「木下黄太のブログ」 ジャーナリストで著述家、木下黄太のブログ。

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「日本政府は真実を知らせ人々を救う努力をまだしない。」と怒る欧州支援団体。11/11(日)午後甲府講演。

2012-10-27 02:41:25 | 福島第一原発と放射能

【11/11(日)木下黄太講演IN甲府】午後2時開場2時半開演。               松本講演を正午迄に完全に終え、そのまま移動します。ぎりぎりの開催。詳細は本日のブログの下部を確認下さい。

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 きょうの豊橋講演は、告知後1週間だったのですが、110人位の方がおいでになりました。今回の主催者は、近藤剛弁護士と作家の藤村昌代さん。二人とも前からの友人で、藤村さんは、1年前の僕の講演会も主催されていますし、東三河エリアのガレキ反対運動などでも活躍されています。近藤弁護士は、仕事がらみと言うよりも、僕には、昔からの飲み仲間の類ですが、海外にも精通していて、都内でビジネス分野の弁護士として、知られています。彼は、環境問題にこだわっていて、反原発やガレキの反対について、従来とは違うアプローチを考えていて、国際規約とかビジネス感覚から、「ガレキの拡散は変だろう。」と僕によく話してきます。最近、このエリアの小選挙区で出馬も噂されているそうです。

 講演会の場内からは、事故当時、政府が正確な情報を提供しない中で、ある国際的な企業の東京オフィスで働いていた外国人数百人の中で、およそ半数が、当時自主的な判断で、国外のその企業の拠点がある都市に出ていったたという話もありました。独自判断を皆したそうです。会社はどうすることもなかったとか。その会社は、残った外国人と日本人社員に、安定ヨウ素剤を配ったそうですが、日本の医師でなく、アメリカ大使館の関係で行ったようです。日本の政府機関の機能停止が、比較してよくわかる話です。

 さらに、講演会で、僕が驚いたのは、参加した愛知県内の医療関係者から、愛知で易骨折が増えている事、さらにこの方が、甲状腺の疾患をみる部門にいたことがあり、それも気になる状況だと、言われたことです。こうしたことは、それこそ、疫学的に考えないと判断がむずかしいゾーンだと思います。ただし、愛知で、このところ、懸念の声は多くなっています。土壌汚染的には、大きく汚染されていませんが、そうした場所でも、汚染食材は流通しています。ウクライナやベラルーシでも、初期被曝が少ないとみられたエリアで、身体症状が出てきて、それが食べ物に注意がなされていなかった為だと後でわかったケースがあります。愛知が当てはまらなければ、良いと思います。

 この点で、主催の藤村さんと話をして、場内でも参加した皆さんにお伝えしましたが、彼女が、東三河を中心に、愛知周辺の健康被害について、状況がどうなのか、きょうの講演会の参加者などをきっかけに、少し情報を取集しようという事になりました。次のアドレスにメールして下さい。info.love.t.m@gmail.com

今だに、ものすごく微量のセシウムが降下している東三河。愛知県のホームページでも確認できます。http://www.pref.aichi.jp/kankyo/katsudo-ka/kakusyu.html

境界となる、最前線の防衛線での、健康に関しての情報収集は意味があると僕は思います。

 

アイルランドにある、チェルノブイリ支援をしている団体と話をしている女性から次の話がきました。日本政府が、被曝を、チェルノブイリをどのように利用して、それがどう見られているのか。さみしい実例です。

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 アイルランドでもう十年以上、ウクライナの被爆した子供たちのためのチャリティ活動をしている団体の代表(女性)と去年話をしました。

この団体です↓
 
 彼女が去年の夏頃言っていたのは、確か去年の6月くらいに日本政府からウクライナの施設(確か病院とか研究所とかです)に大勢の日本人が2週間くらい送り込まれて来たそうです。
 彼女いわく、日本政府からの派遣団だと言ってました。
 そこで予定よりも長く2週間くらい、ありとあらゆる資料を精査し、お医者さんたちと話し、いろんなデータを持って日本へ帰国したそうです。
なので、彼女としてはすっかり日本政府がそのデータを活用して、被爆を減らすために利用してくれるのだとばかり思って、施設の人たちもできる限りの協力をしたそうです。
 それから1、2ヶ月後に彼女に会ったときには、すごく言いました。
 
