読書・水彩画

明け暮れる読書と水彩画の日々

モデルを描く

2008年07月30日 | 水彩画
柏まつりでフリマ
 7月26日(土)と27日(日)は「柏まつり」。
 これまで我がボランティアグループは普段の障害者施設の支援活動から離れ、
 柏まつり恒例のフリマに参加している。今年で3回目。手持ちの不用品だけ
 でなく手作りの鉢植えやメダカ、ブローチやミニぽっくりなどのペーパーワーク、
 ビーズのケータイ・ストラップや冬場に備えて毛糸の靴下・帽子をなど出品し、
 グループの活動費の一助にしている。ほんとの手作り品を出しているお店は
 意外と少なくて、結構人気があり、殆ど完売である。
 間口2m奥行き1mの狭い路上店舗だが、何やかやで数万円を売り上げた。
  暑いさなか、4~5時間慣れない接客をするのは大変だが、冷たいビール
 を一人2本宛て配給してくれるので、団扇を片手にがんばる。途中雷が鳴り
 出し夕立が来そうな気配になってあわてたりしてなかなか楽しい。

         

裸婦を描く
  フリマ2日目は途中でお店を抜け出して水彩画教室へ。
  今日はモデルさんを描くことになっているので、なるべく休まないようにと
  言われているので、急いで教室へ駆け込んだ。
  モデルは年何度か描くことがあるが、コスチュームが多いので、めったに描く
  チャンスがないヌードを希望した。夏場ならモデルさんも楽じゃないか。
  ヌードのモデルはからだの線や骨格がきれいで、出来れば美人でという注文
  が多いように思われるが、モデルだからといって必ずしも美人の必要はな
  く、極端な話三段腹でも、超豊満でもそれなりに女性の裸体の美しさを備
  えていて需要もちゃんとあるとのこと。
  今回のモデルさんは若くしかも美形で描き甲斐があった。
  着痩せするタイプで、コスチュームを脱ぎ捨てるとてきぱきと3ポーズ。その中
  から生徒の希望が多いポーズを選び、本格的に描く(20分×4回、5分休
  憩)。
  今回は位置取りに失敗し、正面になってしまった。場所を変えても良かっ
  たのだが、与えられた条件の下で描くことも修行のひとつ、などと勝手に
  決め込んで難しい構図に挑んだ。
  モデルさんの左足と右足は膝の位置が違う。左足は膝を折っているが右
  足は伸ばしている。これを正面から描くとなると、足の長さを余ほどうまく
  描かないと不自然なポーズになってしまって、見る人を落ち着かなくさせて
  しまう。やはり斜めか背中が良かったかもしれない。今後の反省材料で
  ある。
  着痩せするタイプのモデルさんの質量感は出ただろうか。結構骨組みはし
  っかりしていて、肉付きも単に太っているのではなくしっかりと鍛えている
  感じがする。それは足首の細さなどに見て取ることが出来る。身体の内
  にある筋肉と全体の線の柔らかさが出せれば成功である。
  背景色はマゼンダとプルシァンブルーでつくった。

                      

  
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黒いトマト

2008年07月22日 | 畑の作物

どうなる黒いトマト

    松本清張に未発表の小説原稿発見!「黒いトマト」・・・「うそ~」
  4月末にトマトや茄子の苗を買いにいった際、珍しい「黒いトマト」の苗を
  見つけた。なんとなく気色悪い感じであったが、物珍しさが先立って、1本
  だけ買ってみた。
  その後既報の如く我が家のミニ菜園はトマトの木に異変が生じ、全体に
  不作の兆しが見て取れて、黒トマトにも先行きに黒雲が垂れ込めていた。
  ところが、天候が回復し梅雨明け宣言が出たら、トマトも何とか持ち直した
  気配で、件の「黒いトマト」ももしかしたら腐ってしまったのかと危ぶんだの
  は間違いで、これから黒くなるらしい。
  このどす黒さ。雰囲気は覗えますか?

