読書・水彩画

明け暮れる読書と水彩画の日々

北国街道を歩く(その8・最終ラウンド)

2014年07月15日 | 里歩き

今日は七夕雨の中
  昨日、野尻湖の宿「藤屋旅館」到着後すぐに沛然たる雨に見舞われた。湖畔の宿3階の部屋からは
 面積3.75平方キロ、水深38.5mの野尻湖が俯瞰出来た。
  雨はいったん止んだが、また夜半から雨音を聞いた。


  翌日は七夕。しかしこの日は終日雨で、雨合羽と傘で歩き通した。


  <野尻宿~関川宿>
   旧街道はトンネルをくぐる国道18号を越えてから合流し、野尻坂峠を下る。
   旧国道のスノーシェイドを2回くぐって、赤川の集落へ。

   信越線のガードをくぐると「一の橋」。その奥上に上信越自動車道・信越大橋が見える。

   関川を渡る橋は関川関所(復元・見学は有料)に通じている。

   明治天皇関川行在所址は関川本陣(大石家)跡でもある。
   関川宿に次いで合の宿の上原(うわはら)宿がある。
   
            


            


            

  <関川宿~田切宿>
    上原宿を過ぎるとスキー神社。ここ妙高高原は1910年旧陸軍高田師団がオーストリアのレルヒ少佐
   を招き、我が国に初めてスキーを紹介した地ということもあってスキーのメッカとなっているせいか。 
    
    毛祝坂を越えると妙高高原北少学校の校庭内に一里塚跡があるということであったが確認できな
   かった。
    国道18号の下をくぐって白田切川を越えると田切宿。田切宿には合の宿「二俣宿」が続く。

            


            

  
  <田切宿~関山宿>
   二俣宿から再び国道18号に合流するが、本来の街道は工事中ということで通行できず、「妙高大橋」を渡る。
  長い橋で、大型のトラックが通り過ぎる時は差している傘が持って行かれそうになる。

   坂口新田の旧庄屋さんの庭内に案内柱があった。

   この後国道から離れ、静かな街道をしばらく歩いていくと道は泉地蔵のところが曲手で、直角に曲がる。

   関山神社がある。

            

  
  <関山宿~二本木宿>
   いかにも街道らしい道を進むと北沢の一里塚跡。その後馬洗い場の大石に次いで「市屋の一里塚
  跡」があるはずであったが、見つからなかった(見落とした?)。
   
   信越線を越えて進むとそこは合の宿「松崎宿」。

   やがて安楽寺を過ぎて、二本木宿に入ると、本陣跡のような立派な構えの家の脇に明治天皇小休所跡
  があった。

   今日はここまで。二本木駅で信越線に乗り、高田のホテルに宿に泊まる。
   明日は引き返して、
またここから歩くことになる。
   
            


            


            

  (以上この項終わり)

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