「仮病疑惑」の横綱朝青龍が、日本相撲協会の巡業部に見放された。同巡業部は27日、両国国技館で臨時会議を開き、……大島巡業部長(元大関旭国)は「巡業部としては横綱から全治6週間の診断書が出ているので、巡業に出席しなくて結構、という結論に達した」と発表した。朝青龍の負傷を気遣っての結論ではない。診断書が出された日に、モンゴルでサッカーを興じる映像が流れたことで、ほとんどの協会員が激怒。巡業部ではこの日、異例の診断書公表にまで踏み切った。不知火副部長(元関脇青葉城)は「テレビに映像が出たからまずいということで巡業に出ると言い出すのはおかしい」。高田川副部長(元大関前の山)は「相撲には伝統がある。朝青龍の今の考え方では、地位に関係なく半永久的に出場させない」と続けた。
■とうとう「半永久的に出場させない」話になってしまいますが、痛みは本人にしか分からないところも有って、診断書と仮病疑惑がごっちゃになって、マスコミ報道は問答無用の制裁議論に突き進んで行くことになります。
夏巡業は8月3日から17カ所を回るが、朝青龍の「仮病疑惑」が浮上してから、チケットの払戻し要求や「朝青龍が出ない分、チケット代を安くしろ」などの苦情が殺到している。……高砂親方(元大関朝潮)は「帰ってきたら巡業に出るように話します」と、あらためて強制出場させることを明言した。しかし巡業部が受け入れを拒否しており、朝青龍の存在が宙に浮くことも。来週早々には、巡業部の判断などを踏まえ、北の湖理事長(元横綱)が処分を含めて最終結論を出す。診断書の事実確認も含め、朝青龍はますます窮地に追い込まれた。
7月28日 日刊スポーツ
■疑惑発覚後2日目、高砂親方は「巡業に出れば良いんでしょ?」と判断していたのは驚きです。単なるズル休み事件だと思っていたようですなあ。親方は朝青龍の不祥事に慣れてしまっているようです。まさか、巡業部が「出場拒否」を言い出すとは思いもしなかったのでしょうなあ。
……重大な仮病疑惑が持ち上がっている横綱朝青龍が30日午後、事情説明のために急遽(きゅうきょ)、来日する。テレビニュースに映っていた朝青龍は緑のピッチを笑いながら走りまわり、豪快なシュートも放つなど、どこから見ても元気そのもの。過去、トラブルを起こすたびに泣き落し戦術でひたすら頭を下げ、反省の弁を口にしてきたが、今回はどんな言い訳を用意しているのか、注目される。……仲間割れとも言えるような巡業部の強硬姿勢の裏にあるのが、師匠の高砂親方(元大関朝潮)に対する大きな不信感だろう。朝青龍がこんなにわがままで、大相撲界を軽視するような態度を取るようになったのは、師匠がしっかりと指導力を発揮し、横綱とはどうあるべきかをキチンと教えないからだ、という批判は早くからあがっていた。
■同じ時期に自民党で起こっていた歴史的大敗直後の安部首相続投宣言にも重なる「責任問題」であります。力士の不祥事は親方の指導責任で、その親方を管理するのが協会理事長でしょう。横綱に特化すれば審議委員会の責任も出て来ます。今回の参議院選挙で吹き荒れた自民党に対する逆風、その鞴(ふいご)の役目を果たした赤木農水相の不誠実な態度、選挙の後で更迭されましたが、周囲からは「もっと早く辞めさせていたら……」とのうめき声が湧いているそうです。朝青龍問題もこんなに大きくならない内に、「強いだけ」の横綱を廃業させてしまうチャンスは何度も有ったのに……。サッカーに汗を流して楽しそうに走り回っている映像を見て、驚倒した日本人は少なかったのではないでしょうか?「朝青龍ならやりかねない」誰もがそう思うような横綱だったという話でしょう。高砂親方の暢気な対応ぶりにもそれが表われています。
……なにしろこの師弟の不仲は有名。「朝、けいこ場であっても、あいさつすら交わさない」と話す関係者すらいる。こんな状態では、どんなに朝青龍がわびても、また“馬脚”を現す。「この際、朝青龍本人だけでなく、師匠の高砂親方も厳罰に処すべき」という強硬論が大勢を占めつつあるのだ。高砂親方はなんとか最悪の事態だけは避けようと、この週末も北の湖理事長のもとを訪ねるなど、事後処理に飛び回っていたが、果たして朝青龍はどうなるのか。クビか、それとも、謹慎などのペナルティーだけで済むのか。いよいよ本人登場で事態はヤマ場を迎える。
7月30日 夕刊フジ
