大黒さん

つれづれに、道行く人のながれを眺めている土塀のうえの大黒さん

イスラム武装勢力 中国を新帝国主義と断罪

2023年01月28日 | Weblog

備えよ常に! 備えあれば憂いなし



        



近年、中国の習近平が主導する[一帯一路]構想の

一環として、重要な拠点と位置付けるインド洋に

面したグワダル港湾開発を含む大規模開発

プロジェクトの[中国パキスタン経済回廊]

(CPEC)を非難している、イスラム武装勢力

[イスラム国ホラサン州(IS-K)]がテロ行為を

繰り返している。

IS-Kは、アフガニスタンを主な拠点とする

ISILの関連組織で、[習近平の中国の夢は中国

帝国主義の白昼夢に過ぎない]と主張し、中国が

進める一帯一路プロジェクトを攻撃対象にする。

CPECの主着地点のグワダルが存在するバル

チスタン州等に多く住むバルーチ人による

パキスタンからの分離独立を目的とした

[バルチスタン解放軍](BLA)等の過激組織が、

治安機関、同州政府、インフラ等を標的と

したテロを繰り返している。

2021年8月には、BLAが中国人が乗車する

車両を標的とした自爆テロを実行し中国人

2人が死亡しており、2019年5月にも5人が死亡。

パキスタン北西部を拠点とする[タリバン]

支持勢力[パキスタン・タリバン運動](TTP)は

2021年には、200件を超えるテロ行為を起こし、

また南部のBLAも77件のテロ行為を繰返した。

ISKは、中国国内の少数民族である新疆ウイ

グル族のムスリムに対する人権弾圧や、中国の

グローバル経済膨張政策を非難している。

アフガニスタンとパキスタンに広がるイスラム

武装勢力は一帯一路事業をかつての重商主義の

東印度会社と同じ[帝国主義]と位置付けて

人権を無視し、物質主義に走る中国に敵対する。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし

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