【今回の龍神温泉行きはひと味違う。「湯めぐり札」を使うことだ。】
龍神温泉に宿泊すると、この札を使える。この札を使うと龍神温泉
8施設の内3ケ所の温泉に入れる。目的は、2日で4ケ所の湯浴み。
【一日目の最初は秘湯中の秘湯、「丹生ヤマセミ温泉」だ。】
ヤマセミ温泉は秘湯中の秘湯だ。知る人ぞ知る温泉である。
なにしろ龍神温泉からさらに車で50分も山の中にあるのだ。
ここは、平成13年に開設されたばかりだ。元小学校の跡地だ。
外観は和風を基調とし、龍神材をふんだんに使用している。
大自然につつまれた清流丹生ノ川沿いの
「森林公園丹生ヤマセミの郷」内にあり、
お湯はアルカリ性単純温泉を丹生ノ川温泉から
引泉しており「美人をつくる美白湯」と言われている。
内風呂と露天風呂があり、露天風呂からは清流丹生ノ川と
熊野の山々を一望でき、美しい四季の移り変わりが楽しめる。
ここの温泉の入浴料金は700円である。
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【2つ目の温泉は、龍神温泉街にある「下御殿」である。】
龍神温泉はその昔、役の行者が発見し、後に弘法大師が
難陀竜王の夢のお告げによって開湯したといわれる
1,300年の伝統を誇る由緒ある温泉である。
江戸時代には、紀州藩主徳川頼宣公がいたく気に入り、
藩費を使って「上御殿」「下御殿」を建てさせ、廃藩までの
長きに渡って代々藩主達の別荘地として愛されてきた。
なんと、ここには混浴の露天風呂があるのである。
日高川の清らかな流れを望みつつ入浴できる露天風呂だ。
四季の移ろいを肌で感じながら豊かな自然に囲まれれば
心も体も癒される。 渓流に面した開放感あふれる露天風呂。
のんびり秘湯気分に浸ることができるのだ。
でも初めての人には「混浴」という言葉は刺激が強すぎる?
そして内湯。落ち着いた和の雰囲気が漂うのだ。内湯は、
全国的にも珍しい御座敷風呂と、木の質感と香りが
肌にしっとりとなじむ檜風呂の2種類あるのだ。
特に御座敷風呂は脱衣所・洗い場・湯船に至るまですべて
畳敷きという贅沢さらしい。窓の外に流れる日高川の
清流のせせらぎに耳を澄ましながら、ゆったりくつろげる。
私が入ったのは、時間制により檜風呂であった。
《所謂、ターゲットは奥様族。御座敷風呂は女性用である。》
ちなみに、日帰り湯の料金は、おひとり1,000円である。
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【↑その後「季楽里 龍神」に宿泊。勿論3回入浴したのだ。】
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【2日目は龍神に来たら誰もが訪れる、龍神温泉 元湯だ。】
元湯の湯は、ラジウムを豊富に含有するアルカリ性炭酸泉。
群馬県の川中温泉・島根の湯の川温泉と並ぶ、日本三美人の
湯のひとつとして数えられている。汚れた皮脂を落とし、肝臓の
働きを活発にするその効果は素肌をすべすべにするだけでなく、
体の中からも美人になれる優れものである。
元湯の内湯は大勢が一度に入ることができる檜風呂と
岩風呂がある。日高川沿いにあるので窓ガラスは特別性の
もので、中から外は見えるが外から、中は見えない仕組みだ。
渓流を眺める事ができる露天風呂からの景色は抜群で、
川のせせらぎに耳を傾けるのも一興だ。実際浸かってみると
美人の湯の名の通り肌がサラサラとした感じになる。
ちなみに、元湯の入浴料は700円である。
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この「龍神温泉・湯めぐり札」の値段は1,300円である。
3つの温泉、現金で支払うと2,400円。1,100円のお得。
次回は今回入浴出来なかった温泉にも是非、入浴
したいと思った次第である。《きままなひとり旅だ。》
※ちなみに龍神温泉には20の旅館やホテルがあるのである。
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