こぶとりばばぁの鬼退治日記

ぶっそうな題名でスミマセン。

花火

2005-07-30 23:42:20 | どーでもいいこと
さて今日は隅田川の花火大会。毎年この日は、私はちょっとユーツ。人混みは好きじゃないし、一緒に見に行く人がいないから(涙)、家にいるんだけど、音だけの花火ってタダの騒音。おまけに取材のためかヘリコプターが5機くらい家の上を飛んでいる。家は花火が見える距離じゃないけど、音は聞こえる距離なんです。あ~あ。。。。
騒音防止にTVの生中継で花火を見てみたらどうか、と思ってチャンネルを合わせてみるけど、ぜんぜ~ん、画面とのタイミングと違って、かえって気持ち悪い。

花火の思い出…その①
子供の頃、近所で花火大会が夏に行われていた。花火は近所の山から打ち上げられ、その当時の我が家のロケーションは、花火鑑賞には絶好のポイントであった。家の前に親戚が集まり、宴たけなわの時、何故だか分からないけど、うちの父親が通り掛かりの男の人と口論になり、殴り合いとなった。ふたりとも頭から血が流れ、それを私に見せまいとして、叔父が私を抱えこんだ。その後の記憶は全くない。頭から血を流していた父と、それを見せまいとした叔父のことしか覚えていない。
そのうち、空気汚染のため(家は工業地帯にある)、花火大会は中止となった。

花火の思い出…その②
ニューヨークでの思い出。昔イースト・リバーで見たデパートのMacy’s(スペル違ってるかな?)のアメリカ独立記念日のJuly 4thの花火が素晴らしかったことを思い出す。もう顔の上に落ちてくるんじゃないかと思われるような大輪の花火が、映画「2001年宇宙の旅」の曲とともにバ~ン!と打ち上げられる。その花火と曲のタイミングがピッタリ合っていてすばらしい演出だった。本当に宇宙にいるような気になった。

この極端なふたつの思い出が、毎年、隅田川の花火大会の日に私の頭をよぎるのであります。あー、いつかは騒音に悩まされず、思い出に浸ることなく、楽しい花火大会を過ごしたいもんだ。
今日は友人が来てくれたので、一緒に近所のおでん屋さんへ行く。友人にこの騒音を聞かせ、いかに私がユウツな夏の夜を過ごしているか、切々と訴えた。それだけで、きょうは満足。。。。