痛い質問。

5年ぶりに私の大好きな女優さん、田中美佐子がドラマ復帰した。相変らず若々しくて可愛いなぁ～。うらやまし～い！今回は三人の息子の母親の役だけれど、気のせいかな？最近は家族をテーマにしたドラマが多いような気がする。もちろん全部のドラマを観ているわけではないけれど、そんな感じがする。
世の中がバブリ～なときは、ドロドロした人間関係を描いたドラマが多かったけれど、今の不安定な世の中、温かいホームドラマでなんとか現実と中庸しているんだろうか？

そろそろ、また例の痛～い質問票に記入しなくてはいけなくなるんだなぁ。まぁ、もう二度目だからいいけどサァ。その質問票と言うのは、入院時、看護師さんに提出しなくてはいけないもの。家族の病歴を記入し、なおかつ家族構成を問われるもの。その下に、「この中で、あなたの心の支えとなってくれる人は誰ですか？」という質問が書いてある。
去年、私はこの用紙を前にかなり悩んだ。家族のいない人はどうするんだろ？
結果、「誰もいません」と答えて提出した。
「あー、暗～い女が入院してくるなぁ～」と思われるんだろうなぁ、と思いつつ…。これは痛かったなぁ。術前検査よりも点滴よりも…。
実際入院してみると、入院中、誰もお見舞いに来なかった人もいた。あの方たちはあの用紙になんて書いたのだろうか？

「母の日」や「子供の日」や、何気に当たり前のように過ごす日があるけれど、その日確実に痛い思いをしている人は沢山いるはず。その人たちに気を使え、とは言わないけれど、そんな思いをしている人たちもいることを、心の何処かでわかっていて欲しいなぁ～と思う。子供のとき受けた思いを、大人になってまでも受けるとは…。痛い人生だぁ～。