備えよ常に! 備えあれば憂いなし
就職難が伝えられる韓国、だが、50歳代での
退職者が異常に多いのが特徴的。
入学も就職も、また就職後の社員生活も
異様なほど同僚を意識した競争的な日々。
上司と同行する場合も、過剰なほど上司の
身の回りに気配りをし、煙草をくわえば、
左右からライターの火が差し伸べられる。
同期や年齢差に対する意識が過剰で、自分より
先に出世すると面子がないと退職。
管理職年齢が近づくにつれて、肩叩きも
多くなり50歳代そこそこでの退職者が急増。
この働き盛りの退職者の多くは、中小企業への
再就職より起業することを選ぶケースが一般的。
少ない元手で起業できる喫茶店や唐揚げや
などがひしめくことになる。
近年は、多くの業種でフランチャイズが増え
経験が無くても店舗づくりから事業運営まで
指導してくれることが魅力であるため、
権利を買ってフランチャイズチェーンに
参加する人が増加。
2023年の調査では、フランチャイズブランド
全体の80%を外食ブランドが占め、2021年
には5000店ほどであったのが倍増の1万店に。
ブランドの人気の盛衰サイクルが短い上に
この業界も過当競争に陥っており廃業が続出。
統計では、2013年に廃業届けを出した事業者が、
98万6487人と100万人ほどに達する悲劇的に。
この人たちには、失業保険の支えもなく、
多くの人は借金を抱える羽目に陥っただろう。
24年7月現在、自営業従事者は572万1000人と
されているが、不況の影響で自営業者の減少が
続き、1年間で廃業者数が20%以上増加。
このため、自営業の借入債務返済の延滞額が、
約1兆6400億円に達している。
備えよ常に! 備えあれば憂いなし
健康と安心のメタボへの備えは?