備えよ常に! 備えあれば憂いなし
中国政府による半導体業界育成に備えた
補助金のバラまきで、実態が不明な半導体
企業の設立や大型建物の建設がブームとなり
各省が半導体産業は我が省の主要産業だと
宣伝して関連企業の取り込みを競っていた。
過去に、半導体育成のために1000億ドル(約13兆
4000億円)もの補助金をばら撒き、結局成果も
上げられず、汚職を増やしただけとバッサリ。
中国が他国には及びもつかない規模の財政資金を、
多年にわたり国内の半導体業界育成に投じて来た。
だが、基礎的な開発や技術の積み上げを疎かに
してきた結果、半導体が国家安全保障の鍵を
握るとの認識を持ちながら、米国に万里の
長城を築かれて先端半導体分野から締め出しに。
国際半導体製造装置材料協会(SEMI)によれば、
中国は2021~23年に半導体工場を、群を抜く
20ヶ所増やす計画だとされる。
この計画に沿って、世界中から中古メモリー
半導体製造設備を買い集めているという。
現在の保有技術で対応が可能な、20ナノ
(10億分の1mの20倍)程度の半導体生産で
世界一を目指すのでないかと予測されている。
備えよ常に! 備えあれば憂いなし
健康と安心のメタボへの備えは?