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子どもの家事参加

2007年11月29日 | 日々の暮らしを楽しく
ちょっとプライベートな話です。

私には息子が二人います。中2と小5です。仕事の関係で、もう7~8年は一人で育てています。夫は同業者で、アメリカ時代から単身赴任です。その頃に比べたら近くなりましたし、時差がなくなりましたから楽ですが、とりあえず物理的には助けになりません。

ちょっと前に家事の外注などという話を書きましたが、うちではそういう選択肢は取っていません。しかし私一人で全部こなすのは不可能です。そこで、機械類の投入(食器洗い機、洗濯機&乾燥機など)、時間活用による前倒し家事、など工夫をしています。それでもやはり全部はできません。

ですから、だんだん大きくなってきた息子二人の家事参加が不可欠です。下の子は料理が好きで、お米をといだり、DSお料理ナビを見て献立を考えたり作ったりするのが大好き。でも掃除は苦手。上の子は片づけが得意で洗濯物を干すのが上手。夕方取り込んでくれるのも上の子です。

その長男が最近大量に本を買うようになり、資金作りのため、お駄賃をもらって家事を手伝うということを申し出てきました。本を買うときは、これまではほとんど私が買ってやっていたので、別にお駄賃を貯めずとも買ってやればいいんですが、自分で買おうと決意している(そのためにゲームなどをあきらめている)様子に、ちょっと感心してやらせることにしました。で、仕事ですが、洗濯物を畳んで各自のタンスにしまう、ということを頼むことにしました。私が忙しくなると滞ってしまうことが多い家事です。が、最初はあまり期待していませんでした。約束してもやらない、忘れる、ということを予想していたのです。まあそれならお金を払わなければいいわけですから、あまり無理強いするつもりもありませんでした。

しかし約束してから今日まで、一度もさぼりません。最近日中の温度が低いので乾ききらない洗濯物を取り込んだ後もしばらく部屋の中に干したりしていますが、朝わたしが起きると魔法のようになくなっているんです。きちんとたたまれ、しまわれています。

洗濯物の干し方とか、たたみ方、しまい方というのは、そこそこルールがあります。最初はあまり口うるさく言わず、任せようと思っていたのですが(というのは、家事を夫に頼むときに指示がうるさいとやる気を失ってしまい、けんかになる場合が多いので)、長男は私とまったく同じ干し方をし、私以上にきちんとたたんでしまっています。干し方については質問したところ「毎日取り込んでいたら自然に干し方を覚えた」「お母さんがやっているのと同じにしている」とのことで、何も言わなくてもちゃんと観察して会得していたことがわかりました。

ところで、昨夜次男のベッドをなおしてやっていたら、次男が「ごめんね、ぼく自分でやれるんだけど、面倒なんだよね。でもお母さんがいないときは自分でやれるんだよ。だから出張に行って。」というので大笑いしました。人間というのはさぼれるときはさぼるもんです。うちは私が忙しくて時間がないために、子供達に対する負荷は高いと思いますが、反面、必要に迫られて生活力が高くなってるんじゃないかとちょっと期待しています。




コメント (3)
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