「木下黄太のブログ」 ジャーナリストで著述家、木下黄太のブログ。

日本と世界のリアル状況確認と僕の思索を書き留めるブログ。
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一時休載『美味しんぼ』よりも、だっげらいよんSP 【 鼻血 】。本日は函館報告会、直接おいで下さい。

2014-05-17 03:26:28 | 福島第一原発と放射能


興奮も鼻血も止まらない、しばざきワールドはこちらでも展開中⇒⇒⇒http://ameblo.jp/shibazakitoshie/

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直接おいで下さい。函館近辺の方!

本日 【5/17(土)木下黄太 ウクライナ報告会in 函館】 

 13:30開場、14:00開演  

 場所 市民会館大会議室 函館市湯川町1-32-1  

  入場料大人800円、学生無料 (予約不要)

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そういう僕の憤りを伝えたところ、バンダジェフスキー博士から、冷静な文章が届きました。日本の専門家と称する輩との意識差が凄まじくあることが、こうした文章から僕にはすぐにわかります。

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「日本人の鼻血について」

放射能に汚染された地域の住民に鼻血などの出血性の現象が起こることは十分
あり得ます。

そのような出血が血液の病気によるものかどうか確認するためには、末梢血の
細胞成分・・・・・・


この続きをメルマガで読みたいあなたは⇒⇒⇒http://www.hoshanobogyo.com/

メールマガジン最新15号は昨夜、下記タイトルで配信

【バンダジェフスキー博士見解「放射能汚染された地域の住民に鼻血などの出血性の現象が起こることは十分あり得ます」】
【橋下市長「場合によっては法的措置」問題、大阪市で僕らが抗議記者会見】

大阪市役所での記者会見の詳細内容も、メールマガジンに載せています。


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さて、きのうの「放射能防御プロジェクト近畿」https://www.facebook.com/groups/262087893818390/による、その記者会見は、NHKが関西のニュースで流しています。まだ下記サイトで視聴可能。ひさしぶり僕らのグループ名が、テレビニュースに載りました。

http://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20140516/4404531.html

《これについて、がれきの受け入れに反対していた「放射能防御プロジェクト近畿」のメンバーが記者会見。

「人々の訴える健康不調の話をはなっから無視すべきでないと思う」

「私たちの周りでも、『子どものぜんそくがぶり返した』、『鼻血が出た』という話を実際に聞いている。なぜ、府と市が抗議をするのか、たいへん奇異に感じています。」》

というような内容を放送しています。一度確認してください。

会見では多岐にわたることを話しても放送されるのは少しだけ。ごく一部でも放送されただけ、プラス。千里の道も一歩から。この会見をおこなった、こちらのメンバー女性は橋下市長の同級生でもある存在で、テレビニュースの限界を次の文章で触れています。こうした仕事をしていた僕には少し耳の痛い話です。

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NHKのローカルニュース(午後6時台、8:45、11:15)を注意深く見た方は、気付いてくれたかもしれませんが、「美味しんぼ」で市に抗議、に出ていたのは、私です。

健康被害状況が出ているのを実際に聞いた、というのがメインのように取り上げられていましたが、あの部分は、私もしゃべってしまってちょっと失敗しました。そういう事を言いに行ったのではありません。あるとか、ないとかを、論点にしても始まらないのです。記者は、国語力がないのか、視聴者が面白いように論点をすり替えているのか、どちらかです。ちょっと不本意。

体調不良に関しては、もし、そんな話が聞こえてきたのなら、丁寧に確認する作業をしていくことが大事であって、行政の方から、最初から無いと決めつけてかかるのはおかしい。ましてや、今回のことを強引に推し進めた市長が、まっさきに出てきて、抗議文や訴訟をちらつかせるのは、奇異に感じる、という・・・まあ、ちょっとレベルの高い話しですよね。

私自身、ニュースのどアップを見まして、ふわふわした浮世離れした感じの人が、なんか、一生懸命しゃべっている、という風で、普通の人に見えてよかったかな、と思いました。急遽、駆けつけてくれた弁護士の先生も、好印象でよかったです。

実は、子どもたちが、みんな大喜びしまして、一番下の子は、事前にお友達に予告して、じゃあ、見るね、録画しとくね、という話しになったそうです。ビビる大人たちとはぜんぜん違った感覚で、私はなぜかほっとしました。

子どもたちに、全く知らない人が見たとして、ママVSはしげで、どちらに軍配上がるかな?と聞いたら、はしげは、なんか変なこと言ってる、ママの勝ちだ、と言っておりました。

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明日、日曜午後開催!

 5/18(日) 木下黄太 ウクライナ報告会 IN 札幌】

 13:30開場。 1400開演~16:00終演予定(三十分程度は延長可能性あり)。

 札幌駅前、佐藤水産本店文化ホール (札幌市中央区北4条西3丁目交洋ビル3)

 申込⇒http://kokucheese.com/event/index/164701/ 

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独当局「原発事故現場から100-170km圏の避難想定が適切」、独エコ研「600km圏まで50kmごとに避難」。

2014-05-16 00:57:24 | 福島第一原発と放射能

昨夜、メールマガジン増刊を配信しました。通常の配信メルマガと同様の分量で書かれています。

 「(本日)金曜日の午前中に「放射能防御プロジェクト近畿」が大阪市役所で記者会見を行うため、メールマガジン購読者のあなたに、会見に関して事前に知っていただきたくて、連絡をいたします。
 テーマは『美味しんぼ』の話です。『美味しんぼ』で大阪市長が、ガレキ焼却にまつわる話について、鼻血をありえないと全面否定しています。
 全面否定すること限りにおいては、その当時にそうしたことを調べたのかと思いますが、実は最近、医療機関でそうした件数が増えたのかどうかを確認しただけです。
 通常でも、鼻血で医療機関に罹るケースは、そもそも殆どないでしょうから、そんな問い合わせでなかったと結論付けることはかなりおかしいと思います。」

この後が読みたいあなたの申込先⇒⇒⇒http://www.hoshanobogyo.com

なお、本日、夜に配信予定のメールマガジン15号の内容は

【バンダジェフスキー博士見解「放射能汚染された地域の住民に鼻血などの出血性の現象が起こることは十分あり得ます」】 等を予定しています。

 

IPPNWのプレスリリースの中に気になる記載があったので、これを翻訳していただいて、掲載しています。林美佳子氏の翻訳です(ご協力に感謝!)。

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核戦争防止国際医師会議プレスリリース    2014年4月24日

『ドイツ放射線防護委員会(SSK)はチェルノブイリの影響を防災対策に全く生かしていない』


 チェルノブイリの惨劇から28年たってもドイツの放射線防護委員会(SSK)は原発事故の健康被害を無視し続けている。この視野の狭いロジックに基づき同委員会は2014年20月24日の最新刊行物「原発周辺における非常時対策のための計画区域」において、あまりにも高い計画避難のための介入基準値を推奨しており、「これにより保守的に見積もっても原発事故後に何万人もの犠牲者が出てしまうことを容認していることになる」と核戦争防止国際医師会議の医師であるアンゲリカ・クラウセン博士は言う。この原発事故時の防災計画のための勧告書では、各種癌、奇形、遺伝子異常、死産、心血管系疾患や免疫障害なの度長期的障害がこれまでによく研究されているにもかかわらず、急性放射能障害のような重篤な被爆症状のみが考慮されている。


 SSKは、原発から20㎞以内の住民は直ちに避難させるよう推奨しているが、20-100㎞圏では7日以内に100ミリシーベルトにならないと避難する権利を認めない。参考までに:福島における避難基準値は20ミリシーベルト、チェルノブイリでは介入基準値10ミリシーベルトで住民は避難させられ、5ミリシーベルトでは避難する権利が認められている。
チェルノブイリ原発事故後11日以上連続で放射性物質の放出があり、福島でも25日間放出が続いたことを鑑みれば、なぜSSKがその間酷暑においてたった50時間の放射性物質放出を想定しているのかどんな素人でも不思議に思うであろう。 

 ドイツにおける原発事故の影響は絶大である。2007年のエコ研究所の報告では天候によって事故現場から600㎞離れたところまでおよそ50㎞幅で避難が必要となる可能性を示唆している。
  ドイツ連邦放射線防護庁ですら2012年4月の「ドイツの原発における施設外の緊急時対策の分析」という報告書で事故現場から100-170㎞圏の避難を想定するのが適切としている。

「当時俗に清算人と呼ばれる人たちが80万人以上チェルノブイリの処理に投入されたが、そのうちの12万5千人はすでに亡くなっており、数十万人が重病になっている」とクラウセン博士は疑問を呈する。チェルノブイリ事故による癌死亡件数は様々な見積もりによれば30万人を超える。放射線防護委員会の委員たちは見受けたところチェルノブイリからも福島からも何も学習しなかったようだ。これはもしかすると委員11人のうち3人がRWE、EONおよびヴァッテンファルの原発責任者であるまたはであったことによるのだろうか?

 このため小児科医で核戦争防止国際委員会儀委員長代理のアレックス・ローゼン博士は「新たなチェルノブイリは回避しなければならない。住民を守れない者はドイツで稼働中の原発全てを直ちに停止し、廃炉にすべきだ」と要求している。

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 このプレスリリース自体はドイツのSSKに関しての対応を批判したものです。しかし、それよりも驚いたりのは、ドイツ連邦放射線防護庁が「事故現場から100-170㎞圏の避難を想定するのが適切」としている点です。ベルリンのWBCも運用していて、当局サイドでしかない省庁がそういう報告をまとめています。

 そして市民側に立っている研究所は、600㎞圏まで、50キロ㎞幅ごとに避難想定が必要」という感覚です。

 福島第一原発事故の初期被曝による影響が、おそらく350キロ程度のエリアまで起きていることを考えると、市民側としては妥当な線引きと僕は考えます。

こういうレベルで考えなければならない話を、ぼくらの国は、国民自身はどこまで誤魔化すのか。

本当に誤魔化しきれるのか。

一人一人の体に迫っていると僕は考えています。

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  函館は明日土曜開催!  

  【5/17(土)木下黄太 ウクライナ報告会in 函館】

  13:30開場、14:00開演 

  場所 市民会館大会議室 函館市湯川町1-32-1 

   入場料大人800円、学生無料 (予約不要)

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 札幌は明後日、日曜午後開催!

