masaring

自己チューの進行形日記でshow。

ブタがいた教室。

2009年04月19日 | 映画も大好き。

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【ミリオンベル。色とりどりだ。みんな違っている、それがいい。】

Hito

久々の休日。レンタルビデオの会員カードの
更新に行った。折角だからDVDを一枚レンタルした。

4月10日にリリースされた「ブタがいた教室」のDVDを借りた。
観たかったが映画館では見逃した作品だ。

最近疲れているので、観ながら居眠りと思いきや
グイグイ画面に引き込まれ疲れを忘れた。

最後には涙で眼鏡も、ぐちゃぐちゃになった。

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この作品はセンセーショナルな内容で賛否両論を
巻き起こした実話を映画化したものだ。

小学6年のクラスを受け持つことになった新任教師が
1匹のブタを連れてくる。
「このブタを大きくなったら卒業までにみんなで食べよう」。

こうして先生、児童たちはブタを育てていくことになるのだが
次第に愛情が深まっていき、やがて食べるか
食べないかでクラスを二分することに、、、。

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これはあれこれ書くよりも観てほしい作品だなと感じた。
実話を基にした作品であることもそうだけど、
観た人によって本当に感じ方が違ってくるだろうから。

なにより食べるか、食べないかの意見、
その多くは子供たちの作中の議論のなかに

すべてが集約されている。

そしてもう1つ忘れてはいけないのが、我々が毎日
「いのちをいただいていること」を再認識させてくれる。

「いただきます」「ごちそうさま」。
この言葉の大切さも再認識させられた。

子どもだけでなく誰にとっても「食」の問題は
無関心ではいられない時代だから。

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教育映画的なうさん臭さを感じないのは「命の大切さ」や
「食」についての考え方を押しつけないで、
子どもたちの本音を引き出しているからだろう。

この映画の卒業式を控えた子どもたちがブタを
「食べるか、食べないか」で大激論するクライマックス。

子ども達は、本気で議論し本気で涙を流す。
真に迫った議論が展開する。実は子どもたちに
セリフ部分や結末が白紙のままの脚本を渡したそうで、

厳密な台本にこだわらず、子ども達には
自分の言葉でセリフを言うよう演出したという。

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動物ものや、子役が中心の映画はそれらに全てお株を
取られる映画が多いが、主演の妻夫木聡さんを始め
大人の役者も全員、自然体で素晴らしい演技だ。

さて、さて、ブタの運命はいかに...。

そして、私の涙の訳は、、、、?

Hito

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【この映画は絶対観るべきだと、ベルフラワーも言っている。】

Hito

コメント (2)
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