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自己チューの進行形日記でshow。

「悲しみの帳」【其の壱】。

2008年04月12日 | 音楽!何でも大好き

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【小林幸子さんの芸能生活45周年記念曲のCDとジャケット。】

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悲しみはきっとあなたの心に
何か気付かせるために降りた帳
涙を拭いて 横をむいてみて
ほら あなたは一人じゃない
私はそばにいる 

これは、演歌の女王。私より一日お姉さんの小林幸子さんの
芸能生活45周年記念曲「悲しみの帳」。のサビの部分の詞。

45周年。随分お年を召されてるとお思いの皆さん
彼女は何と9歳でデビューしてますから今が円熟期ですよ。

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この曲、2月20日に発売されてました。
私。演歌のシングルCDはあまり買わないんですが
これは購入しましたよ。

何故なら、槇原敬之さんのプロデュースなんです。

この歌のキーワードは〝自分らしく〟なんです。

今年、芸能生活45周年の小林幸子さんが、その記念曲を
出すにあたり、幸子さんは自ら、マッキーに
「曲を書いて欲しい」とお願いしたらしいのです。

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異色の合体と片づけてしまうのは簡単だけど、実は
このふたり、'91年の紅白歌合戦の対戦相手だったのです。

マッキーは『どんなときも。』で初出場を果たし、
小林さんは名曲『冬化粧』を引っさげ迎え撃ったのです。

ふたりの結びつきは避けられぬ宿命だったのでしょうか。
彼女のコメントを転載させていただきます。

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「そんな大袈裟なものじゃないんですよ。
 私がマッキーの大ファンなんです。それで、

 45周年の幕開けを飾るのに、いわゆる演歌の王道のような
 作品を歌うのは当たり前だし、せっかくだから冒険を
 してみたいな、と考えていたんですね。

 そこで彼に曲を書いてくれませんか、とオファーしてみたら
 『僕、幸子さんの大ファンなんですよ。

 喜んで作らせてもらいますと言ってくださって。
 去年の紅白も、私のリハーサルを見守ってくれたんです」。

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そして、さらにコメントは続く。

「最初に、作品が出来上がったときは、7分くらいの
 大作だったんです。詞がものすごく長くて。だから、

 マッキーに、これだとテレビで歌うときに収まらないから、
 もう少し短くしてね、とお願いして短縮して
 もらったんですよ。それでも、私からすると、

 まだ長いんですけど。演歌はコンパクトな詞で
 構成されていますからね。それと、演歌の

 レコーディングって、アレンジからなにから
 出来上がった状態で歌入れするんです。

 でも、彼の作り方というのは、その場の空気感を
 取り入れ、思いついたアイデアなども自由に反映させて

 ナマっぽさを大事にしながら音作りをするんですよね。
 そういう作業的なところも新鮮だったし、楽しかったな」

ということらしいです。

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演歌とポップス、ジャンルを超えた達人同士の願いは

ひとつ、胸に残る歌を届けること。だったという訳です。

【其の弐】に続きます。

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【今年彼女は、名古屋・福岡・東京で一ヶ月公演。大阪は無い。】

 

コメント (4)
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