goo blog サービス終了のお知らせ 

スワッ・・・誘拐かなと思ってしまったと。

2008年05月27日 | 家族
「アンパンマンショーに行ったら、その後興奮が続いて話がアンパンマンオンリーなの・・・・それで熱が出て」「興奮して熱が出たの?」仕事をしながら生返事をしていた私の耳に電話の主は「熱を出したのは私」まあーあんたならねとこちらも動じないけど。

 昼近く携帯がなる、来客中だからほっといてもいつまでも鳴り止まぬ。出ると息せきった声で「子供が急にいなくなってしまって大騒ぎだったの」と。
前夜38.5度もあるのよといっていた娘が病院に行き、診察が終わり駐車場で、たしか後ろ5mと離れていなかった娘が、エンジンをかけて振り向いたらいなかった、ということらしい。

 駐車場で入ってくる車も出そうな車も無かったから、車を早く冷やそうと思って一歩先を急いだのだそうだ。

 確かに車の中も見たつもりなのよ、でもあせってしまって。病院の皆さんも30分も探してくれたんだけど、どこにもいないの。「お父様にご連絡をしたほうが」って言われて、車に戻ったらちゃんと座っていたのよ。
安心したのと、大騒ぎになったことの二つで38.5度の熱も吹っ飛んだようだ。

 「なぜドアが開けられたの?」と素朴な質問、「エンジンがかかっているとちょつと触れるだけで空くのよ」「それで閉めるのも?」「そうなのよ」「それでもよく30分も一人で待っていたわね」「冷房は効いているし好きな音楽がなっているから」

 自分の後を付いてくると思ったのに、1台手前の車から入って、お母さんの反対側に出、あわてて後ろを探している、ほんのちょっとのタイミングの間に車に乗り込んだのだ。
ドアの開け閉めなんてまだ出来ないと思っていた母もいてこの騒ぎのようだ。

 気を付けなさいね、とやっぱりありきたりの言葉をかけたが、私だって大小1度や2度こんな思いをしてきたものだった。
やれやれ・・・・誘拐じゃなくてよかったわい。

                           依田 美恵子
 


【 中島木材のホームページは こちら



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする