読書・水彩画

明け暮れる読書と水彩画の日々

夏の思ひ出

2010年09月26日 | 水彩画

麦わら帽とサングラスと
  暑かった夏が、それこそ嘘のように秋に切り替わって、突如10月下旬のような
 気温になって驚いた。

  これまで桃やブドウなど夏の果物などを描いたが、夏の終わりに思い出となる
 小物を描こうということになった。それぞれ蚊遣りや団扇、下駄と扇子など持ち寄
 ってだが、
 さて、季節(夏)の小物とはなんだろう。

  我が陽の夏の思い出の品。
  麦わら帽子は10年ほど前にハワイ・マウイ島ではしゃいだ気持で買ったものの
 あまり被る機会がなかった。
  サングラスは義理の息子になりそこなった長女の元彼のNY 土産。D・マッカー
 サーが連合軍最高司令官として厚木飛行場に降り立ったときに掛けていたのと
 同じレイバンである。
  なんでその脇に冷酒(「江戸三」は奈良の老舗旅館「江戸三」のオリジナル吟
 醸酒)と江戸切子のグラスがあるのか。吾輩にとって日本酒をたしなむことは日
 常の習いであるが、やはり冷酒とそれを受ける切子グラスは夏の思い出の一品
 である。
  後ろに横たわるのは夏の花の代表格「さるすべり」

  さて、麦わら帽の編み目は丁寧に描かなくともそれらしく描かねばならないが、
 それが難しい。切子のカットも同じ。
  まあ、そのうちうまく描けるようにんるんだろう。

     
     clester CBF6 
    (以上この項終わり)

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銀木犀が咲いた

2010年09月25日 | その他

秋の香り一番

 台風が房総半島の沖合を通過中という今朝、雨戸を開けたら風に乗ってかすか
に漂ってきた銀木犀の香り。

 一昨年は9月29日、その前は9月19日だった。(昨年の記録なし)
 今年の天候異変で野菜・果物などの生育がやや変調をきたしているが、花はど
うだろうか。木犀は平年通りなのかも知れない。

 金木犀の方はいつも遅いが、今年はまだ花芽も定かでない。

  
    銀木犀1

  
   銀木犀2

    
   金木犀1                  金木犀2

  (以上この項終わり)

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秋大根第2弾

2010年09月19日 | 畑の作物

大根の間引きと秋蒔き第二弾
  
大根・小松菜を蒔いて一週間たった。双葉が大きくなったので、第1回目の間
 引きを行った。
  専用のピンセットでいびつな双葉や育ちの良くない芽を摘み、軽く土寄せする。
 優秀なのだけ残すわけだが、人間に置き換えると随分と冷酷な仕打ちである。
 最後に一本だけ残す。

   


  

  今日は大根の畝をもう一本作って第2弾の種蒔き。
 前回は太田胃散の缶を使ったが、今回はアルミ製の飲料缶の底を使って直径
 6センチほどの円形の凹みをつくり、大根の種10粒ほど蒔く。
 その上に土を1センチほどかけて軽く抑える。

   

 その上に水をかけて、後は発芽を待つだけ。

 猛暑で弱った茄子の木を思い切り切って新しい枝を育てた。
 秋茄子の花が咲いた。

     
  
  (以上この項終わり)

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またも佐々木譲を

2010年09月17日 | 読書

◇佐々木譲の「暴雪圏」を読む
 2009年2月新潮社から出版全403ページの大作
 (初出は小説新潮2008.1~2009.1)

 川久保篤巡査部長は北海道十勝郡志茂別町(架空の町)の駐在さん。
 強行犯係の有能な刑事でありながら3年前の北海道警不祥事件に伴う玉突き
人事異動で広尾署の駐在に配属された。
 駐在所の巡査部長といえば、受持ち範囲の遺失物とか家出人とか喧嘩の仲裁
とか、軽罪事案処理に明け暮れているかといえば、そうでもなく第一線の警官とし
て初動の要となる。その辺のところは「制服捜査」(2006.3新潮社)に詳しい。
本書は川久保巡査部長もの第2作である。