 5/18(日) 木下黄太 ウクライナ報告会 IN 札幌】

 13:30開場。 1400開演~16:00終演予定(三十分程度は延長可能性あり)。

 札幌駅前、佐藤水産本店文化ホール (札幌市中央区北4条西3丁目交洋ビル3)

 申込⇒http://kokucheese.com/event/index/164701/ 

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【6/1(日) 木下黄太講演会 in 三島 チェルノブイリの今を通して見る食の安全

 静岡東部での放射能防御活動の再構築を考えています。

静岡県・三島市や沼津市エリアでの開催です、是非ご参集下さい。

 13時15分開場、14時~16時30分終了予定。

 場所  コミュニティながいずみ ホール

(静岡県駿東郡長泉町下土狩1283-11)

 沼津駅から二駅のJR御殿場線下土狩駅隣接。新幹線三島駅よりは1.5キロで、徒歩19分。駐車場有。

 終了後、情報交換会があります。

 申込&詳細⇒http://kokucheese.com/event/index/171965/ 

また、下記のメールアドレスでも申込を受け付けています。

-----------------------------
 kouenshizuoka@gmail.com
 でも受け付けています。
 氏名、連絡先電話番号、郵便番号、必要枚数
 をお知らせください。
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※コメント欄投稿ルール  

コメント欄は、「何らかの意味があると認識できる、皆に伝えたい情報」に限定して投稿してください。それ以外の、感想・意見などは、どのような立場であれ、今後は掲載しません。


 

 



 

 

 

 

 


【要警戒】『美味しんぼ』医師自宅に嫌がらせ電話や不審者という異常事態。まもなく原発地下水の海洋放出。

2014-05-15 02:48:28 | 福島第一原発と放射能

 「渦中のおひとり松井英介先生のご家族のお話ですと、昨日以来大阪のものと名乗る 複数の人物たちからの嫌がらせ電話や、ご自宅に不審者が現れる事態になっています。」ということがおきているそうです。

 日本というのは、どこまで腐った輩が徘徊しているのでしょうか。

『美味しんぼ』の大阪に関しての、2コマについて、そこに登場している松井医師の自宅に嫌がらせが行われています。

こういう現実がなぜおきるのか、僕にはよく分かります。

社会の中核である政府などが、その話を攻撃している場合に、そこに追随して攻撃するのは、むしろ正当化されるという論理で動いている人間達がいるからです。体制に媚びて、その体制と違うことを言う人々に嫌がらせをおこなうという陰湿な対応。本当に屑のような連中が多いとの現実が実感できます。

この『美味しんぼ』の話というのは、そうした今の日本の異常さを再び浮き彫りにした点では、実は相当大きな功績があると思います。

原発事故後の状況を誤魔化し続けて、何もなかったかのごとく振舞おうとしている、この国の政府や大半の国民が、いかにおかしなことをしているのかと言うことが、このマンガの騒動を巡ってまた浮き彫りになっていきます。こうしたことを解決することが難しいまま、状況は膠着し、ほとんどの人はさもなかったかのごとく、暮らしています。

そうした異常さを人々は再認識せざるを得なくなりました。

実は、大阪で、ガレキ焼却の際に、健康症状を集めた「大阪おかんの会」にも、以前から嫌がらせが続いていて、ガレキ焼却が終了してから一定期間経過していることもあって、それほど活発に活動されていないようでした。普通の女性達の集団だったので、左翼的な市民グループとはまるで違うため、こうした活動をすることで、嫌がらせを体験するのは、始めてだったようですから、ショックも大きかったと思います。

そして、きのう、松井医師のところに嫌がらせが為されている現実がわかると、相当、不安が強い状態だと聞いていて、比較的近い立場ですが、外部である僕らからも、手をうまく差し伸べられていない状態です。

こうした異様な展開が始まると、「放射能戦時下」と位置づけていた、僕の時代認識が誤っていなかったことも再認識できたと思っています。

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こうした事態も踏まえて書きにくい事も明後日夜に配信のメルマガ15号でお知らせします。

【「鼻血」と被曝に関して、バンダジェフスキー博士のメッセージ】他

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 福島第1原発の地下水を海に放出する計画が実行される模様です。まずは560トンの水を出すそうで、早ければ来週にも放出するそうです。この水が酷く汚染される前の水のため、汚染が基準以下だというのが、東電の言い分です。まあ、それしか方法がないし、もっと汚染されている水よりは、ややましなものが放出されるだけだと理解しています。ただ、そういうこと以前に、ずっと一定量、そもそも海には出続けているだけですから。これで、コントロールが少しはうまくいく担保があると想定することさえ、無理な話だなと思います。どこまで改善できるのか、少しは期待したいですが、まあ現実はそんな期待通りにいかないことだけは、この3年間の時間が、ぼくらにはっきりと教えてくれていると思います。

全てを海に流すことで、解決するのかということです。

 

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 函館は明後日土曜開催!  

 

 【5/17(土)木下黄太 ウクライナ報告会in 函館】

 

 13:30開場、14:00開演 

 

 場所 市民会館大会議室 函館市湯川町1-32-1 

 

  入場料大人800円、学生無料 (予約不要)

 

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 札幌はあと3日、日曜午後開催!

 5/18(日) 木下黄太 ウクライナ報告会 IN 札幌】

 13:30開場。 1400開演~16:00終演予定(三十分程度は延長可能性あり)。

 札幌駅前、佐藤水産本店文化ホール (札幌市中央区北4条西3丁目交洋ビル3)

 申込⇒http://kokucheese.com/event/index/164701/ 

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6/1(日)

 木下黄太講演会 in 三島 チェルノブイリの今を通して見る食の安全

 

  静岡東部での放射能防御活動の再構築を考えています。

 

 静岡県・三島市や沼津市エリアでの開催です、是非ご参集下さい。

 

 13時15分開場、14時~16時30分終了予定。

 

 場所  コミュニティながいずみ ホール

 

(静岡県駿東郡長泉町下土狩1283-11)

 

 沼津駅から二駅のJR御殿場線下土狩駅隣接。新幹線三島駅よりは1.5キロで、徒歩19分。駐車場有。

 

 終了後、情報交換会があります。

 

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また、下記のメールアドレスでも申込を受け付けています。

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 でも受け付けています。
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 細川護熙元首相、76歳が活動を休止するそうです。 眩暈があることや、4月に駅で前のめりに倒れ、歯を4本折り、意識不明のまま担ぎ込まれるような状態だったそうです。非常に厳しい話ですね。いろんなことがおきる時代と思います。一筋縄ではいかないです。




「鼻血のことなんかで、日本の医者は、何でそんなにむきになるんだ」と笑い飛ばすバンダジェフスキー博士。

2014-05-14 02:43:04 | 福島第一原発と放射能

 そういえば、思い出したんですが、バンダジェフスキー博士と以前、鼻血について話したことがありました。

この鼻血の話をどうしてしたのかというと、被曝問題に関心があるという立場を言いながら、過剰に「鼻血は被曝と関係ないという」主張を強固にする、有名小児科医の存在があるからです。

この人がどうしてそういう発言をするのかは、よく知りませんが、こうしたことを博士に伝えました。

すると、

「だって、汚染地で鼻血なんて普通に起きている話だから。日本の医者はそんなどうでもよいことに何で拘るのか。しかも、心臓に出てくる症状や、血液疾患などに比べると、鼻血がおきているのかどうかなんて、そんなに大切な話ではない。それが、おきているのかどうなんて、何でそんな議論しているのか。」とこう話して、笑い飛ばしました。


 鼻血が被曝によっておきている可能性があると考えていながらも、現地でよくおきている現象で、そのことを特に重視してとらえておらず、ほかに優先すべきことがあるという見解でした。

というか、日本人のそうした奇妙な反応に、理解できないような感じでした。

 また、バンダジェフスキー博士には、今回の美味しんぼの鼻血騒動について、どういう見解があるのかは、一応聞いていますので、もし何か反応が返ってきたら、メルマガでお伝えします。

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 毎週金曜夜配信、配信済みのメールマガジン14号

 【「美味しんぼ」原作者のリンチを呼びかけたライターと琵琶湖畔に放置された放射能汚染木材チップ】

 【西日本のある公立小学校で、心臓まひによる急死、ブルガダ症候群などを尋ねる「心臓検診調査」】

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ヤブロコフ博士のチェルノブイリレポートの翻訳です。岩波書店の刊行本とは違う人の翻訳ですが、ここの呼吸器疾患の初期症状で、まず真っ先にあげられているのは、鼻血です。

鼻血は呼吸系等に疾患の出るスタートとして位置づけられているだけです。

根拠がどうのとか下らない事しか言わないジャーナリストや文化人、医師、マスコミは『チェルノブイリ被害の全貌』は絶対に読んでいないと思います。

こうした当時のチェルノブイリ事故関連で出されている文献のまとめで、明確に指摘されていることを踏まえずに、今回のマンガ『美味しんぼ』に過剰反応するのは全く合理的ではありません。

また、鼻血はこういう観点で考えれば、放射性物質を吸気被曝している入り口の現象とみなすこともできます。つまり、吸気被曝という放射性物質にとって最も危険なリスクを軽視させたいという、国や福島県に地方自治体、御用学者、医師、マスコミ、ジャーナリストが揃い踏みして同じ音色を奏でているのは、完全に戦前と同じ状態の日本であるということです。

反権力を唱えていたような連中の欺瞞は、自民政権よりも更に薄汚く、僕の目には映っています。

 

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呼吸器系疾患の初期症状(日本語訳)

5.5 呼吸器系疾患

チェルノブイリからのフォールアウトによって汚染された地域では、いたるところで呼吸器系の罹患が著しく増加している。鼻腔、喉、気管、気管支、肺などの呼吸器系の疾患は、放射線による影響の中でも、明白なる最初の影響であり、(症状は)鼻血や喉の刺激感から肺がんにまで及んでいた。ホット・パーティクル、別名 ”チェルノブイリ・ダスト” は、溶融した核燃料に由来する放射性核種と共に、金属の建造物や、土壌等からの微粒子をも含んでいた(詳細は第1章参照)。これらの微粒子は、ウラン酸化物の低可溶性のゆえに、長期間にわたって肺の組織内に残存するのである。事故につづく初期の何日かの間において大人の口、喉、気管などの呼吸器系におこった諸症状は、基本的に、放射性核種がガスあるいはエアロゾールという形態であったこと関係していた。この初期の期間においては、I-131、Ru-106、Ce-144が呼吸器系に最も深刻な影響を与えた(IAEA, 1992; Chuchalin et al., 1998; Kut’kov et al., 1993; Tereshenko et al., 2004)。さらに、ホット・パーティクルと外部被ばくによって、呼吸器系疾患にさらなるダメージが引き起こされた。それは、また、免疫系やホルモンが変化したことも影響している。最も小さなホット・パーティクル(<5μm)は、容易に肺の最深部まで到達し、いっぽうそれより大きな微粒子は、肺より上部の呼吸気道でトラップされたのである

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広河隆一氏がチェルノブイリの頃におこなったアンケートなどの結果が出ている文章を今回に絡んで公表しています。全体は、リンク先をご覧下さい。一部、引用しておきます。

http://www.labornetjp.org/files/0514days

●チェルノブイリ地区の村々の避難民 12,864 人の回答
「事故後1週間に体に感じた変化」
頭痛がした 7,805 人 60.7%

吐き気を覚えた 5,497 人 42.7%

のどが痛んだ 5,160 人 40.1%

肌が焼けたように痛んだ 813 人 6.3%

鼻血が出た 2,491 人 19.4%

気を失った 1,194 人 9.3%

異常な疲労感を覚えた 7,259 人 56.4%

酔っぱらったような状態になった 2,471 人 19.2%

その他 1,966 人 15.3%

 

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 函館は今週土曜開催!  

