備えよ常に! 備えあれば憂いなし
中国では、火葬場の前には霊柩車の車列が出来、
葬儀場は10日先まで予約が埋まっているという
異常事態が昨年来続いている。
英医療調査会社は、1日当り1万人が死亡して
いると報じ、尋常でない状態が続いている
ことはだれの目でも明らかだ。
だが、中国当局は、ゼロコロナ政策を放棄した
12月7日から1月3日までの新型コロナウィルスに
よる死者数は15人だと発表。
中国当局は、コロナウィルスに感染した患者が
呼吸不全または肺炎で死亡した場合のみ、
コロナウィルスによる死亡として記録して
いることに対して、世界保健機関(WHO)の
緊急事態対応の統括責任者は、[新型コロナが
原因の死亡と認定するのに、呼吸器系不全が
要件となっているのは定義が狭すぎる]と問題視。
更に、[中国から現在報告されている数字は
入院者数、集中治療室(ICU)利用者数、また
特に死者数について、新型コロナによる真の
影響を過少に示している]とデータの正確性に
疑義を呈した。
また、WHO事務局長も[中国での感染が非常に
多くなる一方で包括的なデータが出てこない
ので、各国が自国民を守るために必要と信じる
措置を講じるのは理解できる]と言及し、日本や
欧米諸国が中国からの入国者に対し、ウイルス
検査の陰性証明を義務付ける動きが広がって
いるのはやむを得ないとの認識を示した。
これに対して、中国の外務省の報道官は
[中国は一貫して速やかな公開と透明性の
原則に従って、データを共有してきた]と述べ、
指摘はあたらないと反駁。
日本が1月8日から実施する、中国からの
入国者を対象にした水際措置を、さらに
強化する方針を示したことについても[各国の
感染対策は科学的かつ適度であるべきで、
政治的なもてあそびをすべきではない]と反発。
備えよ常に! 備えあれば憂いなし
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