malのあっちこっちブログ

山・旅・料理。。。

気ままに、気張らず、、出来ることを、、、

3250kmの旅・・・下関~博多

2014-05-23 10:49:58 | 2014 GWの旅
東京から下関 1565km



             さあさあ、寄ってらっしゃい見てらっしゃい

             そこの奥さん、旦那!

             今日の目玉は台湾産高級バナナ

             甘くておいしいバナナだよ

             どう?見てよ、この形と色、艶

             お宅の旦那とどっちが立派?ねっ?

             この高級台湾バナナがナント一山300円、たったの300円だよ

             奥さん!そこの八百屋で買ってごらん、5、6本入って300円はするよ。

             この高級バナナ、一山ナント20本で300円、どうよ?

             え?高い?渋いねえ、ここいらのお客さんは・・・

             よぉーーし、分かった、壇ノ浦から飛び降りたつもりでもう一山つけて、これでどうだ300円?

             え?まだ高い?

             一体全体どうなっちゃってんだろうねぇ?ここいらの人は?

             あんた達、奥さん、旦那はちゃんと給料持ってくる?

             持ってこない!そうだろうねぇ・・・

             あんた達、バナナは食べたことあるの?

             ホントに美味しいんだよ、このバナナ。

             よぉーーし分かった、こうなりゃやけくそ、あと5本付けて300円!

             どうだ!この野郎、持ってけ泥棒!


   



なんて、威勢の良い「啖呵売(タンカバイ)」が聞こえてきそうな門司に行ってきました。



前夜の雨も朝起きたら回復中、ホテルで朝食を摂ったので唐戸市場は後回しでブラブラ歩いて波止場に向かう

 

レトロな建物にカメラを向けながら、連絡船で門司へ

 

                                                        クラゲが可愛いと相方。

                                                        女の人ってクラゲ好き?



門司に着いたらタイミングよく跳ね橋が上がる



港周辺に移転されたレトロな建物

 

ついでに



やはりレトロなオルゴール弾きのおじさんをジーーーっと見つめるオジイサン



なんか、大正か昭和初期に戻ったような感じがする(知らないけど・・・ゼッタイ)

そんな中で三井倶楽部の



門司カレーに惹かれて入ってしまった

 

ここは、その昔アインシュタイン夫妻が泊まった建物でもあり、その当時の内装の設えが残されていたので100円の入場料で見ることができた。

結構、門司を堪能して下関に戻る。

しかし、ホテルの朝食、門司カレーと食べ続けでもう食べられない。

それでも意地汚いアタシたちは唐戸市場に行って「ふく」の唐揚げと天ぷらを一切れずつ買って半分こで食べた。




さあ、今日は博多ハイアットリージェンシーホテルに宿泊する。

相方のセレクトでこのホテルのエクゼクティブフロアーに宿泊なのだ。

既に速報の通り、アフタヌーンティ、ドリンクタイムともフリー。

チェックインでさえロビーではなく、このフロアーで座って行う、庶民をくすぐる格安ワンランク上のプランを手に入れていたのだ。

このハイアットリージェンシーホテルと言うのはアメリカ人のジョン ポーツマンと言うディベロッパーが最初に始めたと記憶している。

1975年、初めての海外でアメリカ アトランタに行ったとき、この地のこのホテルに泊まった。

そういう意味でこのホテルのロビーの空間、低めのエントランスの天井を抜けると10階以上の吹き抜けがドーーンとあって、その周囲に客室があると言う世界共通の造り方は、このハイアットリージェンシーが最初に作った、この空間になんとなく郷愁を感じてしまう。



部屋

 

ロビーの設え

 

そしてアフタヌーンティのケーキ



旅の疲れを癒やすのに、これ以上ない条件で過ごすことができた。

さあ、明日からは陶器市だ。



PS:この日アタシはカメラをホテルに忘れてきちゃいました。よって写真は全て相方のを使わせていただいております。