 【5/17(土)木下黄太ウクライナ報告会in 函館】

 13:30開場、14:00開演 

 場所 市民会館大会議室 函館市湯川町1-32-1 

  入場料大人800円、学生無料 (予約不要)

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 札幌はあと4日、日曜午後開催!

 5/18(日) ウクライナ報告会 IN 札幌】

 13:30開場。 1400開演~16:00終演予定(三十分程度は延長可能性あり)。

 札幌駅前、佐藤水産本店文化ホール (札幌市中央区北4条西3丁目交洋ビル3)

 申込⇒http://kokucheese.com/event/index/164701/ 

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 【6/1(日)静岡・三島/沼津エリア  チェルノブイリ報告会】

  静岡東部での放射能防御活動の再構築を考えています。

 静岡県・三島市や沼津市エリアでの開催です、是非ご参集下さい。

 13時15分開場、14時~16時30分終了予定。

 場所  コミュニティながいずみ ホール

(静岡県駿東郡長泉町下土狩1283-11)

 沼津駅から二駅のJR御殿場線下土狩駅隣接。新幹線三島駅よりは1.5キロで、徒歩19分。駐車場有。

 終了後、情報交換会があります。

 申込&詳細⇒http://kokucheese.com/event/index/171965/ 

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残席9席 【5/31(土) 木下黄太と話す被曝問題 in 世田谷

 「美味しんぼ」の鼻血表現さえ、差別や風評被害と言い出す、日本政府や福島の自治体。推進側は、原作者のリンチまで平気で呼びかけるご時勢になっています。そうした中で、被曝に関して、どう考えていくべきなのか。対話して、自分の位置を確認する作業になります。

 13:15開場  13:45~16:15終了予定。   

 開催場所 玉川台区民センター   世田谷区玉川台1丁目6-15

 東急田園都市線用賀駅徒歩8分

 申込&詳細⇒http://kokucheese.com/event/index/173706/

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『美味しんぼ』、ガレキ焼却と鼻血を描いた2コマに、脊髄反射する橋下大阪市長の謎。北海道給食折衝報告。

2014-05-13 02:11:10 | 福島第一原発と放射能

 

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毎週金曜夜配信 メールマガジン14号は

 

【「美味しんぼ」原作者のリンチを呼びかけたライターと琵琶湖畔に放置された放射能汚染木材チップ】

 

【西日本のある公立小学校で、心臓まひによる急死、ブルガダ症候群などを尋ねる「心臓検診調査」】

 

今から、読みたいあなたは⇒http://www.hoshanobogyo.com/

 

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今回の「美味しんぼ」騒動が更に大きく展開しています。

これはマンガの内容が優れているというよりも、そのマンガに過剰反応が拡大しているという話です。

今週号の「美味しんぼ」の中でたった2コマでそのことを取り上げていることに過剰反応しています。

それは、松井英介医師が次のように発言している内容をそのまま書いているだけです。

「大阪で、受け入れたガレキを処理する焼却場の近くに住む住民1000人ほどを対象に、お母さんたちが調査したところ、放射線だけの影響と断定はできませんが、眼や呼吸器系の症状が出ています」

「鼻血、眼、のどや皮膚などに、不快な症状を訴える人が約800人もあったのです」

この話が何に基づいて、松井医師が発言しているのかは、僕は直接知りません。

しかし、まず、これを松井医師が発言していること自体が虚偽でない限り、フィクションであり、尚且つマンガというジャンルの作品表現としては、そこで終わる話です。

この程度のことに過剰反応する感覚そのものを了解することはとても難しいです。

そこで、思い出したのが、ガレキ焼却前に、住民説明会で橋下市長が発言した内容です。

復習も兼ねてもう一度確認しておきましょう。

「鼻血が出ても(がれき焼却との)因果関係は証明できない。」

「瓦礫が危ないというなら、大阪でレントゲンを禁止しなければいけなくなる。」

「リコールするなら手続きを踏んでしてみてろ。」

橋下市長は、こういう発言を繰り返していました。なるほど。因果関係は証明できないから、鼻血が出ても関係ないという立場を当初から明示していたわけです。

そして、今回は鼻血があるという話に脊髄反射的な対応をしています。

橋下市長ら大阪維新グループがガレキ焼却関連で「美味しんぼ」に攻撃をしているので、当時、大阪おかんの会が集めた症例報告を再掲載しておきます。86例、鼻血も報告はあります。

症例総数1,505/報告人数806名

=1.87(一人あたりの平均発症数)

① 喉の異常・咳・痰…554
② 鼻の異常…鼻水・痛み181+鼻血86=267
③ 眼の痛み・かゆみ…263

これらの報告はネットを介して寄せられていて、もちろんその報告が全てが全て、ガレキ由来とは僕は思ってはいません。しかし、放射性物質を多く含んでいる可能性を否定できないガレキを、世界的に前例のない焼却に踏み切ったのは、日本です。しかも、一日100トンという量を非汚染地で焼却し続けているのは、大阪市がまさに先行しておこなっていることです。このような事態がおきていることに、どのように対応するのか。どういう事態が起きるのか、その訴えを聞く手立ては何か必要でした。当時、大阪おかんの会という団体で、メールなどで寄せられたものをまとめています。勿論、限界はありますが、だからといって、住民の健康を本来守るべき地元自体の首長が無視してよい話とはそもそも思えません。

そうした内容については、すでに会見もしているし、大阪市長本人にも届けていると聞いています。

しかし、そうしたことを無視し続けて、ガレキを燃やす判断を橋下市長が継続させたのが、この一連の流れと思います。

ウクライナで、放射線医学研究所の幹部研究者(現地政府寄り)から「放射性物質に汚染されているものを燃やしてはならないのは、常識。ありえない。」という話を聞かされている僕には、こうした判断を橋下大阪市長がし続けた行為は信じがたいものです。

しかも、こうした反対運動に対しても、警察を使って過剰な逮捕という状況もおきました。

オウム真理教や、過激派に対しての手口と同じ手法を、ガレキに反対をしていただけの女性などにも用いたことが、大阪でおきた現実と僕は思います。

そして、今回、そういう状況に基づいて、松井医師が発言した内容について、大阪市や大阪府が、橋下市長が権力を挙げて潰してきている印象です。

たかが、マンガの中の2コマに対して。

こんなものになぜむきになるのか、本当に不可解です。橋下市長は、いったい何を怖れているのか。

まあ、汚染が殆どないエリアに放射性物質に汚染されているガレキをわざわざ持ってきて、一日100トン燃やす決断した大阪市長である事は間違いないでしょう。

そして、万が一、健康被害が出た場合には、その時に市長職に留まっていようが留まっていまいが、賠償責任を問われるターゲットになる可能性は想定できると思います。

政治的に「大阪維新」が極めて厳しい状況にある中で、このガレキ焼却に関しての意識を呼び覚ます可能性があることに、脊髄反射的に過剰反応したのではないかと僕は思います。しかし、滑稽にも滑稽です。無視して、ほって置いたら、多くは気がつかない話なのに。

あせりすぎです。

 

 

さて、北海道のある小さい町、給食について学校等と、どういう折衝をして、どういう状況にあるのか、細かい報告が届きました。北海道の給食に関しては、今週土・日に開催する、函館と札幌の報告会でもお話しますね。

道産食材と東日本食材の切り替わりなどについても、確認してください。

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講演会には2011年、2013年とお邪魔し、メルマガも購読しています。
さまざまな情報発信に感謝しながら、参考にさせていただいています。

何度かご連絡しようかと思いながら、結局、今になりました。
「給食」という命題を与えられ、これならばご連絡できるかと思い、重い腰を上げました。
私たち家族は、2011年4月より北海道の小さい町へ東京都から越してまいりました。

ちなみに、3月12日午後から14日午後までは、都内で籠城。
15日午前5時に家を出て、羽田へ車で向かい、7時頃の飛行機で北海道へ。
21日夕方に羽田に戻り、22日からはマスク着用で、娘は小学校、私は会社、
主人は引っ越し準備に取り掛かり、29日に予定通り引っ越し荷物搬出、
29日午後には東京を車で出発しています。

娘にはアレルギーがあり、東京の小学校でも飲用の牛乳は止めていたので、
そのようにこちらの小学校でも話をすると、すんなり受け入れてもらえましたので、
当初から牛乳だけは回避していました。
夏の間、北海道はほとんどの野菜を道産で得ることができるので、
給食にも目をつぶっていたのですが、さすがに秋になり関東産が増えることを心配し、
学校の個人懇談で話をし、栄養士に産地を確認しました。
「福島のものは避けている。魚は宮城辺りまで避けている」とのことでした。
しかし、それだけでは不安だったので、娘と「魚は一口食べて残す」ということにしました。

