崇高で献身的な愛ではないか
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ベニマシコ

2016-01-12 | 野鳥


今年も会えましたベニマシコ
ベニもマシコも赤いという意味の赤い鳥
赤い鳥青い鳥は人気が高いが 会えるとやはり嬉しい

北海道や下北半島の原野で繁殖し冬には本州以南で越冬する漂鳥
繁殖期の夏羽はもっと赤味が強いが冬羽でも十分に赤い
越冬地では林縁や草藪で採食しながら移動する
メスは淡黄褐色で黒い縦斑がある
大きさ15㎝ スズメより少し大きい

繁殖時期は藪の中に巣を作り 両親交代で卵を温め メスは自分でも食事に出かけるが オスが巣の中にメスの食べ物を運んだりして仲が良い
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アカハライモリ

2016-01-11 | 小動物 他


公園の観察センターでアカハライモリが飼われていた

日本本土で見られるイモリはアカハライモリのみ
イモリとかアカハラの名で昔から最もなじみのある有尾類
背面は黒色又は暗褐色で 腹部は赤やオレンジ色の斑紋や不規則な模様がある
地域によって変異があり模様 体形に違いがある
大きさは10㎝位だった

低地から山地の池や水田 湿地の水溜りなどの止水域に多い
動物食で水生昆虫 オタマジャクシ イトミミズ 魚卵など幅広く食べる
日本固有種 準絶滅危惧種
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

センボンヤリ

2016-01-10 | 樹木 草花


淡褐色の冠毛を付けたそう果が一面に広がっていた

キク科の多年草
頭花に2型があって春と秋の2回咲く
花期は4~6月と9~11月
春には1.5㎝程の花が花茎の先に1個付く
周りに裏が紫色の舌状花が一列に並び中心部に筒状花がある

秋には花茎を30~60㎝に伸ばし先端に閉鎖花を1個付ける
閉鎖化は筒状花で1.5㎝程の総苞に包まれていてそのまま実る
センボンヤリの名はこの秋の閉鎖花を槍に見立てたもの

春の時期の花
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ヨシガモ

2016-01-09 | 野鳥


ヨシガモは美しいカモと言う意味の「をしかも」が変化した名前と言われている

後頭のナポレオン帽のような冠羽 鎌状に長く伸びる三列風切り(蓑毛と呼ばれる)と特徴のある美しいカモ
ボチボチ見られるが個体数はそれほど多くない

冬鳥 北海道では夏鳥で少数が越冬している
湖沼 河川 内湾などにいて 夕方になると岸辺に飛びイネ科植物の種子などを食べる
オスの繁殖羽は綺麗だがメスは全体に褐色
大きさ48㎝
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

モズのはやにえ

2016-01-08 | 野鳥


木の枝にザリガニが刺さっていた
百舌の仕業だ 「はやにえ」という

モズは捕らえた獲物をそのまま食べることもあるが 一旦木の枝や棘に刺す「はやにえ」という習性がある
「はやにえ」は秋に目立つがその後モズがこれを食べることから 冬に備えての貯食と言われているが それだけではなさそうだ
「はやにえ」は春から夏にかけての繁殖期にも見られる
大きな獲物を捕らえた時に枝や棘に刺して引きちぎって食べる
一気に丸呑みできないような獲物は「はやにえ」に刺して嘴で引き裂くという技を会得したもので 縄張りのあちこちにぶら下げた獲物は エサ不足の冬には結果的に飢えを凌ぐ貴重な食べ物になるのも事実

モズ♂
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

クイナ

2016-01-07 | 野鳥


久し振りにクイナがいた
カエルなどを食べて鳴く「食い鳴き」が転じた名前

東北以北では夏鳥でそれより南では冬鳥
水辺の草地やアシ原などにいる
繁殖期以外では1羽で居る
警戒心が強く水辺近くの草原やアシ原で生活している

昆虫類 甲殻類 軟体動物 魚類などのほか植物の種子も食べる
雌雄同色 大きさ29㎝
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ヤツデキジラミ

2016-01-06 | 虫類


今日は24節気の小寒 寒の入り
節分(立春の前日)までを寒といい寒さも本番になる
とは言え東京は10度以上はあり暖かい日が続いている

大きなヤツデの葉の上にヤツデキジラミがいた
大きさは3mmほどの小昆虫
多くは木に付き形や動きがシラミに似ているのでキジラミの名がある

成虫で越冬するが幼虫で越冬することもある
ヤツデに寄生して汁を吸う
翅はほぼ無色で中央に暗色の紋がある
オスは暗褐色 メスは橙黄褐色
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

シベリアアオジ

2016-01-05 | 野鳥
 

都心周辺では珍しいシベリアアオジがやって来た

シベリア方面に多いアオジの亜種
シベリアやモンゴル方面が繁殖地で 冬には中国南部やインドシナ半島で過ごす
渡りの途中で主に日本海側の離島などに少数が飛来する旅鳥

オス(写真)の上面はアオジに似ているが 顔から腹にかけて灰色
メスは灰色実が多少強く下面の黄色みが弱い
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ジーベンロックナガクビガメ

2016-01-04 | 小動物 他


へんないきもの展その3
ナガクビガメという首の長ーいカメ
見た感じ甲羅と同じくらいの長さがある
育つと甲羅は40㎝にもなるというから首もそんなに長くなるのかしら

カメの仲間のスッポンも首は長いがそれでも甲羅の3分の2くらいと言われている
魚 エビ カニ 貝類など何でも食べる
首が長い分エサ取りも有利だろう
オーストラリア ニューギニアトウに分布している
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

メンフクロウ

2016-01-03 | 野鳥


サンシャイン水族館のへんないきもの展でメンフクロウが展示されていた
水族館でフクロウを見るのも変なものだ

メンフクロウは日本にはいないが世界各地広く分布している
日本では動物園などで飼育されているのを見られる

大きさは50㎝位
お面をかぶっているような顔なのでメンフクロウという
顔は上下180度 左右270度も回るらしい
顔が平らで目が正面を向いているので視野を広くするように進化したと言われている

ネズミ捕りの名手で自分と子供のために年間何千匹も捕ると聞く
農家では畑のネズミ退治のために沢山の巣箱を作って並べているところもある
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

オニダルマオコゼ

2016-01-02 | 小動物 他


サンシャイン水族館で「へんないきもの展」をやっている

オニダルマオコゼと言う魚がいた
どこが顔やら頭やら 上の方に目らしいものが見える
まるっきり岩に変身していて 近くに小魚が来ると素早い動きで丸のみにする待ち伏せ型の漁をする
背中の棘には猛毒があり 刺されると激痛で気を失ったり時には死ぬこともあるという
もっと毒々しい色でもあれば気の付けようもあるがまるっきり岩では踏んでしまいそう
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする