■谷亮子女史の擁立会見で、クラッシャー小沢は「100万、1000万の味方を得た思い」を語ったそうですが、それは「100万票は固い!」という本音が抑え切れずに数字が口を衝いて出てしまったのを、内心冷やりとしながら誤魔化したのではないか?などと邪推してしまいます。
柔道女子の五輪金メダリストの谷亮子氏を10日、民主党が擁立……。「小沢先生(一郎民主党幹事長)の強いリーダーシップの下、頑張りたいと決意した。小沢先生には長い間、田村亮子時代から応援していただいていた。本当に、地球を覆うほどの愛で」この日、民主党本部で出馬会見した谷亮子氏はにこやかに語り、早くも「小沢ガールズ」の仲間入りを宣言。民主党が「政治とカネ」で批判にさらされていることを問われても、谷氏は「より良い方向にこれから向くと信じている」と述べるだけだった。
■「地球を覆うほどの愛」とは、一体、どんな応援をして貰ったのだろう?と下世話な詮索をしてしまいたくなるような言い回しでもありますし、今の総理が好みそうなフレーズのようにも思えます。既に「起訴相当」の判断が下されて検察にボールが投げ返されている現状を考えれば、「より良い方向」とは再び検察が起訴を断念することを意味していることになりそうです。
小沢氏は会見で谷氏の隣に陣取り、満面の笑みで「全国民、谷さんのことはご存じではありますが、ご支援いただきますようお願いいたします」と述べるなど終始機嫌が良かった。民主党は大阪選挙区にタレントの岡部まり氏、比例代表に女優の岡崎友紀氏らを相次いで擁立してきたが、これらも小沢氏主導で人選が進んできた。自身の「政治とカネ」の問題などで民主党に逆風が吹く中で、著名人擁立は小沢氏にとって数少ない反撃の手段なのだ。
■クラッシャー小沢が日本各地で宗教関係者と精力的に会っているという噂があったようですが、それぞれ厚い信仰心を持っている女性候補を擁立して組織団体票を基礎にして、テレビ人気分を上乗せすればぐんと票数が伸びるという露骨な皮算用のようです。それにしても「谷さんのことはご存知」と言われても、彼女の政治理念も知りませんし、憲法・財政・安全保障などに関する見識も分かりませんぞ。「ご存知」なのは柔道が強くてプロ野球選手と結婚して2人のお子さんを育てていることくらいですが……。
……ある自民党幹部は「谷氏を無条件に支持する国民は多いはずだ。それにしても、現役続行にはびっくり。国会議員はそんなに簡単な仕事なのかね」と、いらだちをあらわにした。
2010年5月10日 産経ニュース
■少なくとも今の日本の参議院議員は「そんなに簡単な仕事」なのだと思います。桝添さんみたいに強烈な権力志向を持ち合せていないタレント候補にとって、誰かさんの指示通りに動いていれば大過なく過ごせるはずですからなあ。
民主党は10日の常任幹事会で、夏の参院選比例代表にシンガーソングライター、庄野真代氏(55)の公認を決めた。庄野氏は昭和53年にリリースした「飛んでイスタンブール」がヒットした。
2010年5月10日 産経ニュース
■選挙運動中には何度も『飛んで……』を歌うのでしょうか?『モンテカルロで乾杯』というヒット曲もあったはずですが、NPO法人「国境なき楽団」の代表を務めているそうですから、多少は候補者らしい演説が出来るのかも?何やら民主党は無理に浮かれた気分になりたがっているようにも見えますが……。
……小沢一郎幹事長は10日夜、都内で開かれた参院選に向けた党秘書会の総決起大会であいさつし、「参院選まであとわずかだ。ぶつぶついったところで選挙は勝たなきゃいけない。私も来週あたりから全国あちこち飛び歩きたい」と述べ、全国遊説に乗り出す考えを表明した。輿石東参院議員会長は内閣や政党の支持率が下がり続けていることを念頭に、「参院選では民主党の真価が問われる。逆風といわれるが、タコは逆風の時の方が高く揚がる」と強調した
5月11日0時15分配信 産経新聞
■ほんの5日前に山岡賢次国対委員長が党本部で開かれた「女性議員ネットワーク会議」の総会で「雲の上」失言をしたばかりだと言うのに、「雲」の次は「凧」ですかな?輿石会長は御存知ないのかも知れませんが……もしも逆風が凧を揚げている本人にとってのものなら、どんなに頑張っても凧は絶対に揚がりませんぞ。意地を張って横車を押さずに、自分が凧を揚げようとしている方向が間違っているのだと反省して、ちゃんと風下に向かって凧を放たねばなりません。あまり無茶な揚げ方をしていると、糸が切れて凧が流され、イスタンブールを飛び越えて国家財政が破綻したギリシア辺りに不時着かも?そして余った選挙資金を流用してモンテカルロで自棄酒の乾杯をしなければならなくなるかも知れませんぞ。