その後、地元で福島の子供の保養などの活動を行っている方の紹介で、
給食での内部被爆を懸念しているお母さんに会い、その方の仲間を中心として、
役場と給食についての意見交換会を約1年続け、2013年度から給食の測定を
してもらえることになりました。
ところが、残念なことに、給食も測定してもらえるならば、それで十分だという人もいて、会は解散状態に。
結局、給食調理室の限界があり、
産地も分からない冷凍食品の給食が続くことは間違いなく、
これ以上の改善がこの町の給食に望めないことが分かり、
娘は週に一度、弁当持参の学校へ進学することになりました。

中学でも、飲用の牛乳は飲まないようにしたいと文書で提出
したところ、養護教諭から電話があり、「年度末になるが、牛乳代は返却する」と
言ってくださいました。また、魚は一口食べて残すことを了解してもらうために、
担任と話さなくてはならないと思っていたのですが、周囲の子供がいろいろ残すので、
別に気にせず残せるので大丈夫と娘から言い出し、現在に至ります。

栄養士さんも変わり、関東産の野菜を九州産などに変更してくれていると
いう話を聞きました。こちらも良くなると良いと思いますが、給食における野菜の分量は
たかが知れています。メインが冷凍食品である限り、心配はそちらの方に
あるような気がしています。

話は戻りますが、1年間、給食を考える会ということでみなさんと話をしていて、
「牛乳は避けた方がベター」ということを理解していても、皆さん学校では飲ませている
という違和感を感じました。
我が家はアレルギーで麦茶を持参していることを話しても、「弁当にするしかないかな?」と話しても、「そんなことをしたらいじめられるから、うちはしないよ」という回答が返ってきて愕然としました。なかなか難しいですね。
我が家は主人をはじめとして、娘もよく理解してくれているので、助かっています。

長くなり、漠然とした内容になりましたが、ご参考までにお送りします。
来週末は、札幌まで講演を聞きに伺います。
どうぞ御身体を大切に、お気をつけて北海道までお越しください。

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函館は今週土曜開催!  

 

【5/17(土)木下黄太ウクライナ報告会in 函館】

 

13:30開場、14:00開演 

 

場所 市民会館大会議室 函館市湯川町1-32-1 

 

 入場料大人800円、学生無料 (予約不要)

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 札幌はあと5日、日曜午後開催!

 5/18(日) ウクライナ報告会 IN 札幌】

 13:30開場。 1400開演~16:00終演予定(三十分程度は延長可能性あり)。

 札幌駅前、佐藤水産本店文化ホール (札幌市中央区北4条西3丁目交洋ビル3)

 申込⇒http://kokucheese.com/event/index/164701/ 

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 6/1(日)静岡東部で、チェルノブイリの報告会の開催が決定しました。

 

 静岡東部での放射能防御活動の再構築を考えています。

 

 静岡県・三島市や沼津市エリアでの開催です、是非ご参集下さい。

 

 13時15分開場、14時~16時30分終了予定。

 

 場所  コミュニティながいずみ ホール

 

(静岡県駿東郡長泉町下土狩1283-11)

 

 沼津駅から二駅のJR御殿場線下土狩駅隣接。新幹線三島駅よりは1.5キロで、徒歩19分。駐車場有。

 

 終了後、情報交換会があります。

 

 申込&詳細⇒http://kokucheese.com/event/index/171965/ 

 

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30人限定【5/31(土) 木下黄太と話す被曝問題 in 世田谷

 

「美味しんぼ」の鼻血表現さえ、差別や風評被害と言い出す、日本政府や福島の自治体。推進側は、原作者のリンチまで平気で呼びかけるご時勢になっています。そうした中で、被曝に関して、どう考えていくべきなのか。対話して、自分の位置を確認する作業になります。

 

13:15開場  13:45~16:15終了予定。   

 

開催場所 玉川台区民センター   世田谷区玉川台1丁目6-15

 

東急田園都市線用賀駅徒歩8分

 

申込&詳細⇒http://kokucheese.com/event/index/173706/

 

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※コメント欄投稿ルール 

 

コメント欄は、「何らかの意味があると認識できる、皆に伝えたい情報」に限定して投稿してください。それ以外の、感想・意見などは、どのような立場であれ、今後は掲載しません。

 




【更なる危機の内包】格納容器に穴を開け、ショベルカーで核燃料の取り出しを検討する福島第一原発の惨状。

2014-05-12 11:45:55 | 福島第一原発と放射能

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毎週金曜夜配信 メールマガジン14号は

【「美味しんぼ」原作者のリンチを呼びかけたライターと琵琶湖畔に放置された放射能汚染木材チップ】

【西日本のある公立小学校で、心臓まひによる急死、ブルガダ症候群などを尋ねる「心臓検診調査」】

今から、読みたいあなたは⇒http://www.hoshanobogyo.com/

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結局、方法がないということが、はっきりとしています。

方法がないことを社会に対して伝えている状態と言うことは、この危機がさらに増す可能性も当然のことながら、否定できません。

 一部の新聞報道(※1)などによりますと、東京電力は格納容器に水を満たして、容器内の核燃料を取り出すことが難しいため(元々穴が開いているから、その穴をふさがない限り、そもそも水で満たすことはできないのは常識で、その常識を覆せない)、今度は容器の横に穴を開けて、ロボットに取り出させることを検討しているようです。小型のショベルカーが入るのかもしれません。

この話は何を示しているのか。

 そもそもむき出しになっている格納容器に新たに穴を開けて、中の燃料を取り出すことしか、もともと選択肢がなく、その取出しを水をいれないまま、むき出しにして行うと、一定量の放射性物質が拡散する可能性はおそらく完全否定はできず、しかし方法がないから、そのリスクがあっても、取り出すことをすすめられないのかというのが、この話の本質と思います。

 たぶん三年間という時間の経過の中で、いろいろと議論は続いているのでしょうが、そのままの状態で放置はできないし、全体をそこで固めてしまっても、チェルノブイリのように老朽化が進むと、また数十年後に危険が生じることの繰り返しになります。だとしたら、多少の放出リスクはあっても、水も満たさずに、穴をあけて、そのまま取り出すことに、踏み切れないのかということを考えているのだろうと思います。


この話について、実は興味深い意見記事があるのに、殆ど誰も注目していない記事があります。

当時の総理大臣、菅氏の先月の投稿記事(※2)です。一部、引用します。

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 福島第一原発の2号機が心配だ。4月9日の経産委員会での東電の広瀬社長からの答弁や、改めて見たNHKスペシャル、また2011年3月15日私自身が東電本店にいた時の記憶などをもう一度整理して考ている。

  総合すれば2号機の格納容器は圧力の上昇で、2011年3月15日午前6時ごろ、下部の圧力抑制室が破損し、穴が開いた。その穴の位置が低いためいくら注水しても、現在も格納容器の底から60センチ以上は水がたまらない。

  メルトダウンし、格納容器の底にメルトスルーした核燃料は数十トンになるので、燃料デブリが水面から頭を出している可能性もある。そのため2号機格納容器内の線量は70シーベルトと極めて高い。余震や材質の劣化により格納容器の損傷が進めば汚染水だけでなくデブリ自体が外に出る危険性はないのか、不安だ。

  東電は格納容器下部の穴を塞ぎ、止水したいといっている。しかし内部は70シーベルトと人が直接浴びれば数分で死亡する高い線量であり、穴が開いているということはすぐ外側も線量は高く、穴を塞ぐ作業は極めて困難だ。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 当時、官邸内で「俺が一番、原発の技術的なことは分かる」と豪語されていた、東工大出身の菅元総理らしく、格納容器を覆う大きな格納容器を作ることの提案まで、為されています。

 彼の提案の是非はともかくとして、この情報が現況の福島第一原発の惨状そのものであり、有効な対策がなされないまま、3年という月日が経過したことを、記述は如実に物語っています。

 放射能という代物が、何らかの形で暴走がおきている場合に、それを人間が制御できる可能性は極めて低いということだけ、ほぼ間違いはないとだけ、はっきりと分かります。

 そうした中で、大気中に拡散するリスク(温度が下がり、初期段階のような状態ではないとはいえ)を多少とっても、核燃料を格納容器から穴を開けてむき出しで取り出すことも考えているということです。

 方法がない無間地獄に、僕らは置かれていて、そのリスクが隣り合わせで生き続ける事を、いや生き続けられないかもしれない事の選択を迫られている気がしています。

 放射性物質の拡散による健康被害はない、鼻血はデタラメという政府見解がマンガ相手に公にされる、マンガそのままの国家・日本に住んでいる私達。なぜそのようなマンガ国家となるしかないのか、それは更なる危機が内包されていることの証左の一つかもしれません。

 ※1  http://mainichi.jp/feature/20110311/news/20140511k0000m040108000c.html

 ※2  http://blogos.com/article/84755/

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函館は今週土曜開催!  

【5/17(土)木下黄太ウクライナ報告会in 函館】

13:30開場、14:00開演 

場所 市民会館大会議室 函館市湯川町1-32-1 

 入場料大人800円、学生無料 (予約不要)

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 札幌はあと6日、日曜午後開催!