 「暴雪圏」のすごさはなんといっても北海道という地にしか生まれないといってよ
い大自然の脅威であろう。地元では「彼岸荒れ」という暴雪がやってきた。しかも
10年来という超大型。その圧倒的な猛威の前に、なすすべもない犯罪者と警察と
いう話であるが、主役はやはり「彼岸荒れ」。たしかに川久保巡査部長は駐在とし
ては出来過ぎの働きをし、最後には殺人犯を捕らえて主人公らしいおさまりとなっ
てはいるが、私としては主役は「彼岸荒れ」だ。これなくして今回の事件は起こり
得ない。

 いまや「爆弾台風」と化した「彼岸荒れ」。いわば町全体が密室渋滞となった中
で、一軒のペンションに吹きだまりのように集まってきた幾組かの事件関係者。
暴力団組長宅に押し入った強盗殺人犯の片割れ、二千万円という会社の金を
持ち逃げ中の中年男、出会い系で知り合ったジゴロと不倫に走り、携帯に写真
を撮った男を殺し関係を清算しようとする主婦、義父の性的虐待から逃れる高
校生とその子を車で拾ったトラック運転手の青年、もともと北海道旅行でここを
予約していた定年夫婦・・・。登場人物のあまりの多さにいささか戸惑う。

 10年来という「彼岸荒れ」の猛威は続き除雪もままならず、次第に町の交通網
が不通となっていく。犯罪者も警察も動きがとれない。
 暴雪でペンションの中に閉じ込められた十数人の男女。簡単に殺す殺人犯はジ
ゴロを殺す。残る人たちはおおむね怯える。雪が収まるまでの数時間、この密室
でドラマが続く。

 暴力団組長宅から金を奪った二人組。冷徹な本物のワルが運転を誤って雪道
を転落、呆気なく死ぬという設定が実にあっけなく、もっと作りようがなかったのか
なと残念。また、もう一方のすぐ切れて発砲してしまう殺人犯は川久保巡査に撃ち
殺されるが、せめて足など撃って怪我をさせて、相棒の最期を聞かせてやることも
出来たのではないかなどと勝手なことを思ってしまう。

 いずれにしても久々に佐々木譲を読んで大満足。新作が待たれる。

     

     (以上この項終わり)

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秋大根を蒔く

2010年09月16日 | 畑の作物

大根と小松菜を蒔く
 今年は日照り続きで、畑の土も固くひび割れし、とても鍬やスコップが使えない
状態であったが、先日の台風9号のお湿りで、ようやく耕せるようになった。
 枝豆やインゲン豆、生姜の後の畝のうち1本半を耕し、消石灰で土を中和して
肥料を混ぜておいた。

 先週土曜日に娘家族が来たので、旦那と孫を連れて家庭菜園に出かけて耕作
実習。
 娘婿はこのごろどうしてか菜園耕作願望が募り、マンションベランダにプランタ
ーを置いて野菜をつくる準備を始めたというので、この際実技もと思ったが、孫は
畝のなんたるかを知らないで歩きまわるので孫の方を任せて見学させた。

 小松菜は筋蒔き。木の板で深さ1センチくらいの溝筋をつくって、種を蒔き、その
上に土をかけそっと押さえるだけ。あとは水を撒く。
 大根は太田胃散の空き缶で畝を押さえて直径6センチ、深さ1センチくらいの凹
みをつくり、種を6粒くらい蒔く。その上に細かくした土を撒いてそっと押さえる。そ
して水を撒く。

   

 さて、蒔いて4日たった今日は水曜日。
大根が去年の種なので発芽に懸念があったが、無事に発芽していた。
小松菜も順調に発芽。
鳥対策として白いビニールテープを張った。
次の作業は間引き。

     

   
   

 (以上この項終わり)

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