子供時代・・・・昔編

2012年12月28日 | 家族
夜中の3時に目が覚めました。ラジオを聴きながら眠気が訪れるのを待っていました。そしたらなぜか昔が思い出されたのでした。

 「フラフープ」や「だっこちゃん」が流行るちょっと前頃のことです。この頃から時代が大きく変わりましたから、1年とも言えず子供の遊びも変って行きました、だから1年2年でも微妙なんですね。

 我が家は道下に家がありましたから、木戸は坂でした。その坂が雪が降ると格好のソリ遊びの場所となったのでした。

 ある雪の降った日のこと、近所の子供たち総出でその坂道に雪を盛り、水をまいて氷状態にしたのでした。

 そりゃあ楽しかったわ!!

 まあー子供はよかったんですが、当時70代後半だった祖父に叱られました。
 つるっつるっで、危なくて大人は歩けませんでしたから。

 結局大人が片付けたのでしょうね、その記憶はパッと抜けています。
 ソリ遊びを思い出したら愉快になって、夜中に声を出して笑ってしまいました。
 
 ろくな暖房も風を避ける衣服もなかった時代ですが、頬を真っ赤にして子供は風の子を地でいったのでした。

 先日「おむすびころりん」を読み聞かせていて「打ち出の小槌」の場面になりました。「打ち出の小槌」を使うとしたら・・・・私は「20歳若返りたい」です、でも子供時代までは戻りたくないかも・・・・。

 5つ違いの兄がスキーを作るといって、友人と2人で胸高30cmもある「ほうの木」を伐り倒したのもこの頃だったでしょうか。

 よそ様の山の木だったので、父は謝りにいったりして大変だったことでしょう。
それにしても小学生がよくケガもしないで伐ったものです。

 大木だったから田んぼに枝が一杯になったとか。後始末もさぞかしだったことでしょう。

 一番いいところを玉切りにして製材まで持ち込んで、板にしてもらったのでしょう。私の記憶の中で兄が大なべに湯を沸かして、その板を柔らかくして曲げている姿が残っています。

 真夜中にそんなことも思い出してクスクスと笑っていたのでした。

 父も母もいなくなった今、そんなことを語り合いたいと思うのでした。
 今年も余すところわずかになりました。

 依田美恵子

軽井沢・佐久で建てる外断熱・省エネ住宅 中島木材の家


【 中島木材のホームページは こちら


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