 5/18(日) ウクライナ報告会 IN 札幌】

 13:30開場。 1400開演~16:00終演予定(三十分程度は延長可能性あり)。

 札幌駅前、佐藤水産本店文化ホール (札幌市中央区北4条西3丁目交洋ビル3)

 申込⇒http://kokucheese.com/event/index/164701/ 

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 6/1(日)静岡東部で、チェルノブイリの報告会の開催が決定しました。

 静岡東部での放射能防御活動の再構築を考えています。

 静岡県・三島市や沼津市エリアでの開催です、是非ご参集下さい。

 13時15分開場、14時~16時30分終了予定。

 場所  コミュニティながいずみ ホール

(静岡県駿東郡長泉町下土狩1283-11)

 沼津駅から二駅のJR御殿場線下土狩駅隣接。新幹線三島駅よりは1.5キロで、徒歩19分。駐車場有。

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「美味しんぼ」について、福島県も抗議しているようです。内容はリンク先のPDFファイルを確認してください。


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週刊ビッグコミックスピリッツ「美味しんぼ」に関する本県の対応について

                                                                                                              平成26年5月12日

 福島県       

 週刊ビッグコミックスピリッツ4月28日発売号の「美味しんぼ」の内容につきまして、県内外の多くの皆様から、出版社に対して県として対応すべきであるとの多くのお声をいただいております。

 「美味しんぼ」において、作中に登場する特定の個人の見解が、あたかも福島の現状そのものであるような印象を読者に与えかねない表現があり、県内外の多くの皆様に不安と困惑を生じさせており、県としても大変危惧しております。

 県では、これまで全ての県民を対象とした「県民健康調査」「甲状腺検査」「ホールボディカウンター」等により、県民の皆様の健康面への不安に応える取組を実施してまいりました。
 また、県産農林水産物については、「農地等の除染」「米の全量全袋検査などの徹底したモニタリング検査」等により安全性の確保と、正しい理解の向上に取り組み、市場関係者や消費者の理解が進むとともに、観光分野においても、観光客入込数が回復傾向にあるなど、ようやく本県への風評も和らぎつつある状況に至ったところです。

 このような中、「週刊ビッグコミックスピリッツ」4月28日及び5月12日発売号の「美味しんぼ」の表現は、福島県民そして本県を応援いただいている国内外の方々の心情を全く顧みず、深く傷つけるものであり、また、本県の農林水産業や観光業など各産業分野へ深刻な経済的損失を与えかねず、さらには国民及び世界に対しても本県への不安感を増長させるものであり、総じて本県への風評被害を助長するものとして断固容認できず、極めて遺憾であります。

 「美味しんぼ」及び株式会社小学館が出版する出版物に関して、本県の見解を含めて、国、市町村、生産者団体、放射線医学を専門とする医療機関や大学等高等教育機関、国連を始めとする国際的な科学機関などから、科学的知見や多様な意見・見解を、丁寧かつ綿密に取材・調査された上で、偏らない客観的な事実を基にした表現とするよう強く申し入れております。

 また、これまでの経過を次のとおり併せてご報告させていただきます。

 4月30日に出版社より本県に対して、「[5月19日発売号]において、漫画の誌面では掲載しきれなかった様々な意見を紹介する検証記事を掲載する」として、次の3点に関する取材又は文書回答を求める依頼があり、さらに、5月1日には[5月12日発売号]に掲載する「美味しんぼ」原稿の送付がありました。

 (出版社から取材依頼のあった事項)
  ・「美味しんぼ」に掲載したものと同様の症状を訴えられる方を、他に知っているか。
  ・鼻血や疲労感の症状に、放射線被曝(※依頼原文では「被爆」)の影響が、要因として考えられるかどうか。
  ・「美味しんぼ」の内容についての意見

 本県においては、上記に対して5月7日に出版社あて以下のとおり県の見解を示し、申し入れしております。

■出版社へ申し入れした内容
 ・「週刊ビッグコミックスピリッツ」4月28日及び5月12日発売号における 「美味しんぼ」について [PDFファイル/143KB]

 今後も本県の正確な情報の発信に努めながら、復興に向けて全力で取り組んでまいります。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

この一生懸命さが、僕にはどうしようもない状態として、更に認識されます。

健康被害がおきないことを前提にし続ける組織や人々の感覚は、そういう見解を述べることに対して、ある種の固執症的な対応とまで思えるほど、執拗な様相を見せています。

だからこそ、「福島を救おう」「子どもたちを助けよう」、こうした掛け声に拘る人々に言いたいです。

こういう固執的な言説を言い張る汚染地の体制側、それに追随する一般大衆に対抗手段はありません。

熱病的な状態です。

関わるだけ、時間の無駄というのが福島のリアルと僕はずいぶん前から判断しています。

そして巻き込まれるだけで、一つ間違えばこちらが命を失いかねません。

僕は福島への安易な呼びかけは、やめるべきと強く思います。

原発事故は東電や政府に責任があります。

しかし、その後の選択には、福島県の自治体や福島県民がおこなっているものです。

それを外からどうのこうの言う時間はとっくの昔に終わっています。

そして、汚染は関東南東北一帯には広がっています。

福島に拘っていたら、ほかに有効なことが出来る術を喪失します。

今、日本は更なる危機を内包している状況です。

貴女の優先順位を間違わないで下さい。

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30人限定【5/31(土) 木下黄太と話す被曝問題 in 世田谷

 

「美味しんぼ」の鼻血表現さえ、差別や風評被害と言い出す、日本政府や福島の自治体。推進側は、原作者のリンチまで平気で呼びかけるご時勢になっています。そうした中で、被曝に関して、どう考えていくべきなのか。対話して、自分の位置を確認する作業になります。

 

13:15開場  13:45~16:15終了予定。   

 

開催場所 玉川台区民センター   世田谷区玉川台1丁目6-15

 

東急田園都市線用賀駅徒歩8分

 

申込受付中。

 

申込&詳細⇒http://kokucheese.com/event/index/173706/

 

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ブログコメント欄にくだらない投稿を続けている皆さんへ。

2014-05-12 01:09:22 | 福島第一原発と放射能

30人限定【5/31(土) 木下黄太と話す被曝問題 in 世田谷

「美味しんぼ」の鼻血表現さえ、差別や風評被害と言い出す、日本政府や福島の自治体。推進側は、原作者のリンチまで平気で呼びかけるご時勢になっています。そうした中で、被曝に関して、どう考えていくべきなのか。対話して、自分の位置を確認する作業になります。

13:15開場  13:45~16:15終了予定。   

開催場所 玉川台区民センター   世田谷区玉川台1丁目6-15

東急田園都市線用賀駅徒歩8分

申込受付中。

申込&詳細⇒http://kokucheese.com/event/index/173706/

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毎週金曜夜配信 メールマガジン14号は
【「美味しんぼ」原作者のリンチを呼びかけたライターと琵琶湖畔に放置された放射能汚染木材チップ】

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今から、読みたいあなたは⇒http://www.hoshanobogyo.com/

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まず僕はメールマガジンを優先しています。

メールマガジンの読者反応が、建設的であるし、まともな情報提供も多いからです。

相当に違いがあります。びっくりしています。

そのために、更に更にブログの投稿欄は僕にとって優先順位が圧倒的に低いです。

一日一回、見るか見ないかですし、土日は忙しくて、さっきまで、確認もしていませんでした。

また、馬鹿の相手もする気はありません。

工作員的な感覚の方たちにも関心がありません。

生きている価値のない人生を過ごしてきて、今後もそういう人生しかない人たちに関心はありません。

というか、ただ迷惑です。こちらは、君達が不要なので、来るなと再三再四伝えています。

また、意味のない投稿を繰り返す人間が多すぎるし、このブログの三年にわたる時間経過も認識していません。

承認している一般の皆さんのコメントのほぼ倍、生きている価値のまるでない人々の投稿が相次いでいます。

私はあきれ返っているだけです。

何度も言いますが、頭のおかしい人たちの世迷いごとに、コメント欄でもツイートでも対応する気がありません。

うっとしいので、来ないで下さい。

正常な意識がある方で、文句があって、何かきちんとした話がしたい方はメールしてください。

メールアドレスはずっと明示していますし。

勿論、名前、連絡先、所属先などを明示して伝えるのは、最低限のルールです。

こんなことも、3年ずっと伝えています。

そして、ほとんどはメールしてきません。

メールしてきても、妄想か世迷いごとです。話になりません。

わざわざ会っても、僕が二度と会う必要のない、相当にレベルの低い方しかいません。

これが現実です。

それから、こちらのブログが気に入らなくて、ほかのブログが優れていると書いてくる馬鹿もいます。

ほかのブログが優れているなら、是非優れているブログを読んでいただいて、私のブログ読者を即座におやめ下さい。

なんで優れていないと自分が判断している僕のブログにわざわざコメントするのか、意味が理解できません。

自分の言説と行動に最低限の整合性くらいは持たせてください。

そして、最低限の知能もない人間に読まれること自体は、筆者としては相当に不快です。

勿論、生きている価値のない人間は読まないで下さい。とても迷惑です。

そういう人間に読まれることでアクセスを増やしたいとは全く思いません。

とにかく、来るな。迷惑。

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函館は今週土曜開催!  

 

【5/17(土)木下黄太ウクライナ報告会in 函館】

 

  13:30開場、14:00開演 

 

 場所 市民会館大会議室 函館市湯川町1-32-1 

 入場料大人800円、学生無料 (予約不要)

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 札幌開催まで、あと6日!

 5/18(日) ウクライナ報告会 IN 札幌】

 13:30開場。 1400開演~16:00終演予定(三十分程度は延長可能性あり)。

 札幌駅前、佐藤水産本店文化ホール (札幌市中央区北4条西3丁目交洋ビル3)

 申込⇒http://kokucheese.com/event/index/164701/ 

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 6/1(日)静岡東部で、チェルノブイリの報告会の開催が決定しました。

 

 静岡東部での放射能防御活動の再構築を考えています。

 

 静岡県・三島市や沼津市エリアでの開催です、是非ご参集下さい。

 

 13時15分開場、14時~16時30分終了予定。

 

 場所  コミュニティながいずみ ホール

 

(静岡県駿東郡長泉町下土狩1283-11)

 

 沼津駅から二駅のJR御殿場線下土狩駅隣接。新幹線三島駅よりは1.5キロで、徒歩19分。駐車場有。

 

 終了後、情報交換会があります。

 

 申込&詳細⇒http://kokucheese.com/event/index/171965/ 

 

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※コメント欄投稿ルール 

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だっげらいよん第8回【 隔たり 】。5/31(土)世田谷・用賀で少人数限定のミーティング開催。

2014-05-11 08:33:33 | 福島第一原発と放射能

30人限定【5/31(土) 木下黄太と話す被曝問題 in 世田谷

「美味しんぼ」の鼻血表現さえ、差別や風評被害と言い出す、日本政府や福島の自治体。推進側は、原作者のリンチまで平気で呼びかけるご時勢になっています。そうした中で、被曝に関して、どう考えていくべきなのか。対話して、自分の位置を確認する作業になります。

13:15開場  13:45~16:15終了予定。   

開催場所 玉川台区民センター   世田谷区玉川台1丁目6-15

東急田園都市線用賀駅徒歩8分

手違いで5/11(日)pm10:00より申込受付開始に変更。

申込&詳細⇒http://kokucheese.com/event/index/173706/

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しばざきとしえさん作の「だっげらいよん4コマ漫画」

他にもこちらのブログで不定期掲載中⇒

http://ameblo.jp/shibazakitoshie/

だっげらいよんTシャツはここで買えるそうです。

だっげらいよん


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今から、読みたいあなたは⇒http://www.hoshanobogyo.com/

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函館は土曜開催!  

