masaring

自己チューの進行形日記でshow。

梅雨空の下、健気に咲く花達。

2015年07月06日 | masaringの内緒話



【富有柿の葉の色は雨に濡れ、益々その緑が深くなって行く。】

7月に入って我が地方は、本格的な梅雨の天候である。
1回目の柿の摘果が終わり、スモモの受粉樹のサンタローザの
収穫を前に7月1日の台風に匹敵する大嵐。風でサンタローザを
始めソルダムまで落とされ収穫する実が無くなった。
出荷しても小遣いにもならぬ金額であるが、やはり悔しい。

それでも果樹農家の日々は変わらない。折れた柿の枝の処理等
多忙な毎日である。

本日も雨。7月に太陽を見たのはほんの3時間くらいだ。
でも、我が家の季節の花は健気に咲いている



【表玄関門横のペチュニアとサンパチェンスにサンビタリア・スタービーニ。】

先日ネパールのご夫妻が日本の訪問記念にとカメラにおさまった花達だ。
ペチュニアは、雨が降ると項垂れて元気がなくなるね。

7月になって本格的な梅雨の天候。気分も滅入る、憂鬱だ。
でも日常の中で 身近なところにこそ、幸せはたくさんあると思うんだ。



【我が家に3本あるサルスベリの内、1本が例年より早く開花した。】

サルスベリは夏を代表する花木のひとつだ。気候の関係だろうか、
1本だけ例年より随分早く開花した。花期が長いので百日紅。

樹皮が所々剥がれて表面がつるつるした感じになり、
その姿からサルスベリの名前がある。お猿さんが滑る姿なんだよね。
だから私、まっちゃんは日常的によく滑るんだネ。



【我が家の裏庭の一番北、用水路近くに咲く『モントブレチア』。】

モントブレチアは、南アフリカ原産の耐寒性球根植物で
明治時代に日本に渡来したと言う。花言葉は「謙譲の美」。
その言葉通り我が家では何の手入れもしないのにこの時期、
オレンジの花を下から順に咲かせ夏を色鮮やかに彩る。

私も「謙譲の美」を見習いたいものだ。



【我が家のシンボルである玄関の松の木に生えている『フウラン(風蘭)』。】

松の木に生えている『フウラン(風蘭)』が今年も花を咲かせた。
日本、中国、朝鮮半島に分布する常緑性のランの仲間だ。

地面などに生えるのではなく樹木の枝などに
根を張り付かせて生育する着生種物で、鑑賞価値の高い植物だ。

着生植物は、寄生植物と間違えられることもあるが、
くっついている植物から栄養を吸収しているわけではないので、
全く異なるものである。

共生により宿主に害を与えることなく、
生命を繋いでいる。素晴らしい自然の営みだネ!!(*^-^*)


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4 コメント

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Unknown (kazuyoo60)
2015-07-06 12:06:26
見事な柿畑です。お手入れの大変さをこちらに置いて。
確かに強風でしたが、スモモがそんなに落ちてしまっては、がっかりなさいますね。
濃い綺麗なピンクの百日紅です。我が家のはありふれたピンクですが、それでもさきだすと嬉しいです。
松の幹にフウラン、良い雰囲気です。フウランもこの環境が大好きでしょうね。綺麗に咲いてますし沢山ですね。
返信する
Unknown (龍山)
2015-07-06 14:13:51
お邪魔します。
梅雨独特の長雨になってきましたね。
おまけに強風も加わり「まっちゃん」様が手塩にかけたスモモが落下して残念ですね。
松の木に風欄が着生するのですね。
私が田舎にいるときの記憶では、ヒバの木に風欄が着生していたような気がします。
地域に寄って着生する木が違うのでしょうね。
私は真夏の思い出は、青空と、百日紅の赤、そしてムクゲの花の白が一番に浮かんできます。
子供時分の、熱き思いでです。
返信する
kazuyoo60様へ (まっちゃん。)
2015-07-10 13:55:23
kazuyoo60様、本記事へも
コメントありがとうございます。

やはり果樹栽培が我が家の生業。
見事な柿園、みかん園でありたいものです。
少し怠けるだけで
悲惨なことになります。

大嵐は和歌山だけだったのでしょうか。
隣りの県がそれほどでなかったのなら、、、。

百日紅、この色が一番先に
咲き始めました。
他に白、普通のピンクがありますが
咲くのはまだ先のようです。

フウランは多分、庭に凝っていた
祖父が着生させたものと思います。
何十年も昔、昔、大昔のこと。
(2年前に50回忌だったので。)
でも、今年ほど沢山咲いたのは
近年ではありません。
遠い空の上から
祖父も喜んでいることと思います。
ご訪問ありがとうございました。
返信する
龍山様へ (まっちゃん。)
2015-07-10 14:03:40
龍山様、本記事へも
コメントありがとうございます。

今朝も大雨。午後からは久々に太陽が顔を
出しました。小さな雨粒。キツネの嫁入りですね。

今回、風で落果したのは大石早生の
受粉樹。しかしその果実も
高値で取引されるので
損害です。元々収量は多くないですが、、、。

フウランは多分、庭に凝っていた
祖父が着生させたものと思います。
何十年も昔、昔、大昔のこと。
(2年前に50回忌だったので。)
でも、今年ほど沢山咲いたのは
近年ではありません。
遠い空の上から
祖父も喜んでいることと思います。

私の真夏の思い出も、
青空と、百日紅の赤、そしてムクゲの花。
情熱だけが先走ってた子どもでした。
次の記事にムクゲを載せますね。
ご訪問ありがとうございました。
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