こぶとりばばぁの鬼退治日記

ぶっそうな題名でスミマセン。

チボリ公園

2005-10-23 22:08:01 | ひとり言
約20年ぶりに倉敷に行ってきました。わけあって小学4年の姪っ子を連れての観光。まずはいがらしゆみこ美術館に行ってみる。なんで倉敷といがらしゆみこが関係あるのか分からないけど(たぶん倉敷出身ではないと思う)、姪っ子には興味があるかなぁ~と思って入ってみたけど…。がぁ~~~ん!いがらしゆみこなんて知らないって!「キャンディキャンディ」も知らないって!…って冷静に考えたら知らねぇよなぁ~。(爆)ちなみに高校三年の姪っ子に聞いても「知らない」でした。おばさん、撃沈!

倉敷というと美観地区があまりにもインパクトがあって、すごーーーくいい所のように思われるけれど、ほんとに見るところは少ない。大原美術館は小さいながらも名画が揃っているけれど…。よく倉敷出身だというと、「倉敷って行ってみたいんですよ。いいところですよねぇ」と人から言われた。そのたびに「行く価値なんてないよ」と無碍なく答えていた。ところが、である。久しぶりに行った美観地区はなんか、おもしろかった。ただぶらりと歩いただけなんだけどね。私も倉敷の良さがわかる年齢になったんだろうか???
以前にはなかった猫屋敷はとってもお気に入り。猫グッズが沢山ある上に、ほんものの猫が3匹、ショーケースの中で眠っていた。
ボランティアなのか?写真をとってくれる人達がいた(自分のカメラで)。思わず、「タダでしょうね?」と聞いてしまた(笑)。おかげで姪っ子とのツーショットがとれた。
お昼ごはんは「ふるいち」のぶっかけうどんが食べたかったけれど、姪っ子がドリアがいいと言うのでドリアのある店を探す。以前とくらべ、商店街は活気がなく、シャッターの閉まった店が多い。駅前にあった三越も閉店していてびっくり。なんだかわびしい気持ちになった。

お昼を食べた後、チボリ公園に行った。実は私は行ったことがない。しかし、チボリ公園に足を踏み入れて愕然とした。
「あー、ここもいつ潰れてもおかしくないなぁ~」
日曜日だというのに、活気がなく、乗る人がふたりしかいないのに動かしている乗り物もある。街全体が寂れて行く。活気ある時を記憶しているだけに、なんだか悲しくなってきた。

ふるさとは遠きにありて思うもの…。

ふるさとが元気じゃないと、安心して「思えない」…。