笑顔抱きしめ

小さな幸せの元を探して
身の回りのこと・大好きな木村拓哉さんのこと

おしゃべりたっくん。海馬の一部(わっつ2010/11/12)

2010-11-15 | わっつ
今頃になりましたが、わっつ。
前回のラストで話していてくれたように、たくさん届いた試写会を見た感想や質問のメッセージを読んでくれた。

”「SPACE BATTLESHIP ヤマト」公開まで20日を切ったよ。
完成披露試写会で、一足早く観てくれた方からの質問に、なんでも答えますSP!”
略して、”ヤマトの質問”・・・ってね。

でもねぇ、ネタバレしすぎです。拓哉君。
そして、クリリンは4回目の試写会にいったという・・。

メッセージの前に拓哉君が言った言葉、
「ヤマトは大ざっぱに分けるとSFだけど、戦争のお話」
「古代自信も、地球防衛軍の軍人だから・・・。」って。
雑誌のインタでも言ってたよね。
戦争は絶対に嫌だって。
この思いが伝わるといいね。

メッセージ1は、アニメ版は見たことがないしどんな話かも全く知らなかったという女性から。
「1本の映画として、作品として、本当に見て良かった。
大迫力と、繊細な人物描写を両立させた山崎監督は凄いです。何度も泣きました。
ところで、質問です。田中要次さんの名前をエンドロールで見つけました。どこで出てきましたか?」

田中要次さんもだし、彼以外にもHPとかでは発表になってない、いろんな人が出演してくれているそうで
戦いの悲惨さを背負う安藤隊員に浅利陽介君。
あと、美術さんや衣装さんも隊員の中で映ってるとか。

で、田中さんは古代君が登場したシーンだって。
古代進がいきなり、殴った相手が、田中さんですという拓哉君。

ごめんなさい。田中さん。
あのシーンはよく覚えてます。
でも、私、手のアップをみて、「あ、拓哉君だぁ!!」と思ったとたん、他のことが見えてませんでした。
今度映画を見るときは、気をつけますね。

メッセージ2.
「すごい迫力の映画に仕上がりましたね。
 こんな迫力のある日本のCGは初めてです。
 戦闘機の闘うシーンは、どうやって撮影したんですか?
 特にコスモゼロの飛行シーンは圧巻でした。
 あの揺れとかの迫力はどうやって出したのでしょうか?」

コスモゼロのコクピットは実寸大で作りました。
クリリンの興味のあるアナライザーは、全部CGです。
コックピットは作って、そこに古代君が乗り組んで・・・。
で、飛ぶ時には、そのコクピットの周りの羽根やキャノピーなど、機体を全部白組がVFXで描いて完成してる。

揺れてる感じの細かい揺れはカメラを揺らす。
で、コクピットの中の拓哉君も、Gがかかるだろう瞬間とかは自分で。
実際ブルーインパルスでの経験を生かして表現をしたという。

ブルーインパルスに同乗させてもらった時の
定点カメラの正面からの映像を、ディレクターのデグさんからもらった拓哉君。
「木村さんのノーカットノー編集のやつ焼いたんでもし良かったら・・・」(いいなぁ。)
VTRをもらった後に、その『ヤマト』の戦闘機のシーンで、
それを何回も何回も見直して。
あのさんタクのブルーインパルスの僕の体験は、かなりヤマトの撮影のパワーになりましたね。

監督にも、「こういう素材有るけど」って言ったら、
「見たい、見たい。」って。
「ああ、光ってこういう風に反射するんだ」とか、
「あ、光点がここにある場合はキャノピーにここに反射が映って、ゴーグルにこうなるんだ」とか。

”俺が見てたのは、人物の揺れとか目線とかだったんですけど、
 山崎監督は全然違う所を見てましたけどね。”

でも、今から思っても、凄い体験をしたんだよね。拓哉君。
別物だと思ったものが、そうやって結びついていく。

(で、今年のさんタクは進んでいるんだろうかと、ふとおもったり・・・。)

