やっぱり、予感どおり立て続けの故障でした。
今回のプリンターの件電子レンジに続いてホンマもんの故障。
途中で、出始めたプリンター側でのエラーは確実に出るようになり、PCと接続されてなくともスイッチON後の初期動作の時点でプリンタ本体の電源スイッチランプとインクランプの両方が点滅となり、エラーを伝えている。
なので、プリンターのドライバーがどうの云う以前に、ハード故障です。
でも、今回の160枚のDVDのパッケージ仕上げについては、何度か電源をOFF/ONすると、5回に1回くらいエラーとならないで動作することがあり、一度動作すれば暫くは動作が超遅いものの印刷自体は正常に出来るので、一日掛けてなんとか作業は出来ました。(深夜1時までやってまだ少し
残っている)
不幸中の幸いと云うか、私に何時も起きる事象です。
インクだって2箱も準備しておいたのに、もし完全に駄目だったら14,000円のインク代もパーになっていたところでした。
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さて、代替品を早急に購入しないと次が困ります。
暫くプリンターの情勢を見ていなかったので、さぞかし素晴らしい発展を遂げているものと思っていたのですが、新機種がドンドン発表されているのは染料系のプリンタばかりで、顔料系のプリンタでA3対応のEPSONのものと云ったら、3年前(2015/10)に発売の「SC-PX7VⅡ」と、5年前に発売の「SC-PV5VⅡ」しかないんですね。
EPSONは、プロフェッショナル用途のものはあまりモデルチェンジせずにロングライフで製造を続けているので、それはそれで安心感にもなります。
私が使っているGT-X970などは7年くらいモデルチェンジしませんでした。
ただ単にモデルチェンジしないのではなく、もうこれ以上改良すべきところが無いと云ったところでしょうか。
このスキャナーも結局のところ、後継のGT-X980も大きな変化はなさそうです。
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インクの性能的には、「SC-PV5VⅡ」の方が上ですが、インク代も凄い値段するので、今回は「SC-PX7VⅡ」の方にすることにしました。
でも、恐らく近いうちに後継機が出そうな気もしますが、使わなきゃいけないので待つわけにもいかず購入することに。
プリンターが変わると印刷結果の色などが変わります。
私の場合、連続性のあるビデオなどの依頼物が多く、これまでの多くの定番の表紙など色が変わったりしてはいけないものや、天体写真などの繊細な色具合のものなど多くの作品の色調、コントラストなどの調整を強いられることになるので、非常に大変です。
天体写真なども、一発物の印刷なら良いですが、星空観察会や環境展で毎年かなり配ったりしているので、その調整が必要になります。
そうは、云っても同じ顔料系なのでそんなには変わらないと想定しています。
なぜ、染料系を選ばないかというと、天体写真などはとても繊細なグラデーションを求めたりしますが、染料系インクは紙に染み込むので時間と共にその状況が変わってしまいます。
それでは、色調やコントラストの調整は時間が掛かってしまい役に立ちません。
それに、印刷結果の経年劣化についても顔料系の方が少ないので、製品として出す記録物のDVDなどは30年、40年先になってからも見る機会は有ると思いますので保存性は重視したいです。
初期の頃の染料系プリンターで印刷した物って、2年くらいで色が変わってしまったりしましたよね。
なので、ランニングコストは掛かるものの、顔料系がいいんです。
凝り性は困るねェ~! でも、作品を受け取る多くの人の為ですから・・・