■何度も優勝をしている朝青龍ですが、優勝を祝う席で師弟が手を取り合って喜びを分かち合うシーンを誰も見た事が有りません。それを誰も不思議に思わなくなっていたというのも奇怪な話です。朝青龍は「独りで強くなった」横綱だったのですから、感謝の気持ちなど生まれるはずも無いでしょうなあ。高砂親方にとっては単なる金ズルで、部屋の経営と自分の収入を確保するために、何事も大目に見ていれば、元々素行の良い方でない暴れん坊が増長するのは当たり前……。親方を「食わせてやっている」とまで考えていた横綱なら、品格など期待しても仕方が有りませんなあ。
■とうとう「半永久的に出場させない」話になってしまいますが、痛みは本人にしか分からないところも有って、診断書と仮病疑惑がごっちゃになって、マスコミ報道は問答無用の制裁議論に突き進んで行くことになります。
夏巡業は8月3日から17カ所を回るが、朝青龍の「仮病疑惑」が浮上してから、チケットの払戻し要求や「朝青龍が出ない分、チケット代を安くしろ」などの苦情が殺到している。……高砂親方(元大関朝潮)は「帰ってきたら巡業に出るように話します」と、あらためて強制出場させることを明言した。しかし巡業部が受け入れを拒否しており、朝青龍の存在が宙に浮くことも。来週早々には、巡業部の判断などを踏まえ、北の湖理事長(元横綱)が処分を含めて最終結論を出す。診断書の事実確認も含め、朝青龍はますます窮地に追い込まれた。
7月28日 日刊スポーツ
■疑惑発覚後2日目、高砂親方は「巡業に出れば良いんでしょ?」と判断していたのは驚きです。単なるズル休み事件だと思っていたようですなあ。親方は朝青龍の不祥事に慣れてしまっているようです。まさか、巡業部が「出場拒否」を言い出すとは思いもしなかったのでしょうなあ。
……重大な仮病疑惑が持ち上がっている横綱朝青龍が30日午後、事情説明のために急遽(きゅうきょ)、来日する。テレビニュースに映っていた朝青龍は緑のピッチを笑いながら走りまわり、豪快なシュートも放つなど、どこから見ても元気そのもの。過去、トラブルを起こすたびに泣き落し戦術でひたすら頭を下げ、反省の弁を口にしてきたが、今回はどんな言い訳を用意しているのか、注目される。……仲間割れとも言えるような巡業部の強硬姿勢の裏にあるのが、師匠の高砂親方(元大関朝潮)に対する大きな不信感だろう。朝青龍がこんなにわがままで、大相撲界を軽視するような態度を取るようになったのは、師匠がしっかりと指導力を発揮し、横綱とはどうあるべきかをキチンと教えないからだ、という批判は早くからあがっていた。
■同じ時期に自民党で起こっていた歴史的大敗直後の安部首相続投宣言にも重なる「責任問題」であります。力士の不祥事は親方の指導責任で、その親方を管理するのが協会理事長でしょう。横綱に特化すれば審議委員会の責任も出て来ます。今回の参議院選挙で吹き荒れた自民党に対する逆風、その鞴(ふいご)の役目を果たした赤木農水相の不誠実な態度、選挙の後で更迭されましたが、周囲からは「もっと早く辞めさせていたら……」とのうめき声が湧いているそうです。朝青龍問題もこんなに大きくならない内に、「強いだけ」の横綱を廃業させてしまうチャンスは何度も有ったのに……。サッカーに汗を流して楽しそうに走り回っている映像を見て、驚倒した日本人は少なかったのではないでしょうか?「朝青龍ならやりかねない」誰もがそう思うような横綱だったという話でしょう。高砂親方の暢気な対応ぶりにもそれが表われています。
……なにしろこの師弟の不仲は有名。「朝、けいこ場であっても、あいさつすら交わさない」と話す関係者すらいる。こんな状態では、どんなに朝青龍がわびても、また“馬脚”を現す。「この際、朝青龍本人だけでなく、師匠の高砂親方も厳罰に処すべき」という強硬論が大勢を占めつつあるのだ。高砂親方はなんとか最悪の事態だけは避けようと、この週末も北の湖理事長のもとを訪ねるなど、事後処理に飛び回っていたが、果たして朝青龍はどうなるのか。クビか、それとも、謹慎などのペナルティーだけで済むのか。いよいよ本人登場で事態はヤマ場を迎える。
7月30日 夕刊フジ
■何度も優勝をしている朝青龍ですが、優勝を祝う席で師弟が手を取り合って喜びを分かち合うシーンを誰も見た事が有りません。それを誰も不思議に思わなくなっていたというのも奇怪な話です。朝青龍は「独りで強くなった」横綱だったのですから、感謝の気持ちなど生まれるはずも無いでしょうなあ。高砂親方にとっては単なる金ズルで、部屋の経営と自分の収入を確保するために、何事も大目に見ていれば、元々素行の良い方でない暴れん坊が増長するのは当たり前……。親方を「食わせてやっている」とまで考えていた横綱なら、品格など期待しても仕方が有りませんなあ。