メッセージ3.
「”ヤマトのCG最高!!”って、友達に言いまくっています。
キャプテンは、完成品を観てどう思いましたか?
CG一番ビックリしたシーンはどこですか?
私は、ガミラスの戦艦に、ぶったまげました。
コスモゼロが、自由落下で落ちて行くシーンも、日本の映画とは思えないと思いました。」

拓哉君が、完成品を観て、一番ビックリしたシーンは地上からヤマト出てくるシーン。
「あそこ凄かったね!」って監督と後から話したら、やっぱね、あそこ一番気合い入ったらしいです、全編の中で。

ヤマトが地上から姿を現すところ。
白組スタッフが、いったん持ってきた映像を見た瞬間に
「俺のイメージこんなんじゃない!!!こんなクオリティでは・・・何で、お前ら出来ないの!!」って一括した監督。
で、俺がやるって監督が作ってみたけど、監督でも出来なくて。
白組が所有しているソフトでは出来ないんだということが判ってきたのがあと、一ヶ月で締め切りという時期。
あのシーンだけは監督としては予告に入れたかったから、公開までと言うより、もっと前の期限。

どうしても入れたいけど、今のソフトで作ったら人に観せられないものになると
新しいソフトを教えてもらえる人から探して、
そのあと1ヶ月間、あのシーンに費やしたって言ってましたね。
「あのシーン、ほんと凄いと思ったもん、俺。」

で、CG繋がりでの裏話。
拓哉君自身が、CGになってるところもあるという。
白組のスタッフに、CG用のデータを取りたいと言われて
四方八方からデジタルカメラで撮影し、口の形も何パターンか撮って
ヘルメット被った状態のも撮っって・・・。
「完成品を観た時に、スクリーンの中に古代いましたね。
 俺、ここ撮影してねえなと思ったんだけど、いましたね。」ってね。

そのあとの大きなネタバレがあったあと、主題歌の話になって・・・・。
この曲にも、面白いエピソードが実はあるんですよって話してくれたのは、スティーブン・タイラーさんの海馬の話(笑)。

これは監督の山崎貴さんが、ぜひ彼に歌ってほしいっていうことで、実現した主題歌なんですけど・・・。
監督が、オファーとともに台本を英訳して送ったらしいんですよ。
「こういう映画なんですけど、主題歌作っていただけませんか?」ってことで。
その際に、僕の資料も一緒に届けてあったんですね。
劇中の写真とかを添えてあったらしいんです。
そしたら、何とこのスティーブン・タイラーが、
「俺、コイツ知ってんぞ。」って、言ったらしいんですよ。
まあ、間に入ってくれた人が、
「そんな訳ないですよ。こいつ、日本の俳優ですよ。」
って答えたらしいんですけど、スティーブンは、
「いや絶対、俺こいつ知ってるって・・っていうか、コイツに昔会ってるもん。」
って、言い張ったんですって。
そうなんですよ。
あのスティーブン・タイラーは、僕が一緒にフォトセッションをさせてもらった雑誌のCUTっていう撮影の事を、
1998年のことなんで、もう12年も前のことなんですけど、覚えていてくれたんですよね。
ちょっとドキドキしますよね。
げ!スティーブン・タイラーの記憶の一部だ!(キャッ、直季の言葉)
スティーブン・タイラーの、脳みその海馬の中に、俺がいるんですよ。

CUTの写真を探して見てみた。
拓哉君は少し髭が生えてる信長の時。
だから、髪は、古代君より少し長い。

インタの言葉を見ても、「スティーブン・タイラーに、お前のCDは?」って、聞かれたりして、
ミュージシャンとして話してるんだよね。
スティーブンの耳をペロリって写真は強烈ではあるけれど
12年前。それも、1冊のフォトセッション。ずっと一緒だったわけではない。
でも、記憶の中にしっかり存在してる拓哉君。
出会ったときかなり強い印象で、存在感があったのでしょうね。


グーパーウォーク1