【5/17(土)木下黄太ウクライナ報告会in 函館】

  13:30開場、14:00開演 

 場所 市民会館大会議室 函館市湯川町1-32-1 

 入場料大人800円、学生無料 (予約不要)

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 札幌開催まで、あと7日!

 5/18(日) ウクライナ報告会 IN 札幌】

 13:30開場。 1400開演~16:00終演予定(三十分程度は延長可能性あり)。

 札幌駅前、佐藤水産本店文化ホール (札幌市中央区北4条西3丁目交洋ビル3)

 申込⇒http://kokucheese.com/event/index/164701/ 

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 6/1(日)静岡東部で、チェルノブイリの報告会の開催が決定しました。

 静岡東部での放射能防御活動の再構築を考えています。

 静岡県・三島市や沼津市エリアでの開催です、是非ご参集下さい。

 13時15分開場、14時~16時30分終了予定。

 場所  コミュニティながいずみ ホール

(静岡県駿東郡長泉町下土狩1283-11)

 沼津駅から二駅のJR御殿場線下土狩駅隣接。新幹線三島駅よりは1.5キロで、徒歩19分。駐車場有。

 終了後、情報交換会があります。

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鼻血に過剰反応するのは、いったい何が根幹に在るんだろう。

2014-05-10 11:24:30 | 福島第一原発と放射能

 

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「鼻血に過剰反応するのは、いったい何が根幹に在るんだろう。隠蔽とか、体制や社会的な意識と言うよりも、どうして鼻血という事象に、感覚が、皆が鋭敏になるのだろう。そこが不可解」

僕の意識の中で、鼻血に関しての反応に、こういう割と根源的な疑問があります。僕の答えはまだ出ていないですが、いろんな方たちから、ご意見が寄せられました。

情報として意味のある話や、示唆に富む話も話も多くあったので、ご紹介します。

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木下さん

こんにちは。
鼻血の件ですが、鼻血=白血病=被爆のような方程式が頭にある人が多いからではないでしょうか? だから実際に「鼻血が出ている人がいる」ということを認めてしまったら、関東に住む「自分も被爆している」ということになるので、認めるのが怖いのでは?
もともとそういう知識があるにもかかわらず、実際に自分や自分の近くの人に鼻血がないと、現実のものとして受け入れられないのではないでしょうか。
近くの人でなければ、鼻血が出たということを聞いても、子供だからよくあることだとか、別の原因だということで片付けるでしょうし。
 
例えば私の友人ですが、放射能汚染をあまり気にしていなかった人で関東に住み続け、2011年の年末に突然大量の鼻血を出しました。 私が注意しても、普通に外食したりしてましたし、きっと大丈夫だと思っていたのだと思います。
鼻血を出してすぐに慌てて私に連絡があり「どうしてだと思う?」と尋ねられたところ、「被爆が原因でしょう?だって、食べ物とか気をつけてないで普通に食べてるでしょう?」と言ったところ、その人の(意識の)浮遊が急にピタリと止まりました。そして反論するでもなく、「あ、そうだね」とだけ言って、それからすぐに移住を決意しました。
あとから聞いたら、本人は今まで鼻血なんて出たことないのに、あまりに大量の鼻血が突然でたので、脳か何かの急病になったのでは?と思ったのだそうです。被爆なんてことは全く頭に浮かばなかったそうです。
 
ちなみに私の叔父ですが、神奈川の小田原に住んでいますが、2011年から「最近よく鼻血がでるんだよ」と普通に言っていました。放射能のことは私からは言いませんでしたが、「自分はもう歳だから仕方ない。でもお前はまだ若いから気を付けないといけないよ」と言っていました。
高齢で放射能のこともそれほど話題にせず、興味もなさそうだった叔父でさえ、鼻血=放射能の影響という方程式が頭の中でできているんだな・・というのが、驚きでした。
 
私も全く被爆に対する知識はありませんでしたが、鼻血=血液の病気の前兆という認識はありました。病気などを気にしなかった健康な私でさえ、その程度の認識があったのですから、他の人たちもわかっているのでは?
放射能の影響があるからこそ鼻血がでるということがわかっているからこそ、どうしても鼻血が出る人がいたということを認めたくないのでは?
 
さすがに自分の家族や、自分自身に鼻血がでたら、「関係ない」とは言えなくなるのだと思いますが、目の当たりにしない限りは認めたくないのでしょう。
だから激しく「鼻血」というキーワードに反応するのではないのかなと思います。
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 意識下に抑圧している潜在的恐怖を刺激しやすい話題なのかもしれません。実は自分の体の中で進行していることを恐怖している人もいるでしょう。

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鼻腔への放射性物質付着による粘膜や毛細血管損傷かもしれないし、それとは別に、脳梗塞の前段症状として、滝のように鼻血が出ることはよくありますよね。
脳梗塞による内圧を逃がす安全弁としての鼻血。

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ただの鼻血じゃないからでしょう。バスタオルが血まみれになるほどの鼻血と普通の鼻血は一緒にできないのでは?

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私は、「あいまいな」因果関係で 起こり得、目に見える事象、だからだと思います。噂や憶測もひろがりやすい、、
鉄棒で骨折、ジャングルジムで捻挫←いずれも最近 周囲の子供たちにおきていますが、「何もしてないのに」鼻から血が出てきた←一番不気味です。
実は 昨日も 公園にいましたが、我が子ではないけど 5年男子が、水を飲もうと屈んだら鼻血。私が隣に座り 手当をしながら 話を聞いたら よくでると。
さらにその子の2年生の弟も一日前に 学校ででたと聞いて ……隠してる場合じゃないのに。

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頻回に出る鼻血と30分以上止まらない鼻血は、結果ろくな病気ではないからではないですか。私は最初、白血病を親に疑われましたが、結果は化学物質過敏症でした。どちらもろくな病気じゃないです。

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内的な数値よりも、ついに来た、認めざるを得ない、逃れられないって感覚を突き付けられるからかな~
あと、私は小学生の時に読んだ、今は絶版の「アイリーンのとうろう」という原爆直後の広島を少し歩いただけなのに、お母さん(歩いた少女がのちにお母さんになり)は無事でその娘が白血病になってしまった(舞台はアメリカ)物語で鼻血が出てくる場面が恐くて今も残ってるんだけど、鼻血=重篤な病気かもとか、原爆の恐さとか、そういう感覚がよみがえるからかも。
この頃は終戦からも遠くなっちゃったけど、昔は原爆の特集も今よりやってたわけで、鼻血=白血病=恐いって感覚、忘れてた記憶に持ってる人いそうな気がする。夏目雅子のこととかも含め・・・

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アリの一穴になりうる空気を感じたのではないでいしょうか。反感は期待の裏返しかもしれません。次々に大手メディアで同じような情報が出されて大きな波になるんじゃないかという期待と怖さ、そういう心理だと思います。

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最近、「チェルノブイリは女たちを変えた」といういまは絶版になっている本を読みました。西ドイツの女性たちがチェルノブイリ事故で何を思ったかを記した手記を集めたものです。多くの女性が、繰り返し、男(政治家も科学者も家庭の夫たちも)は汚染を認めたがらず、事実を矮小化して現実から目をそらそうとしていることを書いています。この鼻血騒動もそういうことなのかなあと思って見てます。血がドバドバ出ることに男は慣れていない。女と違って生理がないから。そして仮にそういう事実があったとしてもなかったことにしたい、あったことをなかったことにするためには「科学的に証明できない」「国際的な機関がそんな事実はないと言っている」と過剰に主張する以外にやり方がない。結局のところ、「鼻血ごとき」で日常生活が脅かされるのが怖いんじゃないでしょうか。

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 情報提供や何かある方は、nagaikenji20070927@yahoo.co.jp

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函館は来週土曜開催!  

【5/17(土)木下黄太ウクライナ報告会in 函館】

  13:30開場、14:00開演 

 場所 市民会館大会議室 函館市湯川町1-32-1 

 入場料大人800円、学生無料 (予約不要)

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 札幌開催まで、あと8日!

 5/18(日) ウクライナ報告会 IN 札幌】

 13:30開場。 1400開演~16:00終演予定(三十分程度は延長可能性あり)。

 札幌駅前、佐藤水産本店文化ホール (札幌市中央区北4条西3丁目交洋ビル3)

 申込⇒http://kokucheese.com/event/index/164701/ 

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 6/1(日)静岡東部で、チェルノブイリの報告会の開催が決定しました。

 静岡東部での放射能防御活動の再構築を考えています。

 静岡県・三島市や沼津市エリアでの開催です、是非ご参集下さい。

 13時15分開場、14時~16時30分終了予定。

 場所  コミュニティながいずみ ホール

(静岡県駿東郡長泉町下土狩1283-11)

 沼津駅から二駅のJR御殿場線下土狩駅隣接。新幹線三島駅よりは1.5キロで、徒歩19分。駐車場有。

 終了後、情報交換会があります。

 申込&詳細⇒http://kokucheese.com/event/index/171965/

 

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なぜ「美味しんぼ」鼻血を環境省は必死に否定するのか。WBCを受診しないというリスク管理欠如が進む福島。

2014-05-09 05:01:06 | 福島第一原発と放射能

本日、金曜夜に配信予定のメールマガジン14号は

・・ I N D E X ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

●本日のテーマはつぎのような話です。
【「美味しんぼ」原作者のリンチを呼びかけたライターと琵琶湖畔に放置された放射能汚染木材チップ】
【西日本のある公立小学校で、心臓まひによる急死、ブルガダ症候群などを尋ねる「心臓検診調査」】

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


 こんにちは、あなたはゴールデンウィークをどのように過ごされたのでしょうか。僕は、5/2から4まで、愛知県内から岐阜県内で、お話会などの開催がありました。このお話会でもいろんな話を伺いましたが、実は面白い話は、その前後に出ることがあります。

 ある検査会社社長が、GWということもあって、自転車で名古屋の会場まで来ていました。お話会の後の会話です。
彼「自転車で来るといろいろわかりますね。」
僕「何が分かる。」
彼「風向きとか、地形とか、それで体感できる感覚がある。」
僕「汚染か。」
彼「ええ、愛知でどこに汚染があるのか、車で探すよりも・・・・・

この続きが読みたいあなたは⇒http://www.hoshanobogyo.com/


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環境省がきのう発表した「美味しんぼ」鼻血否定の内容。というか否定の立論になっていないだろう、こんな話。馬鹿か。

