コナラやシラカシなど広葉樹の倒木や切り株上に群がって発生するキノコ
通年発生するのであちこちでよく見かける
子実体は半背着型で中型のキノコ
傘は半円形 扁平~楔形
色は淡褐色から黄褐色~錆褐色~暗褐色になり様々で表面は細粒状突起でざらつき、凹凸がある
子実層托(子実層のある場所)の管孔は短く孔口は円形で極めて小さい
白色腐朽菌(材を白くする腐生菌)
木材の成分はセルロース ヘミセルロース リグニンで、分解しにくい物質ではあるが、キノコなどの微生物だけが分解できる。また木材は抗菌物質を含むこともあり、キノコの種類によって分解できる物質や腐らせ方に違いがあり、これがキノコの遷移、腐朽型の違いとなる 白色腐朽菌は材中のリグニンとセルロースを分解し、分解された材は白くなる