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柔道女子の五輪金メダリストの谷亮子氏を10日、民主党が擁立……。「小沢先生(一郎民主党幹事長)の強いリーダーシップの下、頑張りたいと決意した。小沢先生には長い間、田村亮子時代から応援していただいていた。本当に、地球を覆うほどの愛で」この日、民主党本部で出馬会見した谷亮子氏はにこやかに語り、早くも「小沢ガールズ」の仲間入りを宣言。民主党が「政治とカネ」で批判にさらされていることを問われても、谷氏は「より良い方向にこれから向くと信じている」と述べるだけだった。
■「地球を覆うほどの愛」とは、一体、どんな応援をして貰ったのだろう?と下世話な詮索をしてしまいたくなるような言い回しでもありますし、今の総理が好みそうなフレーズのようにも思えます。既に「起訴相当」の判断が下されて検察にボールが投げ返されている現状を考えれば、「より良い方向」とは再び検察が起訴を断念することを意味していることになりそうです。
小沢氏は会見で谷氏の隣に陣取り、満面の笑みで「全国民、谷さんのことはご存じではありますが、ご支援いただきますようお願いいたします」と述べるなど終始機嫌が良かった。民主党は大阪選挙区にタレントの岡部まり氏、比例代表に女優の岡崎友紀氏らを相次いで擁立してきたが、これらも小沢氏主導で人選が進んできた。自身の「政治とカネ」の問題などで民主党に逆風が吹く中で、著名人擁立は小沢氏にとって数少ない反撃の手段なのだ。
■クラッシャー小沢が日本各地で宗教関係者と精力的に会っているという噂があったようですが、それぞれ厚い信仰心を持っている女性候補を擁立して組織団体票を基礎にして、テレビ人気分を上乗せすればぐんと票数が伸びるという露骨な皮算用のようです。それにしても「谷さんのことはご存知」と言われても、彼女の政治理念も知りませんし、憲法・財政・安全保障などに関する見識も分かりませんぞ。「ご存知」なのは柔道が強くてプロ野球選手と結婚して2人のお子さんを育てていることくらいですが……。
……ある自民党幹部は「谷氏を無条件に支持する国民は多いはずだ。それにしても、現役続行にはびっくり。国会議員はそんなに簡単な仕事なのかね」と、いらだちをあらわにした。
2010年5月10日 産経ニュース
■少なくとも今の日本の参議院議員は「そんなに簡単な仕事」なのだと思います。桝添さんみたいに強烈な権力志向を持ち合せていないタレント候補にとって、誰かさんの指示通りに動いていれば大過なく過ごせるはずですからなあ。
民主党は10日の常任幹事会で、夏の参院選比例代表にシンガーソングライター、庄野真代氏(55)の公認を決めた。庄野氏は昭和53年にリリースした「飛んでイスタンブール」がヒットした。
2010年5月10日 産経ニュース
■選挙運動中には何度も『飛んで……』を歌うのでしょうか?『モンテカルロで乾杯』というヒット曲もあったはずですが、NPO法人「国境なき楽団」の代表を務めているそうですから、多少は候補者らしい演説が出来るのかも?何やら民主党は無理に浮かれた気分になりたがっているようにも見えますが……。
……小沢一郎幹事長は10日夜、都内で開かれた参院選に向けた党秘書会の総決起大会であいさつし、「参院選まであとわずかだ。ぶつぶついったところで選挙は勝たなきゃいけない。私も来週あたりから全国あちこち飛び歩きたい」と述べ、全国遊説に乗り出す考えを表明した。輿石東参院議員会長は内閣や政党の支持率が下がり続けていることを念頭に、「参院選では民主党の真価が問われる。逆風といわれるが、タコは逆風の時の方が高く揚がる」と強調した
5月11日0時15分配信 産経新聞
■ほんの5日前に山岡賢次国対委員長が党本部で開かれた「女性議員ネットワーク会議」の総会で「雲の上」失言をしたばかりだと言うのに、「雲」の次は「凧」ですかな?輿石会長は御存知ないのかも知れませんが……もしも逆風が凧を揚げている本人にとってのものなら、どんなに頑張っても凧は絶対に揚がりませんぞ。意地を張って横車を押さずに、自分が凧を揚げようとしている方向が間違っているのだと反省して、ちゃんと風下に向かって凧を放たねばなりません。あまり無茶な揚げ方をしていると、糸が切れて凧が流され、イスタンブールを飛び越えて国家財政が破綻したギリシア辺りに不時着かも?そして余った選挙資金を流用してモンテカルロで自棄酒の乾杯をしなければならなくなるかも知れませんぞ。
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