犀川の河川整備を考える会

犀川の辰巳ダム建設を契機に河川整備を考え、公共土木事業のあり方について問題提起をするブログ。

ダム問題>高位置にあるダム貯水は太陽エネルギーの貯蔵庫(犀川ダム)・その3

2018年11月01日 | ダム問題
「石川県河川総合情報システム・ダム諸量表」の10月までの平成30年のデータをエクセル表で簡単な試算をした内容は以下のとおりである。
 3月19日(第1回目の放流ゲート操作)までは、実際の運用の通りとする。
 試算では、この日から12m3/秒に固定する。
 3月24日に満杯(10,700千立方メートル)になったので、試算上の放流ゲート操作①。以後は、流入量=放流量に固定。その間の最大の放流量は、69.32立方メートル毎秒(4/25)。
 5月21日にダムの放流ゲート操作を止める。試算では、12m3/秒に固定。試算では、ダム貯水量が減少して、6月4日に実際のダム貯水量と同じになった。以後は実際の放流量=試算の放流量に固定。
 7月5日にダムの放流ゲート操作(第2回目の放流ゲート操作)。試算では、12m3/秒に固定。試算では、その日の夜に満杯になり、固定を止めて試算上の放流ゲート操作②、現実の流入量=試算の放流量とする。
 その間の最大放流量は143.5m3/秒である。
ちなみに、100年確率の想定では、700m3/秒を400m3/秒にして放流することになっている。最大流量143.5m3/秒は、400m3/秒よりも十分に小さい。
 7月8日に放流ゲート操作を止める。
 9月1日~9月2日(第3回目の放流ゲート操作)、試算では、12m3/秒に固定。以後、試算上のゲート操作はなし。
 9月4日~9月5日(第4回目の放流ゲート操作)
 9月8日~9月12日(第5回目の放流ゲート操作)
 
エクセル表の中の黄色の色塗り部分が、試算上の発電貢献放流を表している。総計で756時間となる。(ホームページに掲載
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