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•放射性物質対策に関する不安の声について

平成26年5月8日
環境省環境保健部

 東京電力福島第一原子力発電所の事故による被ばくにより、確定的影響の1つとされる疲労感や鼻出血といった症状が多数の住民にあらわれているのではないかとご不安の声をいただきましたので、このような不安による、不当な風評被害が生じることを避けるとともに、福島県内に住んでおられる方々の心情を鑑みて、環境省としての見解を以下のようにお示しいたします。

国連(原子放射線の影響に関する国連科学委員会(UNSCEAR(アンスケア))が、これまでの知見に基づき公表した「2011年東日本大震災と津波に伴う原発事故による放射線のレベルと影響評価報告書」(平成26年4月2日公表)によれば、住民への健康影響について、「確定的影響は認められない」とされています。
東京電力福島第一原子力発電所の事故の放射線被ばくが原因で、住民に鼻血が多発しているとは考えられません。



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役所がないというから、ないのだということ以外に、何にも中身がない。

こんな否定を、どうしてわざわざ風評被害とかと言い出して、環境省が出す必要があるのか。

しかもたかだか、あのくらいのマンガ「美味しんぼ」について。

何なんだ、この国の隠蔽は。いい加減にしろ。

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さて、福島県の伊達市は全市民を対象にした、ホールボディーカウンター検査の結果を公表したそうです。
この問題点は、WBCの検査を受けた人が大幅に減少しています。
46%しか受けていません。大きく減っています。
昨年度は市民の半分以上が検査を受けていないということになります。

福島で行っているWBCが意味が薄いことは間違いないですが、
現地でその検査すら受けなくなる人が、もう事故から三年でここまで顕著になりました。
本当に被曝防御ということを、リスクコントロールということを、一人一人が、実はきちんと考えていないことがよく分かります。

更にこうしたことになっているのは、国や県などの地方自治体のスタンスに問題が在り、状況を悪化させていると僕は思います。

 ところで僕は福島でおこなっているホールボディカウンター検査が意味が薄いと書きましたが、それよりも開架型のホールボディカウンター、椅子型のWBCによる民間団体の検査は、本当に意味がないと思っています。
 
 椅子型WBCがまず機械性能での数値的には、殆ど意味がないということがあります。高濃度に人体が汚染されていないと、機械的に有効な数値が出る可能性は低いです。さらに運用している団体が違う目的があって、WBCを運用しているケースも実は多いです。

 そして、こうしたものを有名人や政治家が、映像やネットなどで薦めているような状況もあるようです。一般的に有名人でも政治家でも、医療的なものを薦めた場合に、その施設の実態に何かあれば、宣伝したり広告塔になった責任は確実に生じます。実は、こうしたことで足をすくわれた事例は、過去に数多いです。こういうことに、引っかかっていくのは、本人の意識のみならず、周りの体制が不十分なケースが、かなり多いです。医療的な内容では、ほかのことよりも問題は更に大きくなるのです。常識と思います。
 

 ところで、きのう日本創成会議が、全国1800市区町村別の2040年人口推計をオープンにしています。
地方からの首都圏への人口流出が続く前提で、2040年にまでに若年女性の人口が半減以上となり、消滅する可能性がある自治体は全国に896あるという指摘です。
 
福島についてはカウントされないでいて、この結果と思います。
 
勿論、被曝影響のことはこの考慮にも入っておらず、首都圏に人口集中が続き、地方での人口が減るところまで減り続け、日本全体としても大きく人口が減るそうです。
 
こうした人口減少が、被曝影響が出るとどうなるのか。とにかくこの調査結果から導かれる提言は、首都圏よりも地方を活性化させたいということのようです。

汚染のある首都圏から人口を少しでも移動させたいと考える僕は、こうした考え方には注目しています。
 

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  【5/17(土)木下黄太ウクライナ報告会in 函館】

 

 13:30開場、14:00開演 

 場所 市民会館大会議室 函館市湯川町1-32-1 

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 急遽開催決定! 札幌でのウクライナ報告会

 5/18(日) ウクライナ報告会 IN 札幌】

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【言論弾圧】被曝という現実を認めさせない勢力は、「鼻血」が県民差別を助長するとまで言い出しています。

2014-05-08 01:25:25 | 福島第一原発と放射能

 

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【新聞記者や女性文化人がマンガを集中攻撃の異様展開、「美味しんぼ」騒動がクリアにした事】

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福島県民への差別を助長する、風評被害を助長すると、「美味しんぼ」に抗議するそうです。

鼻血がターゲットでしょうか。

福島県双葉町がやったそうです。

もはや、何を言っているのか、何をしているのか、この日本の人々は。

そう、思います。

美味しんぼを読みましたが、僕はこのエピソードは出来のよいマンガとは思えませんでした。

ありとあらゆる形で、エクスキューズを付けて、説明文が前段で長々と続き、しかもあいまいな形で、おきている事象をそのまま載せているだけ。

記述は個人体験に基づくもの。

そんなものに、だれかの差別を助長させようとする記述など、全くありません。

そして中身は実は面白くもなんともありません。

しかし、こうしたマンガ位に過剰反応にも過剰反応が続いています。言論と言うべき主張も特にしていない内容なのに、そこにも過剰反応する。潰し屋に近いです。

話になりません。

どこまで、言論統制的なことを平気ですれば気が済むのか。

福島を背負っていれば何を発言してもゆるされるようなやり口に強く憤りを覚えます。

公的機関が「差別を助長する」と言い出す話。

そんな甘い話ではありません。

被曝をしているという観点では、福島でも、東京にいる小学館の社員でも、そして現地に入った雁屋哲氏も、みな一定以上被曝しています。今回、起きているのは被曝者同士の潰し合いです。

そこで、福島だけ差別されることなんてありえません。

皆が皆、被曝している、その現実が健康懸念がありうることを、差別助長と言い出して、圧殺しようとすることこそ、これは、言論弾圧、言論統制に他なりません。差別と批判することで、ごまかしを強制するやり口です。

それは、被曝対応をごまかした、日本政府や福島県庁の対応を肯定したおろかな所為です。

こんな馬鹿な話が、ずっと日本では続いている。そのごまかしを進める者達がいる。

こうした勢力や人間達を許すべきではありません。

おきうる危険を指摘することさえ、いや、おきている危険をしてきすることさえ、「差別」という単語で葬ろうとするこの日本。どこまでも、終わっていると思います。


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6/1(日)静岡東部で、チェルノブイリの報告会の開催が決定しました。

 

静岡東部での放射能防御活動の再構築を考えています。

 

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(静岡県駿東郡長泉町下土狩1283-11)

 

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嘉田知事の不出馬に関して。

2014-05-07 10:20:13 | 福島第一原発と放射能

滋賀県知事は不出馬のようです。

呼びかけた結果が、このような形になり、大変に残念です。

滋賀県知事選挙に関しては放射能防御の観点からは、残る当選可能性のある候補の中で、大きな差があるとは思えません。

しかし、投票権のある方は、その中でよりましな候補に投票するしかないと僕は思います。

このことについて、僕にもいろんな考えがありますが、いずれにしても勝てる場所を積極的に一つ失う選択が為されたことは間違いありません。

放射能防御という観点で厳しい政治情勢が強まることは間違いないと認識しています。

そういう認識の中で、自分達がどのような判断をし、どのような選択をし、どのような行動を取っていくのかしかないと僕は思います。

いずれにしても、多くの皆さんが、積極的な働きかけをしたことが実らなかったことには、呼びかけた人間として、申し訳ないと思っています。

ただし、こういう取り組みをすることが、次に違う形で繋がることがあります。

それを考えていくしかないと思います。

 





合掌。

2014-05-06 22:05:04 | 福島第一原発と放射能

「少ないですね。 2014-05-06 14:41:32 キョウコ 

久しぶりにブログを訪問しましたが、コメント少ないですね。もう誰も放射能のことなんて考えていないのですね。関東が危ないという木下さんの論調も薄れてきていますね。」

上記の嫌がらせコメントがありました。

頭のおかしい工作員になにを言っても始まりませんが、コメント欄は長らく閉じていたから、少ないのも当たり前です。

こういうおろかなコメントばかり読むことになるので、だから閉じているんです。

屑だなあと強く思っています。

それに、あけているのかどうかわからないコメント欄(わざとそうしています)に、ほかの多くの人がコメントしてくるのかどうか、そんなことは少し考えたら、わかります。

そして、承認しているコメントの三倍から四倍近く、これよりもレベルの低い嫌がらせ投稿、同じような人間が投稿している嫌がらせ投稿が続いています。

こういうコメントを確認していると、こんな愚かなことを続けている人間が一人もしくは数人いるのだろうと考えます。

その人間達の完全に壊れた心理状態が浮き彫りになっていると思います。

僕はほかの人と違ってこういう人間達を許すつもりはありませんし、こういう人間達が多くの人に迷惑をかけるような間違った行動をし続けていて、最終的にどういう結末をむかえるのかということをきちんと明らかにしていきます。

こいつらは人間として存在する価値のない輩です。

被曝回避という当たり前の話に、過剰に攻撃を仕掛けた人間達がどういう結果をむかえていくのかも。

それには有名無名は問いません。確実に行き着く結果をはっきりとさせていきます。

誰も放射能のことなんて考えていないのなら(こういう工作員的連中はそのようにしたいだけですが)、はっきり言いますがどんどん手遅れになるだけです。そういう輩自身も含めて、全てが終わります。

そして、関東、首都圏が危ないという論調が薄れているとまでくだらない馬鹿がほざいています。

もう本当に許せません。

こういうおろかな人間にはっきり言っておきます。

三年間も、被曝状態を続けていたことで、どんどんと不可逆的な状態になっていると僕は認識しています。

はっきり言いますが、当初の方が、危ないとより強く言うことで、次に起こりうる健康被害を回避できる可能性が当然高いからです。

危ないという論調が薄れているとこうした工作員が感じているなら、その答えは一つしかありません。

時間が過ぎているからです。回避可能性も下がります。当たり前のことです。

最早、健康被害が不可逆的に成り始めている時間経過の中で、首都圏が危ないということを強く言うことの効果が薄れているのはあきらかです。

そしてこういうことを書くと、さらに曲解する馬鹿が大勢いるだろうから、更に書きます。

「そうだとしたら、いまさら避難しても遅いから、避難しなくてよい」

こういうことを言う馬鹿が大勢出ると思います。貴女の夫もそうかもしれません。

どこまで馬鹿なのかと思います。元々こういう輩は、避難移住に消極的で、誤魔化すか一蹴して対応しない連中です。

そういう考えの結果、ずっと避難させなくて、子どもや奥さんが傷ついたときに、この男達が生きていく意味を完全に喪失します。健康被害を過小評価し、妻子を被曝させ続けて、更に時間経過をそのままにし、その上で、「いまさら避難しても」、そう話します。