「日本政府はまだ、人々に真実を知らせて、救うための努力をしていない。派遣団をよこして真実は知っている筈なのに、その真実を人々を助けるために使うのではなく、何が起きているかを隠蔽するために使うことにしたんだわ!」と怒り心頭でした。

 

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 【11/11(日)午前 木下黄太 講演 IN 松本】

「松本は、長野は大丈夫!?! 行路を定めるための今。」

 3.11から1年8カ月、その間みなさま様々なツールで情報収集をし、測り、動かれてきたことと思います。長年松本市や長野県で暮らしている方も移住してきた方も、それらの得た情報をもとに日々の生活上の選択をしていることと思います。私たちはこれからこの地でどのような選択をしていったらよいのでしょうか。他の地域の現状を知り、過去から学ぶことで、その答えを探っていきたいと思います。

1部:講演。2部:共有したい情報の提供と、それに対する木下見解。 3部:質疑応答(時間に余裕がある場合)

日時:11月11日(日) 午前9時15分受付 午前9時半から午前11時半

場所:大手公民館  松本市大手3丁目8−1 北松本から徒歩約12分。駐車場はコインパーキングをご利用下さい。

定員:先着100名 参加費:800円

申し込み方法:下記の必要事項を申し込み先へお送りください。追って受付完了のメールをお送りします。

         2日間経っても返信が無い場合、不着の可能性がありますので、再度ご連絡頂けますよう、お願いします。

申し込み必要事項:参加者氏名(ふりがな)、連絡先(電話番号・メールアドレス)。

申し込み先:matsumoto_houshanou@yahoo.co.jp  「松本放射能を考える会」

 

託児のお申し出がすでにこちらの予定していた定員に達しており、お受けするのが難しくなってきております。主催者の思いとしては、今回の勉強会にどうしても参加したいけれど、こちらで頼る親族知り合いがどうしてもいらっしゃらない方、どうしても子どもをみていてもらえない方に託児を利用して頂きたいと思っていますので、ご理解を、どうぞよろしくお願い致します。

 

 

 

  【11/11(日)午後 木下黄太講演IN甲府】 

「甲府の今とこれから~放射能防御の観点から」 

首都圏からの通勤も可能な距離でありながら、比較的土壌汚染の低かった甲府盆地は、311以降、放射能を避けての疎開者が増えています。今後、被曝による健康被害が顕著になればさらなる増加も予想されます。そのなかでどういった問題が立ちあがってくるのか、甲府で放射能防御活動を続けていく上で何に留意したらよいのか、あるいはそもそも甲府の汚染はどのレベルと捉えたらよいのか……。東日本のひとつの「最前線」となるであろう甲府の近い将来について、大きなヒントをいただける機会になると思います。

 

日時:1111日(日)午後2時開場  2時半開演  4時半終了

場所:甲府市東公民館 甲府市和戸町955-1

(当日は別団体の利用もあるため駐車場が大変混み合うことが予想されます。お連れの方はできる限りお乗り合わせでお願い致します。)

 定員:80

参加費:800円(中学生以下無料)

保育:なし(授乳室およびキッズスペースをご用意します。)

 

★必要事項を記入の上、下記のメールアドレスへお申込みください。

「甲府 放射能について考える会」kinoshitakofu@gmail.com

必要事項:氏名、連絡先(電話番号とメールアドレス)、お子様連れの方は人数と年齢

 

※数日中に返信のない場合は、迷惑メールに振り分けられていないか、携帯電話の方はPCからのメールをはじく設定になっていないか等をご確認いただき、改めてご連絡ください。

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ヘレン・カルディコット博士 『Nuclear Power, Radiation, and Disease』 前文より------------------------------------

Routine and accidental radioactive releases at nuclear power plants
as well as the inevitable leakage of radioactive waste will contaminate
water and food chains and expose humans and animals now and for
generations to come.

