若き日の詩人たちの肖像

2021年03月03日 | 読書

今朝、「田舎主婦の日日是好日」のゆりさんのブログを拝見しました。

藤原定家は日記を、19歳から74歳まで、欠損はあるものの書いていたとのこと。

その日記明月記に堀田善衛が「定家明月記私抄」(1996年)を書いていることを知ったのでした。

知らなかったわ。

10代の終わりに、堀田善衛の「若き日の詩人たちの肖像」に出会いました。

友人が貸してくれたのでした。

その後神保町の古書店で、この本の初版本に出会い、多感な時期に幾度となく読み返しました。

蔵書の99パーセントは処分しました。

でもー、残してあるかもと、今朝本棚を探しました。

ありまし~た。

やっぱり捨てられなかったのね。

青春時代から、ずっと堀田氏の本を読み続けていたはずなのに・・・・・。

記憶がない・・・・いやあ、1,996年その頃の私は、そんな心の余裕がなかったかもと、思い出の世界に入ったのでした。

「若き日の詩人たちの肖像」は自伝ではないけど自伝的な物だったような記憶がします。

1968年発行で、今開いてみれば・・・・活字が小さ~い。

読み直せるかしらね。

昨年夏に、これが最後とも思える本の処分をしました。

もう1度読みたいと思う本を残していたのですが、活字の小ささでかなり諦めが付きました。

減らしながら、一方でこれまた細かい活字の文庫本を50冊ばかり手にいれてありますが、まだ荷をほどくところまで行きません。

読む本が常に山積みになっていないと不安になるのです。

活字が細かいなんて言わないうちに、読んでおかねばダメですね(笑)

「若き日の詩人たちの肖像」だけはもう一度読み返してみよう、と固く決意したのでした。

藤原定家までいきつけるか分からないけど、それも楽しみのひとつになりそうです。

ゆりさん、ありがとうございました。

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8 コメント

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若き詩人 (紫苑)
2021-03-03 11:34:26
懐かしいですね。「若き詩人たちの肖像」わたしたちの世代では必読書でしたね。
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紫苑さん (美恵子)
2021-03-03 11:56:28
紫苑さんも読まれましたか。
そんなお話をお聞きするとうれしいです。
半世紀前に心が戻ります。
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Unknown (やまゆり)
2021-03-03 15:29:20
主人が今まで読んでた本を全部読み終えて 昔のを
読むって出してきたんですが 「坂の上の雲」を
おお~~字が小さいって天眼鏡を手に読んでいます。

私はこれには興味ないので止めますが・・・
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やまゆりさん (美恵子)
2021-03-03 17:25:41
半世紀前の本は、活字が小さいですね。
でも最近の超大きい活字はそれなりに抵抗があります。

新聞の活字も大きくなりましたね。
さらに写真が増えました。
日本人の語学力も落ちたかもしれませんね(笑)
天眼鏡という手がありましたねえ。

坂の上の雲、2年前位に読んで・・・・遅まきながら・・・しばらくの間、この作者にはまっていました。
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白い布張りの本 (frozenrose)
2021-03-03 18:08:31
私も読みました。
カルトナージュみたいな素敵な装丁だったと記憶しています。
もう捨てたかな~
探してみます。思い出すきっかけをありがとうございました。
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こちらこそ感謝 (ゆり)
2021-03-03 21:23:54
こんばんは。

長くなるし、簡単にさら~っとと思ったのに、まだ長い記事でしたのに(;^_^A
こちらこそ感謝です。

話は変わり、今日星の観測(笑)したんですが目が衰えました。
今裸眼で運転ですが、今度の書き換えではギリギリかな~~

最後まで目を良くして置き、本を読んでいきたいです。

本は大きく処分して!でも、また買う羽目になってますので、もう処分しないで行きます(;^_^A
図書館へ行く間がないので、マイルームにあると何かと都合がいいのですよ。
思い出のご本、やっぱり!!取ってあったのですね(*^^*)
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frozenroseさん (美恵子)
2021-03-04 09:08:58
そうです、外函もある白い布の装丁です。というより・・・でした、状態の今です(笑)
今はまさに古書の風格です。
昔の本は外函にパラフィンのカバーがかかっているのもありましたね。
 今でもその本持っています、徳川家康の全20巻位ですか。これは10年毎に1度ずつ3回読みました。
これまた処分できない本です。
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ゆりさん (美恵子)
2021-03-04 09:14:13
おはようございます。
勝手に引用してしまってすみません。
本当に読書の巾が広いですね、感心してしまいます。
私ときたら、最近は易き方に流れています。
 処分する前には読み直してと、活字中毒という症状はかなり重いようです(笑)
 でも目が悪くなっています。これが一番心配です。本が読めなくなったら、生きる張り合いがなくなりますからね。
いつもありがとうございます。
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