日銀券を増刷して日本国を救う村島定行のBlog

①日本は世界最大の債権国、お金がなければ刷りなさい②英語を多用すると次第に馬鹿になる③靖国参拝は日本人の義務だ。

上海市場発世界同時株安について

2007年03月06日 | 経済
上海市場で株が暴落し世界へあっという間に世界に伝搬した。「上海が大きくなり世界が影響を受けるようになった」とか「上海で何が起こっているか」などと思わせぶりな記事が目立った。しかし真の原因は日銀が行った0.25%の公定歩合の引き上げが影響している。0.25%は大きくないが、日銀総裁が「徐々に引き上げて行きたい」とはっきり述べたことが影響しているだろう。例えば1.5%まであがればどうなるであろうか。円キャリートレードのうま味は消滅し、中国やインドの高度成長はスピードが半減する、さらには米国の高度成長も終わるであろう。
ここ10年の世界の好景気は日本がゼロ金利にして身を犠牲にして世界に富をもたらしたのである。
 日本経済は一国で世界に富をもたらすほど強力である。いい加減他人の繁栄のために働くより、日本人のことも考えなければならない。ここ10年の需要抑制政策で格差は拡大し、日本の下層階級の苦しみは空前の規模に達している。皆が助け合ってきた日本社会の良さは毀損されてきている。
 政府も日銀も産業界も学会も日本経済の大きさ、強さを知らない。
 日銀が金利を上げれば世界経済は引き締め状態になり、金利を下げれば金融緩和状態になる。日本銀行が世界の中央銀行のような役割を果たすことになる。

アナリストの話を聞いていると日本の株が下げ止まるためには米国経済が下げ止まらなければならないといっている。ばかなことを言ってはいけない世界をインフレに出来る金があるのならその金を日本に投資すればいいのである。世界をインフレに出来る国が日本をインフレに出来ないのは総需要抑制政策を取っているからだ。歳出削減と増税という小泉路線が誤った政策であり、ゼロ金利にしても日本がインフレにならず、膨大な円借金取り引きを生んでいるだけである。円を印刷して日本人の懐を豊かにして日本の金を日本に投資できるようにしなければ成らない。
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