原子力発電所からの、日常的な放射能の放出や、不慮の放射能の放出は、
不可避である放射性廃棄物の漏洩と同様、
水と食物連鎖を汚染し、現在と未来の世代の人間と動物を被ばくさせます。
 
Understanding the nature of radiation is critical to understanding
the health impacts of nuclear energy.

放射線の性質を理解することは、原子力エネルギーの健康への影響を理解するために
非常に重要です。

ヘレン・カルディコット博士の医師&専門家向けセミナー受付状況

11/18(日)東京医師&専門家向けセミナー 9時半から15時半(受付9時より) 定員140席

中央大学駿河台記念館 東京都千代田区神田駿河台3-11-5(JR御茶ノ水駅徒歩3分)

 申し込みが現在134人。残席は6席。参加希望の方は、申し込み手続きを、早めに行って下さい。

11/25(日)京都医師&専門家向けセミナー 9時半から15時半(受付9時より) 定員120席

京都府中小企業会館   京都市右京区西院東中水町17番地(西大路五条下ル東側)

 現在103人申込みの為、残席は17席となります。 

 セミナーの受け付けは→http://www.frcsrus.org/japan「みんなのカルテ」(主催)のトップページより。詳細内容も上記参照下さい。医療関係者優先ではありますが、意識のある一般の方の参加は歓迎いたします。

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ヘレン・カルディコット博士 一般講演 東京・徳島・岡山・京都 →東京講演受付終了。

京都も岡山も定員300人で、既に7割を超える申し込みを頂いています。

注意*参加会場によってお申込み方法が異なります。*定員になり次第、受付終了となります。*ご利用にならないお席を予備で確保されるのは他のお客様の御迷惑となりますので、ご遠慮ください。*お振込みの際の手数料はご負担ください。*追加講演は、博士のご都合でありませんので、ご了解ください。

 

11/17(土)東京一般講演 →受付を終了。

18:00受付開始 19:00開演 21:00終了

会場:成城ホール  ※お申込日より3日以内に参加費をお振込みください。※お振込み用紙を領収証とさせていただきます。

キャンセル

※お振込後のご返金は、承っておりません。代理参加にて、ご対応をお願いいたします。

お問い合わせ:frcsrjp@gmail.com (安友)

 

11/23(金・祝)徳島一般講演 

【日 時】平成24年11月23日(金・祝)

     開始:18:30(開場:18:00) 終了予定:20:30
 
【場 所】あわぎんホール(郷土文化会館)4F大会議室
     徳島県徳島市藍場町2丁目14番地 TEL 088-622-8121
 
【参加費】前売り1000円(当日1300円)高校生以下無料
 
【申込方法】前売りチケット取扱い:平惣各店、小山助学館徳島駅前店
      ネット予約フォーム:http://form1.fc2.com/form/?id=798772
               (お振り込み完了で予約が確定します。)
      ※当日満員の場合は予約、チケット優先となります。
 
【定 員】300名
【保 育】保育はありません。お子様が騒がしくされた場合は一時退室をお願いする場合がございます。
【主 催】みんなのカルテ
【共 催】放射能防御プロジェクト、ミツバチぶんぶん実行委員会、
     コープ自然派脱原発実行委員会・さよなら原発徳島実行委員会
【後 援】四国放送株式会社、徳島新聞社、朝日新聞徳島総局、毎日新聞徳島支局
【問合せ】caldicott.tokushima@gmail.com (柏木)
 

11/24(土)岡山一般講演 

日時:2012年11月24日(土) 14:00~16:00 (開場13:30)

会場:岡山市勤労者福祉センター (体育集会室)   岡山市北区春日町5-6 TEL086-233-8311

地図 http://www.rdp-okayama.net/img/kinpuku-map.pdf

   ※駐車スペースが限られておりますので、お車でお越しの方は、市営鹿田町駐車場や周辺コインパーキングをご利用ください。

定員:300席

参加費:前売券1,200円 当日券1,500円

  ※前売券は、お申込日より3日以内に代金をお振込みください。

   ※事前のご入金が確認できない場合、当日券でのご入場となります。

   ※前売で満席の場合、当日券の販売は行ないません。

    キャンセル

   ※お振込後のご返金は、承っておりません。代理参加で、ご対応をお願いいたします。

   ※お子様に関しても座席が必要な場合、金額は同じです。小学生以上や二人以上の幼児は席が必要です。

お申込み:http://form1.fc2.com/form/?id=798102

お問い合わせ:caldicott.okayama@gmail.com (中山)

