大黒さん

つれづれに、道行く人のながれを眺めている土塀のうえの大黒さん

韓国 下期の成長鈍化 内需と投資が深刻化

2018年08月08日 | Weblog
備えよ常に! 備えあれば憂いなし



        


2018年度上期の輸出の好調さを強調する韓国

経済で、数字だけを見れば悲観的な水準では

ないが、内容を精査すれば深刻と専門家。

4~6月期の経済成長率0・7%に対し、政府の

年間目標値2・9%達成が難しいとの見方だ。

民間経済の成長率寄与度が低下し、投資は

急激に冷え込んでおり、更に景気を支えて

好調さを備えて来た輸出の伸びが鈍っている。

消費は依然として沈滞しており、全ての指標が

下降していると指摘。

前四半期までは、韓国経済は年3%前後の成長

力を維持し、内需が2・5%、輸出が0・5%ほど

成長に寄与して来たが、4~6月期では内需は

減少しており、政府の大幅な最低賃金引上げ

などの所得主導成長政策が色褪せた状況と指摘。

更に、深刻さを備えているのが投資で、3大

投資項目の建設投資と設備投資、知識財産

生産物投資の全てが前期比で減少したと指摘。

建設投資の増加率は、1~3月期の+1・8%から

4~6月期には-1・3%とマイナスに転じた。

住居建設と土木建設投資も同じく減少に。

また、設備投資は更に冷え込んでおり、前期の

3・4%から一転して-6・6%に転落。

輸出では、4~6月期の輸出は好調さを備え

半導体に支えられて0・8%増とはなったが、

前期の4・4%と比較すると大幅に縮小した。

半導体輸出がピークアウトする9月以降、

輸出に牽引力を期待することも困難な状況だ。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし」です。

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