清水市へのバスの旅・・・・ハプニングも

2019年08月26日 | 
 清水市へのバス旅行のお誘いを受けたのは、7月も半ばの頃でした。

 地域の古くからの友人たちです。その昔婦人会なるものがあり、20代の終わりに順番でまわってくる役員に、義母の役員逃れのために、1年間活動しました。

 その時の年代が同じ人たちとのお付き合いが、かれこれ40年近く続いています。

 最初は年に1度の食事会程度でしたが、最近は遊ぶのも忙しくしなければというようになり、頻度が増しました。

 皆さん嫁を卒業していて、現在嫁をしているのは私だけになりました。

 嫁を卒業した頃には、我が身に痛い痒いが出てくるものです・・・・みんな動けるうちに出かけなければとなっています。

 私以外は「大正琴」や「踊りの会」などで、お泊りの旅行もずっとしていたのですが、3歳の時から歌と踊りと鳴物が嫌いな私は、40過ぎに手首を骨折した折に、大正琴を止めました。

 そうでなくても付いていけないのに、練習を休んでいた分皆さんの足をひっぱるようで。

 琴を天袋に押し込んだ時の解放感ったら・・・・・私は本当に嫌いだったのだと思いました。

 それ以来、趣味に関しては嫌いな物には手を出さないと固く心に決めました。

 最終的に残る友人は地域の身近な友人かもしれませんね、大切にしていきたいと思っています。


  小旅行の手配をするお当番でしたが、いい企画があると連絡を受けそれに乗ったのでした。

 たしかその時清水市の他に立ち寄り場所も聞いたかすかな記憶がありますが、まったくお気楽に出かけていきました。

 バスの添乗員さん・・・・定年がないんですよ、と最初に言われましたから、まあ―だいたい想像が付きましたが、なんぼ人不足といえども、三重県の桑名からの出張だそうです。

 だから・・・・どこ走っているのでしょう、道路の上ですと自問自答なさっていました。

 明るいキャラで車内は笑いに包まれました。

 最初は三保の松原です。

 ここは20年以上前に行ったことがありましたが、世界遺産の関係で立派な駐車場ができたらしく、片道800メートル程歩きます。

 帰りはお土産屋さんが足に自信のなさそうな方は送ってくれました。最高齢は88歳と90歳の方でしたから。

 それから昼食です。エスパルスドリームプラザの「清水すし横丁」で、1000円のミールクーポンをもらってです。

 時間は1時間です・・・・迷っている時間はありません。

 どこのお店もおいしそうということで、呼び込みのお姉さんの愛嬌の良さで選びました。

 おみやげ・・・・信州人は海産物を買いたいのですが、時間は10分しか残っていません・・・・消化不良です。

 フェリーが日程に組まれています。

 この日天気が良くありませんでした。少しずつ雲は上にあがっていましたが、富士山の方向すらわかりません。

 フェリーに乗っても・・・・全然おもしろくありません。

 船内の雪をかぶった富士山の写真で我慢したのでした。

 後は「桜エビ」のお店に寄って帰るばかりになりました。

 ここでお土産を買うつもりまんまんのみんなです。

 しばらく走ったところで車内に「バシッ」と鋭い音が響きました。

 3つ前の席です。窓一面に小ヒビが入りましただけでなく、長さ70センチはば15センチ位が欠け落ちています。

 歩道で草刈りをしていて石を飛ばしたのでしょう。

 幸い怪我をしませんでした。

 まあー、それからのことときたら・・・・ご想像ください。

 当然「桜エビ」は消えました・・・・営業時間が終わってしまいました。

 乗客の心配は「お土産」と「夕食」です。

 事故から2時間弱で、迎えの車が来て、昼食した場所に戻ります。

 そこで荷物を持って降ります。荷物をお店で預かってもらって、とりあえず「お土産」と車内で食べる夕食を買わねばなりません。その時間実質30分弱です。

 そこで次のバスに乗り換えます。

 さらにもう1度、最初の会社が迎えによこしたバスに乗り換えました。まあいろんなバスに長時間乗れました。

 確かに朝の出発時に添乗員さんが、今日の内には帰れますって冗談に言いましたけど、本当になりました。

 なかなかできない経験をしたと思えばということでしょうね。

 人身事故ではありませんでしたから、こんな呑気なことを言っていられます。

 
 以前1人が草刈りをして、4人がコンバネを持ってガードしているのを見たことがありましたが、怖いものですね。

 あの石が顔面や頭を直撃したらと考えると、災害はどこからやってくるかわからないと思いました。

 そうそう添乗員さん63歳なんですって。

 3年前からこのお仕事だそうです。若い頃バスガイドさんをやってらしたのだとか。

 この方の前向きの生き方、考え方、行動力に皆さん元気をもらいました。

 朝起きたら、鏡を見て自分に挨拶をするのだそうです。

 私なんか、この頃鏡を見ると母の顔を見るようになってきましたけど(笑)

 どちらにしてもこの添乗員さんのおかげで最後まで楽しい旅でいられたことは間違いありません。

 多恵子さんありがとう。
 

依田 美恵子


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