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続1000冊の読書 2025.5  米に思う

2025年05月31日 | 読書

あれよあれよの米不足、そして高値安定から、小泉劇場の備蓄米放出。
米不足はここまでの事なのだろうか、という疑問が払拭できない。

毎日田んぼを見て暮らしている身であるから、毎年の出来具合は承知しているつもり。
農業従事者の高齢化は進み、後10年もしたら米作りができなくなる農家ばかり。機械化と委託が進み、たとえ若い物がいたとしても、米作りの経験のない人たちばかりだ。
農業法人の従業員を見れば、我が国の人たちではない人が多い。
構造改善した田んぼでさえ、軒並み休耕田になっていたから、いつか食糧難の時代は来るだろうと思っていたが、こんなに簡単に米騒動が起きるとはびっくりだ。
事が起きれば、最初に飢えるのは日本人と言われている。
食糧自給率がカロリーベースで38%・・・・・これは米があるからと理解していた。
実際は10%台だとも言われている。スーパーで売られている商品の産地国を見れば納得する。
政治家は誰も本気で心配していないように思える。

本当に食料が足りなくなったら、我が国はどこの誰に頭を下げて、代わりに何を差しだすのだろうか。
今月重い本も読んだ。

204 205 神の手 上下   久坂部羊   幻冬舎文庫
206 207 輪違屋糸里 上下 浅田次郎   文春文庫
208 広重と女八景 坂岡真 中公文庫
209 星の教室 高田郁 角川春樹事務所
210 沈む祖国を救うには  内田樹 マガジンハウス新書
211 いつかの岸辺に跳ねていく  加納朋子 幻冬舎文庫
お読みいただきありがとうございました。
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