 

11/25(日)京都一般講演 

▽日時:11月25日(日)  開場:18:00 開演:18:30 終了予定:20:30
▽場所:ひと・まち交流館 京都 (大会議室)
   京都市下京区西木屋町通上ノ口上る梅湊町83番地の1 (河原町五条下る東側)
   TEL:075-354-8711 http://www.hitomachi-kyoto.jp/access.html

▽定員:300席 (定員に達し次第、申込を締め切ります) 

▽参加費:前売り 1200円/席(ゆうちょ銀行の指定口座へ振り込み) 
      当日  1500円/席

▽申込:下記事項を明記し、電子メールでお申し込みください。
  (1)氏名(漢字)

  (2)氏名フリガナ(カタカナ)・・・入金照合のとき間違いを防ぐため、かならずフリガナを書いてください。

  (3)住所・・・通帳で振り込まれる場合、通帳の住所と同じであることを必ずご確認下さい(下記☆をご参照下さい)

  (4)電話番号・・・日中確実に連絡がとれる電話番号をお知らせください。

  (5)申し込みの席数


   電子メール送付先アドレス kackyf1125@yahoo.co.jp
   電子メールの件名は、「カルディコット京都一般講演申込」としてください。
   このメールアドレスは、申込受付専用です。
   お問い合わせは、下記★のアドレスにメールしてください。

☆参加費の振り込み:
  (1)電子メールでお申し込み頂いた方に対して、事務局より、受付番号とゆうちょ銀行の口座番号・口座名を
   メールご連絡いたしますので、1週間以内に指定された口座にお振り込みください。
   ゆうちょ銀行のご通帳をつかって振り込まれると、手数料は無料で電信送金されます。
  現金での振り込みや、他の金融機関からの振り込みの場合は、手数料がかかり、かつ入金の確認に数日を要することがあり             ます。

   ご注意:通帳で振り込みされる場合、「通帳」の氏名・住所と、「申込メール」の氏名・住所が異なっていると、入金の照合ができません。「申し込みメール」に記載された氏名・住所と、「ご通帳」の氏名・住所が同じであることをご確認のうえ、お振り込みください。

   (2)事前にいただいた申込メールとお振り込み内容を照合した上で、事務局より入金確認通知をメールで差し上げますので、当日はそのメールを会場受付でご呈示ください(当日会場での受付をスムーズに進めるため、ご協力をお願いいたします)。      
   なお、振り込みされたときのATMの「ご利用明細票」も、念のため当日会場へご持参ください。
   (3)お申込から1週間経過しても振り込みが確認できないときは、キャンセル扱いとさせていただきます。
   (4)振り込まれた後でのキャンセルによる返金は致しかねますので、ご了解ください。
▽幼児保育:小さなお子さんをお連れの方のために、当日講演会の間、会場施設の別室で幼児保育を行います。
   (1)保育対象:満2歳以上の未就学児(お子様の安全確保のため、2歳未満および小学校に就学されているお子様の保育は致しかねます。ご了承ください。)
   (2)保育人数:12人(申込み先着順)
   (3)保育費用:1200円/人
   (4)保育の申込:講演会申込メール(上記【5】参照)に、幼児保育希望の旨と、保育人数および年齢をあわせてお書き添えください。
   (5)費用支払い:保育の費用は、当日会場受付で現金にて直接お支払いください。

★問い合わせ先:
   みんなのカルテ京都カルディコットの会/放射能防御プロジェクト(近畿)事務局  藪本
   メール:sp9q7h99@aria.ocn.ne.jp

 

申し込みの名前・住所と、送金の際の名前・住所が違っていて、事務局からメールしても電話しても連絡がとれない方が数名いらっしゃいます。振込から1週間経過しても入金確認のメールが届かない場合は、事務局までお問い合わせください。
 
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