   

孫育て奮戦中
 
 先ごろ(6月24日)次女に第一子(男児)が誕生し、ただ今実家に戻って子育
 て真っ最中の娘を介助中。

 大きな役割は「沐浴」。娘の旦那は週末には我が家で過ごすので役目は当
 然父親に譲るが、妻は娘共を生んだときは当然沐浴は私の役目だったの
 で未体験。娘は「こわいよ~」。「帰れば自分で入れなきゃならないんだから」
 と、沐浴指導をしたものの、初回に息子の口にちょっと湯を入れてしまって、
 途端に自信喪失。昔取った杵柄とばかりに張り切らざるを得ない。
 洗面台を使っているものの、中腰でしかも少しは緊張するので、終わると腰
 が張る。普段使わない筋肉を使うのでてきめんに咎めがくる。治ったはずの
 腰痛再発。おかげでボランティアの草取りを休んでしまった。
  (孫はすくすく育って2910gだった体重は3940gに、身長は49.8cmが
  56cmに増えた。生後1ヶ月目前。)

 思い返せば長女の第1子(男児・只今5歳)のときも同じ体験をして、たまら
 ず「20年は大丈夫」と保障してくれた、掛かりつけの鍼灸院に駆け込んだら、
 「これはくたびれ腰」と言われた。
 2月に長女に第2子(女児)が誕生したが、幸いこのときは妻が駆けつけ、泊
 り込みで手助けをした(親ってなんと有難いことか!)ので、この児の沐浴は
 未だしていない。もう半年近いのでお風呂は一緒に入って洗ってやれるので
 もう腰の心配などしないですむだろう(だがこれはこれで大変なのだ。特に頭
 を洗うときなどは。)。

 子の世話を親に頼れる人は恵まれている(特に娘は)が、早めに子供を生ま
 ないと、肝心の親は必要なときに役に立たなくなる(沐浴はおろか腰が痛くて
 孫は抱けない。代ってミルクをやるときに手や目が覚束ないなんて羽目にな
 りかねない。)。

 ちなみに来年早々には我が三女に第1子が誕生予定(駆け込み出産?)。

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モデル描画に備える

2008年07月18日 | 水彩画

黒猫のいる裸婦(弦田英太郎画伯)

 今回の水彩画教室では、来週の裸婦描画に備えて、巨匠の裸婦を
 臨画しました。
 弦田英太郎画伯の「黒猫のいる裸婦」は昨年も描いています。
 この裸婦には不思議な魅力があります。原画には顔全体に猫科動物
 に見られる、相手を試すような、挑むような表情がよく表現されていま
 す。こうした表情をうまく描くことは、われら凡人にはなかなか出来ませ
 ん。(ご本人は「純粋で哀しく、孤独な影がにじむポエジーが・・・。」と
 おっしゃっていますが。)
 そもそも原画が油なので水彩で同じような調子を求めても無理があり
 ます。特に背景の微妙な色合いはそのまま出ないので自分なりに変え
 ました。
 人体の色は肌色だけではなく、血管の静脈の青、毛細血管の赤などを
 入れないとほんとの肌色になりません。脚・足のように重力の法則で血
 液がたまり易い部分は赤を濃くしました。
 今回は顔の傾き加減を先生に指摘され修正しました。昨年の絵と比較
 すると少し原画に近づいた感じがします。

 *弦田英太郎 1920年東京生まれ 東京美術学校卒 コンラッド・メイリに
   師事 日展特選 一水会会友
  「裸婦はあらゆる芸術で、最も困難な題材のひとつである。永遠の象
   徴として、裸婦の美しさを生涯掛けて追求していきたいと思っていま
   す。
   デリケートな肌のにおいや、ふくよかな女体のエロチズムの中に、
   純粋で哀しく、孤独な影がにじむポエジーが欲しい・・・。
     願いつつ黒猫のいる裸婦を描きました。」

                       
                   【黒猫のいる裸婦】 原画(8号)

                      
                        2008年7月臨画

                      
                     2007年1月臨画



  

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今時の畑の作物

2008年07月12日 | 畑の作物
トマトに異変!
 今年は梅雨らしく雨が続き、また急に梅雨時にしては高温の日が続いた。
 そのせいか、いつもなら秋口に起こる現象が今時に発生。トマトは色づき
 始め、からす避けにネットなど張って、収穫を待っていたら、なんと早くも
 トマトの木の下側から葉っぱが枯れ始めるという異変が発生していた。
 しかも10個のうち7個くらいは実の一部が黒ずんで病気現象。今年はトマト
 は不作です。

  

 茄子も葉っぱが網のように虫に食われてしまいました。ちょっと消毒を
 恐れたせいで茄子特有の虫被害に会っています。

 

 例年より遅く植えた「しょうが」は順調に育っています。十分な肥料と水分
 を求める作物のため油断できません。

 
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