僕から見れば、本質的なところから逃げ続けているだけの人間です。

こういう人々が誤魔化すために、攻撃を続けます。僕は宣戦布告をしておきますが、こういう誤魔化す輩を許すつもりはありません。一人一人が追い詰められて、更に更に死が早まり苦しみます。

手を打たなかった人間に救いの道などありえません。

日本の政府も政治家も官僚もマスコミもみんな悪いです。

でも一番悪いのはあんたら自身です。

そして、同じく、結局は、誤魔化した貴女もそこにいます。

終わりが早まるだけです。


合掌。

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嘉田知事に出馬要請した皆さん、お疲れ様です。

県内外の多くの人々の意識が集中したことはよかったと思います。

これで本人が決断してくれれば嬉しいですが、結局最後は本人が決めるしかありません。

僕自身は、原発再稼動阻止というテーゼの中では、現職出馬しかありえないと思います。

万が一、そうならなかった場合は、この県知事選挙に僕は旗幟を鮮明にすることは無いと思います。

現在、想定されている他の候補は一長一短がかなりあり、特に積極的に関わりたくありませんから。

まあ、本日の発表を待つしかありません。

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キエフ出身の有名女子テニス選手が30才の壮絶ガン死、10代から闘病。6/1(日)静岡東部でウクライナ報告。

2014-05-06 00:22:32 | 福島第一原発と放射能

木下です。

まず嘉田知事が立候補するかどうかは、あす7日に公にされますから、きょうは最後の一日ですから、皆さんのメッセージを集中させてください。

是非、嘉田知事のFacebookにメッセージや書き込みを⇒https://www.facebook.com/yukiko.kada.5

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イギリスで活躍した有名女性テニスプレーヤー、エレナ・バルタチャさん。彼女はキエフ出身ですが、おととい日曜日の朝、30才で肝臓癌で亡くなったそうです。原発性硬化性胆管炎、免疫系を損なう慢性肝疾患と19歳ですでに診断されていたそうです。こういう胆管炎とか、免疫系を損なう慢性肝とティーンエイジャーで診断されているなんて、キエフで幼児だった頃に、被曝した可能性も考えてしまう話です。


"The health issues she battled since her teenage years made what she achieved during her career all the more impressive."

「彼女が十代の頃から病と闘ってきたことが、彼女が経歴として達成したことを、更に印象づけます。」

ガーデイアン紙は記事の最後に伝えていました。

こうした疾患を抱えながら、トップ50のテニスプレーヤーになっていたことは改めて凄まじいとは思います。

キエフ出身、イギリスを代表する女子テニスプレーヤーのご冥福をお祈りいたします。

合掌。

 


さて、次は、GWにもかかわらず、このブログコメント欄では、くだらない嫌がらせ投稿が続いていて、いったいネットでこのブログを確認している人たちの中に、工作員的立場か頭がおかしいのかは分かりませんが、本当に意味の無い投稿を継続している人たちがいます。

はっきりいいますが、ただの迷惑で、うっとおしいだけですから、そういう人たちは来なくてよいです。

何らかの工作員的な目的も相当にくだらないですし、頭のおかしい人たちの対応は時間の無駄です。

もう少し様子を見ますが、有益な投稿が多くないなら、また閉じます。

本当にネットにいる人々は三年という時間が経過してだめな人が多いのだなと思います。

そういう妨害といえば、ツイッター上で僕も含め被曝懸念を表明する人々に、徹底的に中傷嫌がらせをやり続けていたいくつかのアカウントがありますが、その中でも、もっとも酷いアカウントが次のようなことをツイートしていました。

https://twitter.com/ewa4618/status/462800380007440385

僕も含めた被曝回避を言う人たちにネット上で、中傷や嫌がらせの限りを尽くしていた人物、E-WA/いーわ、臼井 飜、 白井和とか名乗っているコンピュータ系統の
ライターです。

目の疾患に罹っているそうです。

病気になっていることだけは、お気の毒と思います。

汚染地にいくたびに目に軽度の異常がおきる僕も、他人事ではありません。

しかし、この方は、それでネットを使い、一般にカンパを要請し、そのお金でサプリに頼るそうです。

こうした行為が、この人物の品性レベルを、改めて確認することが出来たといえます。

お気の毒とはおもいますが、この方には徹底的に嫌がらせをされたことしか記憶にありませんので、カンパをするつもりは毛頭ありません。

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静岡東部で、チェルノブイリの報告会の開催が決定しました。静岡東部での放射能防御活動の再構築を考えています。

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沼津駅から二駅のJR御殿場線下土狩駅隣接。新幹線三島駅よりは1.5キロで、徒歩19分。駐車場有。

終了後、情報交換会があります。


本日午前10時より申込開始。

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午前5時から震度5弱がおきる東京。放射能検査を無料や500円でやれと言い張ることが如何におかしいのか。

2014-05-05 12:02:23 | 福島第一原発と放射能

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そのエリアに居ない、僕には感知できない話ですが、2011年以降、久しぶりに東京で震度5弱の地震がおきたようです。

想定されている関東南部の地震とは異なり、震源が深い場所で起きているようです。

震源は伊豆大島近海で、震源の深さは約160km、マグニチュードは6.2ということです。

発生時刻が、午前5時台ということも、GWという意識をぶち破るような感覚だったのかもしれません。

東京で、こうした現実がおきていることがどのように連なってくるのかは、これからも注視したいと思います。


さて、最近、放射性物質の検査について、あまりに初歩的な質問がくるので確認をしておきます。

放射性物質の検査は、値段がより安いところで頼むことばかり言う方たちがいます。

これは答えから言いますが、完全に間違いです。

検査会社は勿論、測定所であっても、機械の維持費、システムメンテナンス、電気代、人件費などをまともに考えれば考えるほど、無料や500円で、きちんとした検査が出来るという話はありえません。

検査の機械が例えば寄付でもたらされていても、その維持費はただではありません。

そうしたことを言い募る人々が一定数いることは、前から聞いています。資本主義の日本でありえないことを言い張る人々に僕の中では全くわかりませんでした。

検査は多くの点数ができたら、そのほうがよく分かるから、無料や五百円でやるべきだというロジックを言い張るのを聞いて、激安的な感覚に慣れきっている人々が如何に多いのか、僕は愕然としました。こういう人たちは企業がどのようにして金額を安くして、それでも儲けている構図も全く理解不能なのだなと思います。

しかも安いからといって、汚染の無いエリアから、汚染のあるエリアの、しかも市民測定所に頼むケースも多く知ると、放射性物質の検査というのがどういうものなのか、この人たちは皆目理解していないで、「検査、検査」とわめきたてていることもよく分かりました。

あたりまえの原則ですが、汚染が無い地域のものは、測定しても検出される可能性がほとんどありえません。そういうレベルの検査を汚染のあるエリアに依頼すること自体、放射性物質のことをきちんと考えると、ありえる話ではありません。

こういうこともそういう人々は思考しません。

汚染が大きくあれば、短時間でも測定可能でしょうし、それはまだ安価でも対応できる可能性はあります。

勿論これでも無料や500円はありえません。ワンコインランチや激安弁当と同じ感覚です。

電気代は誰が払うのか。計測時間をかけている間の人件費はどうするのか。

なぜ無料や500円で大丈夫とあなたたちが判断できるのか。

社会常識が完全に欠落しているこういう人たちが一定数いることが本当に被曝回避、放射能防御の邪魔になっています。

僕は本当にこういう人たちを嫌悪しています。というか、こういう人たちは迷惑です。ものすごく迷惑です。

しかも、汚染があるのか無いのか、分からない地域の事物は、時間もかかるし、検査機械もNAIよりもゲルマニウムでやるほうがよいに決まっています。機械の初期投資の費用も異なります。こうしたことから考えても、検査費用は上がります。

数万円の費用負担は厳しいことなら理解しますが、「数千円でも負担したくない、タダにしろ、五百円にしろ」、こうした話をする人々がただのクレーマーに過ぎないと痛感します。

この人たちが放射能防御を合理的に行おうとする人々のいかに阻害要因となっているか。

僕はこういう人たちを切り捨てることは、ものすごく大切なことだと考えています。

相手側が潰しを仕掛けてくる場合、こういう存在に仕掛けます。

その仕掛けられた側の主張が酷い中身な場合、第三者は相手側に同調すると思います。

被曝回避、放射能防御は全てそういう社会常識がない主張をしているように、仕掛ける側は宣伝します。

よく精査しない第三者はその宣伝にのっかっていきます。

こういう構図が普通に仕掛けられます。

相手側も悪質ですが、その相手につけこまれるような、頭のおかしい主張をしているのは、そうした人々です。

被曝回避を現実におこなうのに、敵はまずこちらの側にあるというのが、今の現実です。

こういう人々をどうやって排除するのか、こういう人々の言説をどうやって意味をなくさせるのか、こんな闘いがつづいていることに、日本社会の劣化ということを日々痛感しています。

これは原発事故から始まったわけではなく、原発事故前には認められなかった人々が、ネットというツールを使って、社会と自分との距離関係を誤認し、ありえない主張を展開していることと思います。

とことん厳しい状態が続き、相手側がほくそ笑む事態だということです。

つける特効薬はありませんから。

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情報提供や何かある方は、nagaikenji20070927@yahoo.co.jp

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【5/17(土)木下黄太ウクライナ報告会in 函館】

 13:30開場、14:00開演 

 場所 市民会館大会議室 函館市湯川町1-32-1 

 入場料大人800円、学生無料 (予約不要)

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 急遽開催決定! 札幌でのウクライナ報告会

 5/18(日) ウクライナ報告会 IN 札幌】

 13:30開場。 1400開演~16:00終演予定(三十分程度は延長可能性あり)。

 札幌駅前、佐藤水産本店文化ホール (札幌市中央区北4条西3丁目交洋ビル3)

 申込⇒http://kokucheese.com/event/index/164701/ 

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